2021年01月03日

スミナガシ幼虫、終齢になる

三股町 田上

長い脱皮休眠が続いていたが、今朝になってようやく脱皮した。

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3齢から飼育していたスミナガシの幼虫で、やっと終齢(5齢)になった。
脱ぎ捨てた4齢頭殻がこちら。↓

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脱皮後、新しい葉(ヤマビワ)の裏に落ち着いたがまだ食事はしていない。
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クヌギ伐採木の片付け作業の続きを今日も行った。
伐採枝のほとんどは片付いたが、観察路を塞いでいる太くて長い幹の切断には時間が掛かる。
今日は、観察路が通れるように二箇所を切断した。
一箇所は地面からアーチ状に浮いており、しかも斜面なので、切断のやり方は慎重に行った。
上下から少しづつチェンソーを入れて、最後は下から突き上げるように貫通させた。
完全に貫通してもアーチ状に密着しており、一気にゴロンとは切り別れない。

そこでタガネを打ち込んで、やっとのことで分離できた。
タガネは、ミヤマカミキリ幼虫やシロスジカミキリ新成虫を割り出すときに使ったもので、ハンマーも特大。
扱いには気を付けないと、自分の脚など潰しかねない。

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posted by やまかます at 20:18| チョウ