2020年11月30日

イシガケチョウ、越冬成虫

延岡市植物園

オガタマノキの枝先にぶら下がっていた、
ミカドアゲハの越冬蛹。
帯糸も切れて風に揺れていた。ほぼ目線の高さ。
蛹のついた葉っぱがなんらかの理由で枯れてしまったのが災い。これでは目立って仕方が無い。

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OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ボロボロノキから2メートルほど離れた藪の中で見つかった、
ベニツチカメムシ集団。
まるでオビカレハの越冬卵のように枝を取り巻いている。
いづれ厳冬期には地中に移動してしまう。

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OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

三股町 田上

自宅の向かいの果樹園の下生えでは、ハナミョウガが自生しており、クロセセリ幼虫2頭を継続観察していた。
うち一頭は忽然と姿を消してしまった。他の株を探ってみると、蛹化場所の形跡を見つけた。
真新しい座糸の状況から、蛹は何者かに食べられてしまったようだ。
クロセセリの蛹では、こうした災難?をよく見る。

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OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

同じ株のすぐ隣の葉をめくったら、イシガケチョウがペタリと張り付いていた。
地面からわずか20センチの高さ。

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EOS-5D MarkV EF15mm F2.8フィッシュアイ

葉をめくるとき、イシガケチョウの体に触れなかったのが幸い。
こんな出会い、今年の1月16日にもあった
イシガケチョウの越冬成虫が見つかるのはワンシーズンに一回程度。
しかし、この冬はまた新たな出会いがありそうな予感がしないでもない。
posted by やまかます at 20:42| チョウ

2020年11月29日

ヨコヅナサシガメ幼虫

福岡県 飯塚市

今日は飯塚市で講演の仕事。
昨日は講演会場の近くにある、「勝盛公園」で観察会を行った。
コンクリート路面を歩いていたのは、ヒメツチハンミョウだった。まるで私に会いに来たような、そんな登場ぶりだった。
クヌギの大木には、無数のクヌギカメムシが集まっていた。
ほとんどは、オス。

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クヌギの幹で、腹を見せて死んでいたのは、ミミズクのメス。

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多数のクヌギカメムシがヨコヅナサシガメ幼虫に吸血されて、死んでいた。
もしかしたら、ミミズクも餌食になったのかもしれない。それとも寿命が尽きたのだろうか?

アラカシの幹で集団形成をしていた、ヨコヅナサシガメ幼虫。
卵塊の残りも見えている。

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OM-D E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 18:27| カメムシ

2020年11月27日

スズミグモ、死骸見つかる

三股町 田上

今月の一日にスズミグモの卵のうを確認した、。
スズミグモのメス親は産卵したその後、屋根の庇の方に移動して落ち着いていたが、しばらくして姿を見失っていた。
先週半ば、少し離れた西向きの庇にいるところを見つけることができたが、痩せて元気が無いように見えた。
網を張って獲物を待ち受ける体勢ではなく、辛うじてそこに留まっていた。

そして、今朝のこと、寝室の窓の下、コンクリート面に死骸があった。
すでにアリ達が解体作業に取り掛かっていた。
このスズミグモのメスは、9月半ば頃からずっと観察していたので、その行く末が気になっていた。
おそらく自然死だったのだろう。
アリの餌になり、また別の命に生まれ変わるのだろうなあと、しばらく見ていた。

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庭には無数のジョロウグモが網を張っている。
今朝は網に掛かった落ち葉を、糸を噛み切りながら除去作業に忙しい、メスもいた。
落ち葉はコマユミ

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posted by やまかます at 21:01| クモ

2020年11月26日

コミスジ幼虫の食事

三股町 田上

午前7時45分。
自宅林の池辺に設置してある撮影用ブラインドを点検。
三脚と椅子は置きっ放しだが、ブラインドの生地は防水シート製。

ふとブラインド横のシロダモを見上げると、
去年とほぼ同じ位置にムラサキツバメ集団がいた。地上高3メートル。
右上の枯れ葉にいる2頭と合わせて、全部で11頭になる。
2メートルの脚立に登って撮影した。

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OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午前8時50分。
庭のナツフジで、コミスジ幼虫が見つかる。
「へ」の字型ポーズで、じっとお休み中。

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EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU

9時55分。木漏れ日を受けて食事中。
体は真っ直ぐ「一」の字。

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OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午前10時02分。
ツワブキ上のジョロウグモ網巣に、ヒメアカタテハが掛かっており、糸でグルグル巻きにされていた。
ここ連日、ツワブキの花に来ていた同じ個体かと思う。

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OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午前10時06分。
一見元気そうに威嚇をするハラビロカマキリ♀。
しかし、体に触れてもしっかり脚を踏ん張ることができず、ヨタヨタ歩きだ。
お腹はでっぷり、産卵するだけの体力はまだあるんだろう、と思いたい。

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OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

上米公園

午後4時35分。
ウスタビガの繭は、今日もまだ羽化していない。

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OM-D E-M1 MarkU EF70-300mm F4-5.6L IS USM FL-900R
posted by やまかます at 19:44| チョウ

2020年11月25日

テイカカズラの果実と種子

三股町 田上

テイカカズラの蔓は、自宅林にも数多く見られるが、花をつける株は限られている。
林のほぼ中央、センダンの太い幹に絡んだテイカカズラは、今年も5月末頃に開花した。

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(写真は5月24日に撮影:Canon EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM )

今の時期は、果実が実り、そろそろ種子が弾け始める頃。

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(種子落下は、プロキャプチャーモードで撮影)

OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

上米公園

先日のスミナガシ3齢幼虫がいるヤマビワは、継続観察しているウスタビガ繭のイロハカデから歩いてすぐの場所。今日もまた覗いてみた。
このあと4齢、5齢と順調に成長できるだろうか?


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OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350 
posted by やまかます at 20:32| 樹木

2020年11月24日

ムラサキツバメ

三股町 樺山

テイカカズラの果実を撮影していたら、すぐ足元にムラサキツバメのメスが転がるようにしてやって来た。
すぐに翅を全開にして、日光浴を始めた。
このあと、しきりと葉上についている滴を吸っていた。

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足元と言えば、落ち葉の上に佇んでいた、アカイラガ幼虫。
そろそろ、営繭の準備に入る頃だろう。

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OM-D E-M1 MarkV   M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

田上 自宅

一昨日、伐採したクヌギ
根本にチェンソーを入れたなら、どの方角に倒れるのか極めて読みづらい木だったが、観察路上に沿って倒れており、まさに見事な着地だったと言える。
これが少し逸れると、椎茸のホダ木置き場を直撃するし、最悪は庭の畑を潰すようなことにもなっただろう。

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この切り株からは来春になると萌芽はするけれど、2年目には枯れてしまい成長できない。
林を全伐して明るい環境にしないと、クヌギの萌芽更新に必要な日照が足りないからだ。

ナナミノキの方は日当たりも良い場所だし、萌芽力も旺盛だからいづれ枝葉を茂らせることだろう。
幹周りもえらく太くなり過ぎたし、家屋からの距離を考えると、樹高を屋根より低く抑える必要があった。
ともかく木の成長は想像以上に早い、ということを改めて感じる。

 
posted by やまかます at 20:29| チョウ

2020年11月23日

間に合うか? スミナガシ幼虫

三股町 上米公園

ヤマビワの葉に、スミナガシ中齢幼虫のしわざ、があった。

まさかいるわけないよな、と枝を手繰り寄せて見てみると、3齢幼虫がクリン、と体をそらしていた。
産卵日はおそらく、今月に入ってからだろうと思うので、それまでメス成虫が生き長らえていたのだろう。
この幼虫が成長を遂げて蛹になれるかどうかは、かなり危うい気がしてならない。

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OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

継続観察している、ウスタビガの繭(メス)は、今日もまだ羽化してない。

自宅庭

ツワブキの花に、ヒメアカタテハが来ていた。
キタテハもいて、まるでお互い競うかのように、吸蜜に没頭している様子だった。


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OM-D E-M1 MarkU  EF70-300mm F4-5.6L IS USM プロキャプチャーモード


「綾の手紬染織工房」さんから案内ハガキをいただいていた、『綾工芸まつり』に行って見た。
今日は開催三日目で最終日。「綾てるはドーム」という巨大な建物の中、各工芸店がブースを並べており、たくさんの来客で賑わっていた。
母親の誕生プレゼントに絹染織りのショールを買った。



posted by やまかます at 20:49| チョウ

2020年11月22日

キタテハとテングチョウ

木城町 木城えほんの郷

昨日(21日)から今日の正午まで、木城えほんの郷で『冬版むしむしの合宿』が開催された。
去年に引き続き、私は二回目の参加。

完熟の柿に、キタテハのカップル。
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しばらくすると、テングチョウが割り込んできた。
体の大きさでは優っているキタテハなのに、あっさり席を譲ってしまった。

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OM-D E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20

自宅林のクヌギ大木2本と、ナナミノキ一本を伐採してもらった。
『木城えほんの郷』から帰宅した時にはすでに伐採作業は完了していた。
幹周りが大きいこともあり、また倒れる方角も読みづらいこともあって、これまで伐採を躊躇っていた。
それに自前のチェンソーは馬力不足で、とても自分一人でできる作業ではなかったが、お隣の地主の方の好意で伐採作業をしてもらえたのは幸いだった。嫁さんの話では、30分ほどで終わったらしい。
倒木の解体作業はいづれ年末から年明けに掛けて行う予定だが、けっこう覚悟のいる力仕事になりそうだ。
まあ、ゆっくりやればいい。
posted by やまかます at 19:29| チョウ

2020年11月20日

庭の秋

三股町 田上

午前9時12分。
物置の前まで来て、ふと足下を見ると、いつの間にか、落ち葉の絨毯が出来始めていた。
クヌギの落ち葉はこれからさらに積もり、フカフカになっていく。

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EOS-6D EF24mm F2.8 IS

午前9時17分、
玄関前に立つとすぐ、タテハモドキが飛来して日光浴を始めた。
翅を広げたまま、実に長い。

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タテハモドキのすぐ上では、ジョロウグモ♀が網糸を張り直していた。
まるで鼻歌を口ずさむような、そんな腰の振り。
ここは、ツワブキ花壇の真上だから、獲物には不自由しない。

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OM-D E-M1 MarkU EF70-300mm F4-5.6L IS USM
posted by やまかます at 20:49| クモ

2020年11月19日

秋色

三股町 田上

クモの糸に絡んだ、エノキの落ち枝が、風に揺れていた。

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クヌギの根本に生えている小木の、ハゼノキ
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じっとしていること! イヌビワの上に、サトクダマキモドキ♀
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EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU

石蕗の花が似合う、キチョウ
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賑やかな囀りに誘われて、仕事部屋から飛び出してみると、
エナガの群れが忙しげに、餌探し。
シジュウカラとメジロ、コゲラも混じってさらに賑やかなり。

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OM-D E-M1 MarkU  EF70-300mm F4-5.6L IS USM (サトクダマキモドキ以外)
posted by やまかます at 19:27| とり

2020年11月18日

キタテハ

三股町 長田

午前8時半。

サネカズラの実。

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。渋柿だろうか。

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

自宅庭

午前10時24分。
ツワブキの花が賑やかに咲き揃い始めた。
キタテハ、ヒメクロホウジャク、スジグロシロチョウ、キチョウ、が来ていた。

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ビワの花も今が旬。こちらでも、キタテハが吸蜜していた。

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E-M1 MarkV EF400mm F5.6L USM
posted by やまかます at 20:29| チョウ

2020年11月17日

リンゴドクガ幼虫、ふたたび

三股町 田上

仕事部屋のすぐ外で見つけた、リンゴドクガ幼虫。
昨日いたクヌギの梢には見当たらず、しばらく移動先を探してみた。
もうクヌギから離れたか、と諦めかけてふと見上げた先にいた。

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息を吹きかけてみた。
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EOS-5D MarkV シグマ50mmMacro

上米公園

ウスタビガの繭(メス)がぶら下がっている梢も、次第に色づいてきた。
羽化はもうしばらく先のようだ。

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E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 20:56|

2020年11月16日

越冬準備

三股町 田上

庭のユズのすぐ隣に置いてあったコンクリートブロックに、
ナガサキアゲハの蛹がついていた。
まだ4齢幼虫も育っている。


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クヌギの葉先を食べていたのは、リンゴドクガ幼虫。


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沖水川上流

去年も集団が見られた柿の木に、ムラサキツバメが集まり始めていた。
4頭や単独など、三箇所ほどに分散しており、まだ密にはなっていない。
今日は午後から曇って小雨も少し降り始めたが、気温は高め。

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E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
GODOX TT350
posted by やまかます at 18:22| チョウ

2020年11月15日

ヤマカマスの羽化

三股町 上米公園

午後3時38分。

双眼鏡で確認すると、
イロハカエデにぶら下がっている、ウスタビガの繭上部に、ちょこんと黒く頭部が見えていた。
数分経てから触角が見え、オスだとわかった。私の予想通りだった

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午後4時03分。
繭から脱出して、ぶら下がった。

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午後4時51分。
ほぼ、翅が伸びきった。

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午後5時05分。
チラッと翅を広げたが、そのあとはずっと閉じてしまった。

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午後5時半。
観察を打ち切って、帰宅。

ウスタビガのオスは、今夜中には、繭から飛び立って行くことだろう。

同じ木には、先に見つけてあった、メスの繭がある。
こちらもしばらくは、目が離せない。


E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:52|

2020年11月14日

クロヒカゲ幼虫、脱皮休眠中

三股町 田上

ササの葉裏に頭を下にした、クロヒカゲ幼虫がいた。2齢だろう、脱皮前の眠に入っている。

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今朝はケーブルテレビの収録があり、虫のしわざ探しをして、このクロヒカゲ幼虫も見てもらった。
イヌザンショウには、アゲハ終齢幼虫が2頭いた。どちらもまだ痩せていた。
葉っぱはどんどん黄色くなって落ち始めている、早いとこ成長しろよ、と声がけしてみる。

家壁で日光浴していたのは、アカタテハ。翅がだいぶ擦れている。

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午後から、都城市内、神柱公園で昆虫観察会。
クスノキの葉うらに見つけたアオスジアゲハ蛹は、すでに寄生を受けて、変色していた。
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池ではカワセミが次々と3羽やってきて、そのうち1羽が残った。
観察会の子供たちが見ている前でダイビングした。
観察会の間に私が撮影した写真を、児童館に戻ってから映写しながら、おさらいのお話をした。

朝からずっと喋りっぱなしで、少々、疲れてしまった。

今夜は、昨晩、途中で疲れて中断していた、映画鑑賞の続き。
クリント・イーストウッドとメリル・ストリープ共演の
『マディソン郡の橋』(1995年)。
カメラマン役のイーストウッドが使っていたカメラはNikon Fブラック。
冷蔵庫にコダックのフィルム箱を入れるシーンなど、懐かしい場面が多い。
posted by やまかます at 20:51| チョウ

2020年11月13日

秋のキリガ、川中のカワセミ

三股町 

自宅林の椎茸ほだ木は、イチイガシの根元に並べてある。
ここは年中、日陰になる。
そのイチイガシの梢は目線の高さからあって、葉裏の様子など観察し易い。
今朝、椎茸を覗き込んで顔をあげたら、すぐ目の前に、
ウスキトガリキリガ、がいた。
幼虫の食樹は、モモやツバキ、ボケ、など。


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午後1時半。
キャラ、キャラ、と囀りながらヤマセミが上流へと飛び去ったあと、
川幅20メートルほどのど真ん中、孤島のような石の上にカワセミが佇んでいた。
よほど満腹していたのか、上空を時折警戒して見上げるほかは、ほとんど動かない。それが実に長い。

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午後2時。
あまりにも動かないので痺れを切らし、川岸伝いに近づいてみた。
笹藪の死角を利用して距離を3分の1まで縮め、そっと覗いてみた。
ちょうどその時、木漏れ日がスポットライトのように、カワセミに降り注いでくれた。
ようやく、メスだと判った。


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E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
EF400mm F5.6L USM
タグ:とり
posted by やまかます at 20:31|

2020年11月12日

山彦〜ヤマカス

三股町 上米公園

先月はじめにイロハカエデの木末で見つけた、ウスタビガの繭
今年の羽化は少し早いかもしれない、そんな気がして昨日から観察を始めた。
もしかして、他にも繭があるのでは? 同じイロハカエデの木末を丹念に探してみると、やはりあった。

1111ウスタビガ-111168.jpg


最初に見つけた繭と比較するとよくわかるのだが、おそらくこの繭はオス。そして最初に見つけた繭はメス、だろう。

このところ、寝床に入ってから読んでいるのは
『おらが村』矢口高雄(ヤマケイ文庫)。
去年、購入して読んだのだが、また読み返している。
昨晩、ちょうど、こぶしの章Aカタゴの花筵(カタゴのはなむしろ、とはカタクリの群落)で、
ウスタビガの空繭のことを「山彦」と、物語の舞台、奥羽山脈の山里ではそう呼んでいることが出ている。
枝付きの繭がカラカラと奏でる音が「たえなる”山彦”の音」という。子供の背中につけると風邪をひかないからと着物にとめる、という風習もあったらしい。


休耕田の水際で、クビキリギス褐色型のオスが飛び出した。


1112クビキリギス-121515.jpg


E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
posted by やまかます at 20:46|

2020年11月11日

 都井馬と糞虫

串間市 都井岬

天候は晴れだが、岬では風が強く雲が次々と流れてきた。
11年ぶりに、都井岬。
もちろん、糞虫の観察が目的だが、都井岬は初めてという嫁さんも同行。

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料金所のゲートを潜って走り出すと、車窓からすぐ、馬糞が目に入る。
さっそくひっくり返してみると、オオフタホシマグソコガネオオセンチコガネが次々と見つかった。

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一番高い「扇山」に登る道では、都井馬のとうせんぼ、に遭った。
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呼べど叫べど、いっこうに動かない。わざとやっているんだろうか?ナワバリ宣言のつもり?群れが移動するまで見張っているのかね、とか、、、、、、
馬の気持ちをあれこれ詮議しているうちに、30分も立ち往生。

そのうち、後ろから車がやって来た。若いアベックだった。私らは、爺婆カップル。
アベックはさっそく私の車の前の馬に近寄り、二人で馬の写真を撮り始めた。

「こうして、写真撮っていると、そのうち動きますよ」
「ハイ!チーズ。笑って〜」馬と面白おかしく睨めっこしたりしている。

「あれで動くかね?」と私。

アベックが、なんだかんだと、なだめ透かしているうちに、ようやくのこと、馬がのっそりと歩み始めた。

私ども爺婆カップルは、馬時間に合わせて待っていたけど、確かにそんなことしてたら日が暮れる、かも。
ここは若いアベックのやり方が、正解だった。ありがとう!

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扇山の草地を歩いていると、飛んでいるのや、地面をチョコチョコと歩く、オオセンチコガネが多数、いた。
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広い岬の草原環境。まだまだ歩き足りない。

遅めの昼食は、串間市の街中にある「まるちょんラーメン」。
もやしラーメン、700円、野菜ラーメンが800円だった。
お店の真向かいでは大規模な建設工事中で、新しい道の駅ができるようだ。


E-M1 MarkU
E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
posted by やまかます at 19:29| コウチュウ

2020年11月10日

水辺の鳥、ふたたび

都城市 山之口町 富吉

午前8時半。
今日も、クサシギの撮影のため、ブラインドに入る。

待つこと30分。ようやく狙いの捕食シーンを撮影できた。これまで数日間も、待ちぼうけした甲斐があった。
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いつもならすぐに去ってしまうキセキレイも、今朝は2羽が来て滞在時間も長かった。

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シラネセンキュウの花には、タテハモドキキタテハが、入れ替わりで次々と訪れていた。
セイタカアワダチソウの花がそろそろ終盤、花数がめっきり減ったこともあるだろう。


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E-M1 MarkV
EF400mm F5.6L USM
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 19:33| とり

2020年11月09日

モンキアゲハとクサシギ

三股町 田上

膝くらいの高さのカラスザンショウ小木。
葉がほとんどなくなっており、さては、と覗き込んで見れば、モンキアゲハの幼虫がいた。
どれも終齢だが、写真のが一番大きくて、他に小柄なのが2頭いた。
これではいづれ食糧難になる。ので、デカイ幼虫だけをうちの林の大きなカラスザンショウに移しておいた。

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正午過ぎ、ナガサキアゲハのオスが元気に飛んでいた。
昨日の午前中にはアオスジアゲハが飛んでいた。

都城市 山之口町 富吉

休耕田の水溜りに毎日のように来ている、クサシギ
今日はじめて分かったのだけど、カップルだった。
雌雄が並んでいると何とかわかるけど、単独だと雌雄の区別は難しい。

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E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
EF400mm F5.6L USM
posted by やまかます at 19:57| チョウ

2020年11月08日

ヒメアカネ

三股町 田上

お腹が大きかったナガコガネグモ♀の様子を見に行ったけど、網糸もクモの姿もすでに無かった。
産卵のため移動したのだろうか。
その帰り際、ウメの梢に張られたジョロウグモの網巣に、ヒメアカネ♂が掛かっていた。

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庭に戻ってみれば、気温が低い中、草むらで休んでいるヒメアカネがいた。
狭い範囲に2♂、1♀。手で簡単に摘めてしまうほど、動きが鈍い。

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その草むらでは、ヨツボシテントウダマシが次々と4頭見つかった。
地面に近い朽ち木や石の裏側などで見つかることが多いので、草の上に登っている姿は少し意外な感じがした。

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仕事部屋のすぐ外の草むらにも、お腹の大きなナガコガネグモ♀がいる。
今夜はどうだろう?と覗いてみれば、新しい巣網に引越ししていた。
産卵はもう少し先のようだが、油断は禁物。

E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 20:55| トンボ

2020年11月07日

カタバミとヤマトシジミ

三股町 田上

カタバミは午前中に開花し、午後には萎み始めた。
日差しと気温に反応して、開花したり萎んだり、葉っぱも同じように開閉運動する。
今日は朝から蒸し暑いほどだったが、雲が多く日差しはわずかだった。

そう言えば、昔はともかく最近、ヤマトシジミがカタバミの花で吸蜜する写真を撮ってなかったと気になり、
庭の地面すれすれを舞うヤマトシジミを目で追いかけてみると、時々、花に寄っていく。

カタバミ-073202.jpg

カタバミ-073200.jpg


吸蜜タイムは短く、やがて雌探しがお目当てになったオスは、花をスルーして忙しく舞うばかりとなった。
翅を開いて吸蜜してくれることを期待したが、そうそううまくはいかない。

オオカマキリ♂は見るからに身軽そうで、すぐにも飛び立ちそうだった。
撮るには撮ったけど、どんより曇り空の下、条件が良くなかった。
明日以降、撮り直しです。


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オオカマキリ-073330.jpg


午前中、庭で撮影していると、下の谷津田から銃声が3発、立て続けに聴こえた。
イノシシが3頭もいっぺんに、罠に掛かったらしい。
留めを刺すのにナイフでなく、鉄砲を使うのがこの辺りでは通常のやり方のようだ。


E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
プロキャプチャーモード使用
posted by やまかます at 18:04| チョウ

2020年11月06日

オオテントウとモンキツノカメムシ

延岡市 愛宕山

気温は高めだが、今朝は雲が広がり今にも雨が降りそうな気配。
朝一番で愛宕山に登り、ベニツチカメムシ集団の様子を見ていると、
すぐ近くに、モンキツノカメムシ♂がいた。
近似種のエサキモンキツノカメムシに比べると、遭遇頻度はかなり低いカメムシだから、すぐにピンときた。

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このあと、12年前、初めてこの愛宕山に来てベニツチカメムシを見つけた場所に移動。

「オヤ?こんなとこにホウライチクが、あったんだ!」

12年前はベニツチ探しのことで頭が一杯だったため、うっかり見落としていたのだろう。
ツノアブラムシのコロニーがびっしりとタケノコを覆い、そこに、オオテントウがいた。
大量の黒い糞、そしてコロニーの空隙は、オオテントウの大食いを物語る。
成虫は全部で3頭いた。3頭とも色は浅く肌色に近い。

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アブラムシの排出する甘露が雨の如く振り落とされており、
オオテントウの体表にもベッタリ、溜まっている。
とにかく大人しいテントウムシだ。近寄っても全く動じることが無い。

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甘露を吸い上げ、お腹がパンパンに膨れたアリ達。トビイロケアリだろうか?
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今回もまた、延岡市内のスーパーに立ち寄り、北浦獲れの鮮魚を買った。
イギスのアラは、鍋物に合う。控えめ出汁味で、ゼラチン質たっぷり。

E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350×2
posted by やまかます at 20:13| コウチュウ

2020年11月05日

秋のフィールド歩き

高千穂町

昨日にひきつづき、朝から鹿のけもの道を辿ってあるいた。

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朝一番はかなり冷え込み、日陰では霜柱も立った。
歩いているぶんには問題ないが、手袋ははめた。

今日のランチはお手軽、コンビニのおにぎり。

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林床にたくさん落ちている山栗はほとんどけものに食べられている。やっと見つけた残り物。
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けもののフィールドサインを辿って歩き続けたので、昆虫の撮影はほんの少しだけだった。
午後3時ころから、雲が出てきた。明日の後半から、天候が崩れるようだ。

posted by やまかます at 20:02| 風景

2020年11月04日

秋の野歩き

きょうから県北、高千穂町で観察歩き。

午前11時20分、現地に到着して、はやめの昼食。
風はかなり冷たく、体感気温は低く感じる。冬用のパーカーを着込む。

きょうは手作り弁当。
魚市場で一尾を買い求め三枚おろしにしてもらった鯛を塩焼きに。

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弁当箱は32年前、青山のピーコックストアで買い求めたもの。
昔の弁当箱は丈夫にできている。


家庭菜園のナスで育っているクロメンガタスズメ幼虫。
まだまだ食べているので、回収を先送りにした。

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posted by やまかます at 19:23|

2020年11月03日

イシガケチョウの蛹化と羽化

都城市 山之口町 富吉

午前6時半、イシガケチョウ前蛹が蛹になっていた。

蛹化したのは午前6時前後だろう。昨夕、前蛹になったのを見届けたばかりだが、イシガケチョウの前蛹期間は半日程度と短い。

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午前8時20分。
イシガケチョウの羽化は、多くは早朝に行われる。

もう一つ、ずっと観察してきた蛹のことが気に掛かっていた。
蛹は雨で濡れていたが、翅の模様が浮き上がっており、腹部節間も伸び切っている。
雨水が乾かない限りは羽化しないだろうと思え、一旦引き上げ機材を整えてから出直した。

雨で濡れたこと、気温が低いこと、それで羽化が遅れたことは絶好のチャンスだ。
屋外で羽化シーンを撮影できる機会は少ない。この好機を逃す手は無い。

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待つこと2時間半。何事にも忍耐が必要だ。
ただ、この待機中にはずっとウグイスの囀りが賑やかだった。ウグイスはこのところ午前中にはよく囀っており、まるで春を思わせるような長閑な時間に浸れる。

午前10時53分。
羽化が始まった。

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羽化が始まる少し前ころから風が吹き始めた。羽化完了したイシガケチョウは風に煽られて、葉裏にしがみつくのがやっとだったろう。正午過ぎに再び見に行ってみると、成虫の姿はもう無かった。

今朝の羽化シーンでは、GODOXストロボを2台、無線通信シンクロで使っている。
1台はカメラボディに、1台は画面右奥に小型三脚で固定。
カメラの撮影モードはマニュアル、ストロボの発光モードはTTLオート、とした。
2台のストロボの配光バランスは通常の設定通りでうまくいった。特に補正は掛けていない。

これまで主力として使ってきたCanonのEOSカメラ。
EOSシステムのストロボの使い具合と、今のOLYMPUSシステムではかなり違いがある。
けれど、使い込むことで次第に癖を読み、要領を掴めてきたようにも思う。

E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350 ×2
posted by やまかます at 18:07| チョウ

2020年11月02日

お化けイモムシ〜クロメンガタスズメ

三股町 田上

昨日のこと、家庭菜園から仕事部屋まで、大きな声が聞こえてきた。

「オバケ〜!、オバケ〜!」

「ははあ〜ん、これはイモムシだな」と思いつつ庭に出てみれば、

驚愕の顔で嫁さんが、菜園の中のナスを指差している。
ナスの収穫も終わり片付けていたところ、ふと握ったナスの茎にいたわけだ。
正体不明の、でっかいオバケが。


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今日は小雨の中、二頭のクロメンガタスズメ幼虫はそれぞれ葉に取り付いて食事をしていた。

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しかしこれまで目立った食痕も見当たらず、私の目を逃れてきたのも不思議な気がしないでもない。

「このあと、このお化けイモムシはどうなるの?」

「蛹になるために地面に降りて土に潜り込むんだけど、その前にもちろん回収するよ」

昨日見つけたイシガケチョウ幼虫は、今日になって下垂し前蛹となっていた。


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谷津田を歩くと草むらには、瓢箪型の卵のうが目立つようになった、ナガコガネグモ
ナガコガネグモも、そろそろ終わり。

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昨日、卵のうにずっと寄り添っていたスズミグモは、今朝になってみれば、巣網から離れて屋根の庇に移動していた。
卵のうは雨に打てれてい、置き去りにされてしまったが、何とも危なっかしく風に揺れている。
それこそ強風が吹き荒れたりすればそのうち地面に落下するのでは?と少し心配になる。

E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350 
posted by やまかます at 17:59| レピ

2020年11月01日

スズミグモ、産卵する

三股町 田上

午前6時45分、庭のスズミグモの網糸に大きな獲物が掛かっていた、、、ように見えた。

いや、待てよ、、、ゆっくりと糸を掛けている様子。
近づいてみれば、卵のうに糸掛けをしている最中だった。
産卵したのは昨日深夜から今日の早朝にかけてのことで、まさに満月の夜の産卵だったのだろう。
パンパンに肥えていたお腹は、すっかり萎んでいた。

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卵のうのある場所は、ドーム網巣の天井を突き破った上の辺り。

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先月15日に見つけた、イシガケチョウ蛹はまだ羽化していない。
気温が低いためだろうか、蛹期間が長い。

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蛹の付いているイヌビワの隣で、終齢幼虫が目に入った。
葉裏にいるということは、もう間も無く前蛹になる準備中ということだろう。

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E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 20:45| クモ