2021年01月02日

ゴマフリドクガ幼虫

三股町 田上

朝から伐採枝の片付けなど、山仕事に励んだ。

伐採枝を選別し、林から庭へと担ぎ上げる。これを何度も繰り返す。
そのうち、ふと足元のクヌギ落ち葉に、色鮮やかなイモムシ(毛虫)が目に入った。

幼虫越冬なので冬場にはよく目に付く、ゴマフリドクガ幼虫だ。
何回もそばを通るも、じっと動かない。いや、よく見ると虫こぶに食らいついているようだ。

ゴマフリドクガ-5631.jpg


そっと落ち葉ごと顔に近づけてみると、幼虫は丸くなって地面に落っこちた。
して、虫こぶの外壁は大きく抉れて穴が開いていた。やはり、おそらく、幼虫がかじって食べたものと思う。
ゴマフリドクガ幼虫の食樹は多様で、以前、イヌビワの果実表面をかじっていたこともあった(冬)。
それにしても、虫こぶの外壁は意外と硬い。それをかじるのだから、かなり時間も要したことだろう。

ゴマフリドクガ-5640.jpg

細かい伐採枝は、薪にし薪の火を眺めながら休憩をとった。
いつもなら焼き芋を焼くのだが、今朝は餅を食べ過ぎてしまった。
ボ〜っと、火を眺めながら、静かな時間を過ごした。
posted by やまかます at 21:56|