庭で見つかるオオカマキリの卵のうは、ススキやチガヤなどイネ科の茎についている。
今日現在、3個ある。
枯れ草に紛れるように隠れているおかげで生き残っているのだろう。
もっと剥き出しの場所では、おそらくカラスのしわざと思うが、大方は消失してしまう。
真っ二つに割れた卵のうが、よく路上で見つかるのだが、カラスが割って食べるところを、一度だけだが目撃したことがある。もちろん中身は綺麗にすっかり食べ尽くされている。
オオカマキリの卵のうの中心部はかなり硬くて、簡単には割り開くことはできないが、カラスはクチバシと脚を器用に使い、上手に食べているようだ。
以前、あちこちから集めた卵のう10個を庭に置いておいたら、10日間ほど留守にしている間にすべて消失していた。
おそらくはカラスのしわざだったのだろうと思う。

優しい音色だな、と思えば、
モズのオスがエノキの頂上で、囀っていた。
いわゆる、ナワバリ宣言とやらだろうか。まさに「百舌鳥」。
すぐ近くの上空を、ツバメが旋回していた。