三股町 自宅林
椎茸のほだ木置き場を眺めていたら、
ササの葉に肌色をしたシンジュサン(神樹蚕)の繭があった。
地上高90センチ。幼虫が育ったと思われる食樹のカラスザンショウ根際から3メートルほど離れている。
それなら他にも見つかるだろうと思い、カラスザンショウに近寄ってみれば、ヤブムラサキの枝にも一個、繭がぶら下がっていた。写真画面の背景に見えているのがカラスザンショウ。
例年、ここのカラスザンショウではシンジュサンが育っているようだが、
枝葉は高所にあるため幼虫の姿を拝むことは叶わない。
うちの林でシンジュサンの食樹は他に、ニガキ、クロガネモチ、クヌギ、エゴノキが植っている。
クヌギとエゴノキではまだ幼虫や繭を確認できていないけど、目線を変えて探してみれば繭がさらに見つかるかもしれない。
同じヤブムラサキの枝に、モズのハヤニエもあった。ミミズはハヤニエの常連だ。
モズにとっては見つけやすい獲物なのだろう。
林を降りきった池の手前で、落ち葉の上にアカギカメムシを発見。
「え!?こんなとこに」
まあ先日にも見たばかりだけど。
弱々しいけど脚を動かしていた。
越冬は無理だろうなあと感じるもさて、どうなんだろう?
自宅の外壁には、キマダラカメムシ。
今日の日中は比較的、暖かったせいだろう。
越冬場所の隙間から出てきたようだ。