お湿り程度の小雨はあったが、南阿蘇村は概ねくもり。
朝一番、『休暇村南阿蘇』の窓から、根子岳を望む。
このあと、宿を発つ頃にはすっかり雲に隠れてしまった。
日差しは無いものの予定通り、フン虫の観察を楽しむことができた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
牛糞から今まさに飛び立とうとしていた、オオフタホシマグソコガネ。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
阿蘇山上での放牧は噴火の影響でもう3年以上も行われておらず、草原の様相は変わってしまった。
それでも、Kさん、I子さん、お二人は初めての、ダイコクコガネ雌雄に会えた。
糞球を作る準備をしていたメスを私が、地中に潜り込む瞬間のオスをI子さんが見つけた。
午後3時、阿蘇山上から都城市へと移動。
三股町、上米公園にて夜の昆虫観察。お目当てのオオカマキリモドキはいなかった。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
2020年09月29日
昆虫観察ツアー、延岡市愛宕山から南阿蘇へ
延岡市内、愛宕山でベニツチカメムシ集団を見たすぐあと、ツアーメンバーのI子さんが、ヒラタミミズク幼虫を見つけた。
そして、しばらくしてから、私が成虫を発見。この虫はその気になって探せば見つかる、ようだ。
昼食は延岡市植物園前の蕎麦屋で、ざるそば。
高千穂町を抜けて、熊本県、高森町へ移動。
そして、しばらくしてから、私が成虫を発見。この虫はその気になって探せば見つかる、ようだ。
昼食は延岡市植物園前の蕎麦屋で、ざるそば。
高千穂町を抜けて、熊本県、高森町へ移動。
posted by やまかます at 21:30| カメムシ
2020年09月28日
壁にクチキコオロギ
昨夜は寝室に出没して嫁さんが大騒ぎしていたが、
今日の昼間には、家の外壁を歩いていた、クチキコオロギのメス。
左触角が折れていた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
昨日、ツバキで見つけたヒラタミミズクの顔。
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO Macro38mm FL-300R
午後7時過ぎ、延岡市に移動。
昨年の夏、四国で昆虫観察巡りをしたメンバー3名で愛宕山の展望台へ。
展望台の照明はほとんどがLEDになっており、二つだけ蛍光灯があったが、虫の集まりは少なかった。
かろうじて数種の蛾が来ていて、なかでも、、、、、、
アケビコノハはいつ見ても飽きないなあ〜。
スマホで撮影
今日の昼間には、家の外壁を歩いていた、クチキコオロギのメス。
左触角が折れていた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
昨日、ツバキで見つけたヒラタミミズクの顔。
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO Macro38mm FL-300R
午後7時過ぎ、延岡市に移動。
昨年の夏、四国で昆虫観察巡りをしたメンバー3名で愛宕山の展望台へ。
展望台の照明はほとんどがLEDになっており、二つだけ蛍光灯があったが、虫の集まりは少なかった。
かろうじて数種の蛾が来ていて、なかでも、、、、、、
アケビコノハはいつ見ても飽きないなあ〜。
スマホで撮影
posted by やまかます at 23:17| バッタ
2020年09月27日
オオカマキリモドキとヒラタミミズク
秋晴れで、日中の気温は30度まで上がった。日差しがジリジリと皮膚に突き刺さるようだ。
三股町、上米公園の坂道を登る。
昨年はここでは熟柿が全部、収穫されてしまい、柿に集まる昆虫の観察ができなかった。
今年はどうなっているだろう、と様子を見に行ってみた。
今年は人の手が入っておらず、思わずホッとする。
さっそく梢を見上げれば、ゴマダラチョウが来ていた。これは期待できそうだ。
そして、オオカマキリモドキも3年前と同じようにいてくれた。
やあ!久しぶり。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 GODOX TT350
3年前、ここではヒラタミミズクの羽化殻(ぬけがら)を見つけていた(下記事)。
きっといるはず!と随分探したけど、これまで見つからなかった。けれど、今日は探し始めてすぐ!
2メートル先、ツバキの葉表にヒラタミミズクの成虫を発見。
このあたりでは簡単には見つからないが、案外、探し方次第かもしれない。
網などを使った採集法を駆使して調べれば、もっと見つかるように思える。ほとんどルッキングだけに頼って探しているのだから、いるいない、多い少ないを、語れる立場には無い。
昆虫を知るためには、採集という手法が極めて重要であることは、広く理解されるべきである。
日暮れどき、
庭仕事をしていたら、チガヤの葉上にヤホシホソマダラがいた。腹部がでっぷり、メスだろうか?
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
三股町、上米公園の坂道を登る。
昨年はここでは熟柿が全部、収穫されてしまい、柿に集まる昆虫の観察ができなかった。
今年はどうなっているだろう、と様子を見に行ってみた。
今年は人の手が入っておらず、思わずホッとする。
さっそく梢を見上げれば、ゴマダラチョウが来ていた。これは期待できそうだ。
そして、オオカマキリモドキも3年前と同じようにいてくれた。
やあ!久しぶり。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 GODOX TT350
3年前、ここではヒラタミミズクの羽化殻(ぬけがら)を見つけていた(下記事)。
きっといるはず!と随分探したけど、これまで見つからなかった。けれど、今日は探し始めてすぐ!
2メートル先、ツバキの葉表にヒラタミミズクの成虫を発見。
このあたりでは簡単には見つからないが、案外、探し方次第かもしれない。
網などを使った採集法を駆使して調べれば、もっと見つかるように思える。ほとんどルッキングだけに頼って探しているのだから、いるいない、多い少ないを、語れる立場には無い。
昆虫を知るためには、採集という手法が極めて重要であることは、広く理解されるべきである。
日暮れどき、
庭仕事をしていたら、チガヤの葉上にヤホシホソマダラがいた。腹部がでっぷり、メスだろうか?
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 21:02| アミメカゲロウ
2020年09月26日
アゲハ
三股町 田上
ヒガンバナの花はそろそろ、終盤。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
今日も多数のアゲハ類が訪花していた。
多い順では一番には写真のアゲハ、ついでモンキアゲハ、ナガサキアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、クロアゲハ、キアゲハ、オナガアゲハ、となる。
昨日は、「ZOOM」を使ったリモート講演を始めて経験した。
聴講者は300数十名。
聴講者の反応が全く見えない、聴こえない、というのは話していてとてもやりにくかったし、話した後での達成感も薄い。
人前で直に話すことのありがたみを、あらためて強く感じた次第。
ヒガンバナの花はそろそろ、終盤。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
今日も多数のアゲハ類が訪花していた。
多い順では一番には写真のアゲハ、ついでモンキアゲハ、ナガサキアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、クロアゲハ、キアゲハ、オナガアゲハ、となる。
昨日は、「ZOOM」を使ったリモート講演を始めて経験した。
聴講者は300数十名。
聴講者の反応が全く見えない、聴こえない、というのは話していてとてもやりにくかったし、話した後での達成感も薄い。
人前で直に話すことのありがたみを、あらためて強く感じた次第。
posted by やまかます at 21:52| チョウ
2020年09月25日
窓辺のスズミグモとキマダラカメムシ
三股町 田上
久しぶりの快晴。日中の気温は27度cまで上がった。駐車場に止めてある車内はかなり蒸し暑くなるが、窓を開けて走行すれば、しばらくするとエアコンなしでも平気なくらい。
まあもう少し残暑があって欲しいところではある。秋の気配が駆け足でやって来たようだ。
南向きの居間の網戸に、キマダラカメムシがペタリ。
青空を少しでも画面に入れたい、という思いが働く。
キマダラカメムシのすぐ上、庇の下には、スズミグモが背中を下にして、糸網に陣取っていた。
こちらは室内から撮影できた。
スズミグモは久しぶりの登場。以前は庭でよく見かけたが、ここ数年パタリといなくなっていた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
朝日に輝いていた、ギンメッキグモの円網。
イノコヅチの花で吸蜜していたのは、コミスジ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 20:49| クモ
2020年09月24日
夜の訪問者
今日は一日、降ったり止んだりで、夕方から本降りになった。
明日は地元の私立大学で講演をする予定なので、準備とおさらい。
普段、うろ覚えだったことなど、こういう時にはしっかり調べ直すいい機会にもなる。
朝一番、ライトトラップのチェック。
いつも通りだが、飛来数は少なかった。
スカシエダシャクはしかし、初めてのお目見え。本種は昼間に出会すことがよくあるけど、、、。
何の刺激に反応したものやら、擬死の格好の、シロヒトリ。
アオドウガネは、なぜかマウント中。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT+ST-E3-RT
明日は地元の私立大学で講演をする予定なので、準備とおさらい。
普段、うろ覚えだったことなど、こういう時にはしっかり調べ直すいい機会にもなる。
朝一番、ライトトラップのチェック。
いつも通りだが、飛来数は少なかった。
スカシエダシャクはしかし、初めてのお目見え。本種は昼間に出会すことがよくあるけど、、、。
何の刺激に反応したものやら、擬死の格好の、シロヒトリ。
アオドウガネは、なぜかマウント中。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT+ST-E3-RT
posted by やまかます at 19:42| コウチュウ
2020年09月23日
ヨツモンマエジロアオシャク
昨日、滞在した佐賀からの戻り、九州縦貫道、熊本県、山江サービスエリアで休憩。
SAの植栽の一つ、コブシが気になって近寄ってみれば、小さなアオシャク、ヨツモンマエジロアオシャクが葉裏にいた。
アキニレも数本植っていたが、こちらには虫は見当たらなかった。
アキニレの周辺には実生が多数あって、足下が賑やかだった。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ FL-LM3
本種のホストは広いが、私が幼虫と出会えたホストは、アカメガシワのみ。
幼虫は体に枯れ葉を纏い、隠蔽工作を巧みに行う。
ヨツモンマエジロアオシャクと同属 Comibaena属には、クロモンアオシャクがいて、その幼虫も食性は広いが、ハギの花弁を纏うことでよく知られている。けれど、その幼虫はまだ見たことがなく、この時期になると毎年のように、クロモンアオシャク幼虫探しを行う。さて、今年は出会えるかな?
ちなみにこの手前、坂本PAのトレイ内には、夜間ライトに飛来したルリモンホソバが多数、居残っていた。
SAの植栽の一つ、コブシが気になって近寄ってみれば、小さなアオシャク、ヨツモンマエジロアオシャクが葉裏にいた。
アキニレも数本植っていたが、こちらには虫は見当たらなかった。
アキニレの周辺には実生が多数あって、足下が賑やかだった。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ FL-LM3
本種のホストは広いが、私が幼虫と出会えたホストは、アカメガシワのみ。
幼虫は体に枯れ葉を纏い、隠蔽工作を巧みに行う。
ヨツモンマエジロアオシャクと同属 Comibaena属には、クロモンアオシャクがいて、その幼虫も食性は広いが、ハギの花弁を纏うことでよく知られている。けれど、その幼虫はまだ見たことがなく、この時期になると毎年のように、クロモンアオシャク幼虫探しを行う。さて、今年は出会えるかな?
ちなみにこの手前、坂本PAのトレイ内には、夜間ライトに飛来したルリモンホソバが多数、居残っていた。
posted by やまかます at 19:37| ガ
2020年09月22日
ヒメクダマキモドキ
三股町 田上
朝一番、自宅林の観察路を歩いてみた。まだ、台風で落ちた枝や倒木が至るところに散乱したままだ。
クサギの葉上に、ヒメクダマキモドキ♂がいた。
その隣では、ジョロウグモの網に掛かって、餌食になっていた。
E-M1 markU M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ FL-LM3
7年間お世話になった日産ノートも、今日が最後の乗車。
燃費良し、小回りも効き、1,500ccでそこそこパワーもあり、長距離運転でも疲れなかった。
けれど細かいところでは、流石にくたびれてきた。なんと言ってっもコンパクトカーだ。
ヘッドランプは見違えるようにクリアになった。本当は研磨したあと被膜塗装しないといけないが、
まあそれはもう勘弁してほしい。ノートよ、さようなら。
朝一番、自宅林の観察路を歩いてみた。まだ、台風で落ちた枝や倒木が至るところに散乱したままだ。
クサギの葉上に、ヒメクダマキモドキ♂がいた。
その隣では、ジョロウグモの網に掛かって、餌食になっていた。
E-M1 markU M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ FL-LM3
7年間お世話になった日産ノートも、今日が最後の乗車。
燃費良し、小回りも効き、1,500ccでそこそこパワーもあり、長距離運転でも疲れなかった。
けれど細かいところでは、流石にくたびれてきた。なんと言ってっもコンパクトカーだ。
ヘッドランプは見違えるようにクリアになった。本当は研磨したあと被膜塗装しないといけないが、
まあそれはもう勘弁してほしい。ノートよ、さようなら。
posted by やまかます at 20:00| バッタ
2020年09月21日
クズ花を食べるドウガネブイブイ
三股町 田上
隣の空き地のクズに、花が目立ち始めた。
ウラギンシジミ幼虫を期待したけど、花を食べていたのは、ドウガネブイブイだけだった。
この、ドウガネブイブイ、という和名がどことなく好ましい。
すぐ近くの路肩の草むらに、アカギカメムシ♀、がいた。
うちの林で今年も繁殖したので、ここにいても不思議ではない。
一昨日、彼岸花に居座っていたハラビロカマキリ♀褐色型は今日の午前中までいたが、昼頃にはいなくなっていた。
獲物にありつけなくて、さすがに場所替えを決め込んだようだ。
今日は1日よく晴れて、アゲハ類が多数、吸蜜に来ていた。
大きなミヤマカラスアゲハ♀は、三頭来ていた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
隣の空き地のクズに、花が目立ち始めた。
ウラギンシジミ幼虫を期待したけど、花を食べていたのは、ドウガネブイブイだけだった。
この、ドウガネブイブイ、という和名がどことなく好ましい。
すぐ近くの路肩の草むらに、アカギカメムシ♀、がいた。
うちの林で今年も繁殖したので、ここにいても不思議ではない。
一昨日、彼岸花に居座っていたハラビロカマキリ♀褐色型は今日の午前中までいたが、昼頃にはいなくなっていた。
獲物にありつけなくて、さすがに場所替えを決め込んだようだ。
今日は1日よく晴れて、アゲハ類が多数、吸蜜に来ていた。
大きなミヤマカラスアゲハ♀は、三頭来ていた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 20:11| コウチュウ
2020年09月20日
コウモリガ
三股町 田上
天気情報では晴れの予報だったが、今日はずっと曇り空。
しかし日暮どきになっていきなり、窓から夕日が差し込んできた。明日は晴れるのだろう。
霧島山
午後9時40分。
仕事部屋外のライトトラップに、コウモリガが来ていた。
今日は室内で5ミリ以下の昆虫標本撮影。この撮影では、標本の整形作業に一番、時間が掛かる。そして、パソコンでの画像処理にも。
画像処理待機中に、自家用車のヘッドライトカバーの研磨作業をしておいた。
600番耐水ペーパーヤスリから、1200番、そして2000番と、丁寧に磨いていく。最後はピカールで仕上げ。
黄ばみもすっかり落ち、白く濁っていたヘッドライトカバーがすっきりと蘇った。
7年間乗ったこの自家用車とも、あと二日でお別れだ。お疲れ様でした。
EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM シグマ50mm Macro
430EX III-RT+ST-E3-RT
天気情報では晴れの予報だったが、今日はずっと曇り空。
しかし日暮どきになっていきなり、窓から夕日が差し込んできた。明日は晴れるのだろう。
霧島山
午後9時40分。
仕事部屋外のライトトラップに、コウモリガが来ていた。
今日は室内で5ミリ以下の昆虫標本撮影。この撮影では、標本の整形作業に一番、時間が掛かる。そして、パソコンでの画像処理にも。
画像処理待機中に、自家用車のヘッドライトカバーの研磨作業をしておいた。
600番耐水ペーパーヤスリから、1200番、そして2000番と、丁寧に磨いていく。最後はピカールで仕上げ。
黄ばみもすっかり落ち、白く濁っていたヘッドライトカバーがすっきりと蘇った。
7年間乗ったこの自家用車とも、あと二日でお別れだ。お疲れ様でした。
EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM シグマ50mm Macro
430EX III-RT+ST-E3-RT
posted by やまかます at 22:18| ガ
2020年09月19日
はち合わせ
ツルボが花盛りで、訪れる虫は圧倒的にハチの仲間が多い。
ヤマトアシナガバチとオオフタオビドロバチ。
まさに、はち合わせ。
ミカドトックリバチ
他には、ニホンミツバチ、ハキリバチの一種、エントツドロバチ、など。
ルリモンハナバチの姿はなかった。
彼岸花に陣取って獲物を待ち伏せているのは、ハラビロカマキリ褐色型。
3時間ほど粘ってみたけど、チョウたちにはカマキリの姿が見えているのだろうか、
射程距離内には決して近づかなかった。カマキリのいる花だけを、どのチョウも避けているように見えた。
それでも、カマキリの止まっている場所の地面にはクロアゲハの翅の残骸が落ちていたから、チョウにも油断があったのだろう。
3時間のうち、一度だけ、花に来ているハヤシクロヤマリを捕らえて食べていた。
最初、右前脚で取り押さえて食べていたが、別のアリが来ると空かさず、左前脚でこれを捕らえた。まさに二刀流。
まあ、アリ程度では腹が満たないだろうけど。
アリのおやつを食べたあと、鎌の手入れ。
ハラビロカマキリを見張っている間、足下近くにいた、ヒメアカネ。
すぐ背後のクヌギ樹液にやって来た、ゴマダラチョウ。
ハラビロカマキリの狩りの瞬間を撮影しておきたかったが、叶わなかったのは残念。
天候も次第に崩れて小雨が落ち始めた。
E-M1 MrakV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
ヤマトアシナガバチとオオフタオビドロバチ。
まさに、はち合わせ。
ミカドトックリバチ
他には、ニホンミツバチ、ハキリバチの一種、エントツドロバチ、など。
ルリモンハナバチの姿はなかった。
彼岸花に陣取って獲物を待ち伏せているのは、ハラビロカマキリ褐色型。
3時間ほど粘ってみたけど、チョウたちにはカマキリの姿が見えているのだろうか、
射程距離内には決して近づかなかった。カマキリのいる花だけを、どのチョウも避けているように見えた。
それでも、カマキリの止まっている場所の地面にはクロアゲハの翅の残骸が落ちていたから、チョウにも油断があったのだろう。
3時間のうち、一度だけ、花に来ているハヤシクロヤマリを捕らえて食べていた。
最初、右前脚で取り押さえて食べていたが、別のアリが来ると空かさず、左前脚でこれを捕らえた。まさに二刀流。
まあ、アリ程度では腹が満たないだろうけど。
アリのおやつを食べたあと、鎌の手入れ。
ハラビロカマキリを見張っている間、足下近くにいた、ヒメアカネ。
すぐ背後のクヌギ樹液にやって来た、ゴマダラチョウ。
ハラビロカマキリの狩りの瞬間を撮影しておきたかったが、叶わなかったのは残念。
天候も次第に崩れて小雨が落ち始めた。
E-M1 MrakV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 16:25| ハチ・アリ
2020年09月18日
2020年09月16日
キイロサシガメ
仕事部屋の外壁に設置してあるライトトラップを、毎朝チェックしている。
過去13年間、飛来する虫の種類、数とも、期待していたよりはるかに少ない。
やはり、周囲環境の多くが、耕作地と杉林であることによるのだろうと思う。
それでも今朝は、思わず「おお〜!!」と声が出た。
家壁に張り付いていたのは、キイロサシガメ、だった。
まさに、珍客到来である。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT
キイロサシガメは、県内に広く生息しており、夜の灯りにもよく飛来するらしい。
けれど、このサシガメを本来の生息環境で見つけたいと、ずっと思っていた。
おおよそその環境の情報は得ていたが、これまで探索を怠ってきた。
どうやら、うちの近辺にもいることがわかったので、目をつけているポイントを探してみたくなった。
ところで、
キイロサシガメの姿は、ミイデラゴミムシに、そっくりだ。これも、ヒントになるかな。
触角の先端が欠け、だいぶくたびれてはいるけれど、凛としている、ノコギリクワガタオス。
体色もノコギリにしては、黒が強い。まだまだ、夜の灯りにクワガタ類も来ている。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT
過去13年間、飛来する虫の種類、数とも、期待していたよりはるかに少ない。
やはり、周囲環境の多くが、耕作地と杉林であることによるのだろうと思う。
それでも今朝は、思わず「おお〜!!」と声が出た。
家壁に張り付いていたのは、キイロサシガメ、だった。
まさに、珍客到来である。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT
キイロサシガメは、県内に広く生息しており、夜の灯りにもよく飛来するらしい。
けれど、このサシガメを本来の生息環境で見つけたいと、ずっと思っていた。
おおよそその環境の情報は得ていたが、これまで探索を怠ってきた。
どうやら、うちの近辺にもいることがわかったので、目をつけているポイントを探してみたくなった。
ところで、
キイロサシガメの姿は、ミイデラゴミムシに、そっくりだ。これも、ヒントになるかな。
触角の先端が欠け、だいぶくたびれてはいるけれど、凛としている、ノコギリクワガタオス。
体色もノコギリにしては、黒が強い。まだまだ、夜の灯りにクワガタ類も来ている。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT
posted by やまかます at 20:17| カメムシ
2020年09月15日
カヤキリのメスは、大きい!
谷津田をグルっと取り巻く農道は、一番奥近くでアラカシの倒木が道を塞いでしまって、はや1ヶ月経った。
そのため、人は何とか通れるが車は通過できず、普段でも通行量が乏しい道がゆえ、
倒木の位置から前後の道までも台風の影響が重なって、道幅がどんどん狭くなっている。
道は人が通わなくなるとたちまち荒れて、道は消えて行く。
谷津田の周回道路はチョロ の散歩ではメインコースだったが、チョロ が亡くなってから歩く頻度がめっきり減ってしまった。まるでそれと呼応するかのように、荒れて消えていく道。
そんな道幅の狭くなった場所で、カヤキリ のメスがいきなり目に飛び込んできた。
草間に潜んではいるが、とにかく大きい。カヤキリの褐色型は初めて見たと思う。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
強引に摘んでみる。噛まれたくないが故、力が入り過ぎ。
EOS-5D MarkV EF24mm F2.8 IS USM 270EXU
アラカシ倒木を何とか迂回して抜けると、そこのササに、ゴイシシジミが集まっており、
ササコナフキツノアブラムシの甘露を吸っていた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
谷津田の手前、公民館の外れの草はらには、タテハモドキが3頭、狭い範囲に屯っていた。
新鮮な姿の秋型と、擦れて貫禄ありの夏型とが混じっていた。
まだしばらくは、夏型と秋型の両者が見られる。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
ツノトンボ幼虫群は午前中まで昨日と変わらずだったが、昼前にザア〜っと降った雨のせいか、さらに半数以上が姿を消した。
付近の地面を探してみれば、辛うじて一頭、朽ち木裏側に潜んでいる幼虫が見つかった。
すでに隠蔽偽装を施しており、これではいよいよ見つけるのは難しくなる。
EOS-5D MarkV シグマ50ミリマクロ 270EXU トリミング
そのため、人は何とか通れるが車は通過できず、普段でも通行量が乏しい道がゆえ、
倒木の位置から前後の道までも台風の影響が重なって、道幅がどんどん狭くなっている。
道は人が通わなくなるとたちまち荒れて、道は消えて行く。
谷津田の周回道路はチョロ の散歩ではメインコースだったが、チョロ が亡くなってから歩く頻度がめっきり減ってしまった。まるでそれと呼応するかのように、荒れて消えていく道。
そんな道幅の狭くなった場所で、カヤキリ のメスがいきなり目に飛び込んできた。
草間に潜んではいるが、とにかく大きい。カヤキリの褐色型は初めて見たと思う。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
強引に摘んでみる。噛まれたくないが故、力が入り過ぎ。
EOS-5D MarkV EF24mm F2.8 IS USM 270EXU
アラカシ倒木を何とか迂回して抜けると、そこのササに、ゴイシシジミが集まっており、
ササコナフキツノアブラムシの甘露を吸っていた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
谷津田の手前、公民館の外れの草はらには、タテハモドキが3頭、狭い範囲に屯っていた。
新鮮な姿の秋型と、擦れて貫禄ありの夏型とが混じっていた。
まだしばらくは、夏型と秋型の両者が見られる。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
ツノトンボ幼虫群は午前中まで昨日と変わらずだったが、昼前にザア〜っと降った雨のせいか、さらに半数以上が姿を消した。
付近の地面を探してみれば、辛うじて一頭、朽ち木裏側に潜んでいる幼虫が見つかった。
すでに隠蔽偽装を施しており、これではいよいよ見つけるのは難しくなる。
EOS-5D MarkV シグマ50ミリマクロ 270EXU トリミング
posted by やまかます at 20:07| 本
2020年09月14日
ツノトンボ、1齢幼虫の分散はじまる
ふ化したあと兄弟が団子になって留まっていた、ツノトンボ幼虫。
写真は、今朝の様子で画面に入っていない上部にも、別集団がいる。
ところが、
日が暮れてから半数近くの幼虫が、姿を消していた。ふ化してから三日目になる。
エノコログサの茎を降り、地上の世界へと旅立ったようだ。
しかし、ふ化してからすぐには分散せず、兄弟が身を寄せ合っていた理由とは、なんだろうか?
体がしっかりするまでの時間が必要だったとして、その間、身の安全を確保するには、兄弟が固まっていることが、少しでも天敵の目から逃れることに有利に働いたのだろうか。
一昨日、この幼虫集団のところへ、アリがやって来た。
アリはしきりと卵殻を点検したり、かじりとろうと試みてはいたが、それが叶わず、ウロウロと上や下へと歩き回っていた。そのうち幼虫たちの背中の上も歩き回っていたが、それに対して、幼虫は全く反応を示さないのが、印象的だった。
蟻地獄の集団上でも平気で歩けるんだ、と不思議な気持ちがした。
幼虫たちにとって、何があってもじっとしていることが、最大の使命だったのだろうか。
明朝、どうなっているか楽しみだ。
家壁のスズバチ泥巣は、さらに拡張し、五部屋目の基礎部分が出来ていた。
タイミングが合わず、まだ仕事に励むメス親の姿を見ていない。
ただ、家庭菜園のシソ花に来ていたのが、もしや、彼女なのかもしれない。
今夏、うちの林では異例なほど油蝉が多い、とは前にも書いたが、
そのせいか、カマキリに捕食される場面を見る機会も多い。
カマキリに捕らえられた悲鳴を聞くのは、ほぼ毎日のことだが、今朝のは翅音だけだった。
駆け寄ってみれば、オオカマキリに食べられていたのは、アブラゼミのメスだった。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT
写真は、今朝の様子で画面に入っていない上部にも、別集団がいる。
ところが、
日が暮れてから半数近くの幼虫が、姿を消していた。ふ化してから三日目になる。
エノコログサの茎を降り、地上の世界へと旅立ったようだ。
しかし、ふ化してからすぐには分散せず、兄弟が身を寄せ合っていた理由とは、なんだろうか?
体がしっかりするまでの時間が必要だったとして、その間、身の安全を確保するには、兄弟が固まっていることが、少しでも天敵の目から逃れることに有利に働いたのだろうか。
一昨日、この幼虫集団のところへ、アリがやって来た。
アリはしきりと卵殻を点検したり、かじりとろうと試みてはいたが、それが叶わず、ウロウロと上や下へと歩き回っていた。そのうち幼虫たちの背中の上も歩き回っていたが、それに対して、幼虫は全く反応を示さないのが、印象的だった。
蟻地獄の集団上でも平気で歩けるんだ、と不思議な気持ちがした。
幼虫たちにとって、何があってもじっとしていることが、最大の使命だったのだろうか。
明朝、どうなっているか楽しみだ。
家壁のスズバチ泥巣は、さらに拡張し、五部屋目の基礎部分が出来ていた。
タイミングが合わず、まだ仕事に励むメス親の姿を見ていない。
ただ、家庭菜園のシソ花に来ていたのが、もしや、彼女なのかもしれない。
今夏、うちの林では異例なほど油蝉が多い、とは前にも書いたが、
そのせいか、カマキリに捕食される場面を見る機会も多い。
カマキリに捕らえられた悲鳴を聞くのは、ほぼ毎日のことだが、今朝のは翅音だけだった。
駆け寄ってみれば、オオカマキリに食べられていたのは、アブラゼミのメスだった。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT
posted by やまかます at 21:13| アミメカゲロウ
2020年09月13日
アケビコノハの蛹
ハシリグモの一種が、イシガケチョウ幼虫を捕らえていた。
幼虫の損傷は特に胸部の辺りで激しい。
アケビの蔓の合間に、蛹の頭が見えていた。
アケビコノハの蛹は、葉っぱを数枚綴りあわせた蛹室内で見つかるが、この蛹室は体がはみ出てしまうほど小さい。何らかのアクシデントがあったのだろうか?
けれど、蛹は至って元気でお尻を盛んにくねらせる。
この蛹から成虫が無事に羽化することを期待したい。それがメスで、そこへオスが飛来して交尾が成立、なんてことも期待したい。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
幼虫の損傷は特に胸部の辺りで激しい。
アケビの蔓の合間に、蛹の頭が見えていた。
アケビコノハの蛹は、葉っぱを数枚綴りあわせた蛹室内で見つかるが、この蛹室は体がはみ出てしまうほど小さい。何らかのアクシデントがあったのだろうか?
けれど、蛹は至って元気でお尻を盛んにくねらせる。
この蛹から成虫が無事に羽化することを期待したい。それがメスで、そこへオスが飛来して交尾が成立、なんてことも期待したい。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 20:37| ガ
2020年09月12日
ツノトンボ、一斉ふ化
午後2時50分、ツノトンボのふ化が始まった。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-LM3
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT
天候は曇り時々雨と、不安定な一日だった。
少しだけ蒸し蒸ししたが、暑いと言うほどでもない。
卵にはミシン線が入っており、そこから丸く開くようにして、ふ化が始まる。
全部の卵がふ化し終えるまでには、4、50分掛かった。
東向きの家壁では、スズバチの営巣が進んでいた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ FL-LM3
あと2、3個、育児室を追加したあと、全体を泥で厚く覆ってドーム型に仕上げる。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-LM3
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT
天候は曇り時々雨と、不安定な一日だった。
少しだけ蒸し蒸ししたが、暑いと言うほどでもない。
卵にはミシン線が入っており、そこから丸く開くようにして、ふ化が始まる。
全部の卵がふ化し終えるまでには、4、50分掛かった。
東向きの家壁では、スズバチの営巣が進んでいた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ FL-LM3
あと2、3個、育児室を追加したあと、全体を泥で厚く覆ってドーム型に仕上げる。
posted by やまかます at 19:55| アミメカゲロウ
2020年09月11日
ボロボロ蝶
午前8時過ぎ、ミヤマカラスアゲハのメスがゆっくり舞っていた。
居間の窓から見ていると、やがてクヌギの梢に落ち着いた。
翅は擦れて傷んでいるが、特に後ろ翅の損傷は大きい。
ミヤマカラスアゲハが止まっているクヌギの葉も傷だらけ。台風の影響も大きかった。
庭の落ち枝のほとんどがクヌギの小枝で、昨日ようやく片付けたが、林内の観察路に積もっている小枝はまだ全く手をつけていない。作業する上では、葉が乾燥するまで待った方が良いだろう。
こちらは↓カラスアゲハのメス。
ランタナの花には、他にクロアゲハ、オナガアゲハも来ていたが、どれも翅はボロボロだった。日齢もあるのだろうけど、やはり台風の強風に煽られた影響もあるのではないだろうか。
台風接近に伴い風が強まった段階でもまだ飛翔しているアゲハ類はけっこういた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
居間の窓から見ていると、やがてクヌギの梢に落ち着いた。
翅は擦れて傷んでいるが、特に後ろ翅の損傷は大きい。
ミヤマカラスアゲハが止まっているクヌギの葉も傷だらけ。台風の影響も大きかった。
庭の落ち枝のほとんどがクヌギの小枝で、昨日ようやく片付けたが、林内の観察路に積もっている小枝はまだ全く手をつけていない。作業する上では、葉が乾燥するまで待った方が良いだろう。
こちらは↓カラスアゲハのメス。
ランタナの花には、他にクロアゲハ、オナガアゲハも来ていたが、どれも翅はボロボロだった。日齢もあるのだろうけど、やはり台風の強風に煽られた影響もあるのではないだろうか。
台風接近に伴い風が強まった段階でもまだ飛翔しているアゲハ類はけっこういた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 20:59| チョウ
2020年09月10日
クツワムシ
昨夜、灯りに来ての居残りだろうか。
玄関の網戸にいた、クツワムシのオス。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 FL-LM3
今日は曇りがちで、雨もほんのわずかだけ降った。
庭のシソ花にはたくさんのハチ類が来ていたが、その中で際立っていたのが、アオスジアゲハ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R
よほど空腹だったのか、吸蜜滞在時間がやけに長かった。
こちらは、ルリモンハナバチ。今日も2頭来ていたが、この写真はアオスジアゲハ同様、悪い見本。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R
日差しがない中、ストロボの直接光に照らされた被写体が実に不自然な描写になっていて、自然光とのアンバランスが目立ってしまう。
曇天下でストロボを使う場合、光を極力柔らげるディフューザーを使った方がいい。
玄関の網戸にいた、クツワムシのオス。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 FL-LM3
今日は曇りがちで、雨もほんのわずかだけ降った。
庭のシソ花にはたくさんのハチ類が来ていたが、その中で際立っていたのが、アオスジアゲハ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R
よほど空腹だったのか、吸蜜滞在時間がやけに長かった。
こちらは、ルリモンハナバチ。今日も2頭来ていたが、この写真はアオスジアゲハ同様、悪い見本。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R
日差しがない中、ストロボの直接光に照らされた被写体が実に不自然な描写になっていて、自然光とのアンバランスが目立ってしまう。
曇天下でストロボを使う場合、光を極力柔らげるディフューザーを使った方がいい。
posted by やまかます at 21:45| バッタ
2020年09月09日
ニシキリギリス
庭の日陰になった草むらに、キリギリスのメスがいた。
自然光で。
こちらは、ストロボを使って日中シンクロ。マイナス2補正。
クヌギの樹液には久しぶりに、ヒラタクワガタの姿もあった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO GODOX TT350
台風10号が通過後、朝夕は、涼しくなった。掛け布団もタオルケットだけでは寒いくらい。
もうすっかり秋の気配が漂う。クツワムシ、スズムシ、クサヒバリ、アオマツムシ、ツヅレサセコオロギ、、、、、
鳴く虫も一層賑やかに奏でている。
午後から草刈り作業を2時間ばかり。曇りだったので作業は楽。
汗びっしょりになったけれど、休憩は一回きりで済んだ。
アゲハが数頭、他にはモンキアゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハが次々とランタナの花に来ていた。
自然光で。
こちらは、ストロボを使って日中シンクロ。マイナス2補正。
クヌギの樹液には久しぶりに、ヒラタクワガタの姿もあった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO GODOX TT350
台風10号が通過後、朝夕は、涼しくなった。掛け布団もタオルケットだけでは寒いくらい。
もうすっかり秋の気配が漂う。クツワムシ、スズムシ、クサヒバリ、アオマツムシ、ツヅレサセコオロギ、、、、、
鳴く虫も一層賑やかに奏でている。
午後から草刈り作業を2時間ばかり。曇りだったので作業は楽。
汗びっしょりになったけれど、休憩は一回きりで済んだ。
アゲハが数頭、他にはモンキアゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハが次々とランタナの花に来ていた。
posted by やまかます at 20:21| バッタ
2020年09月08日
2020年09月07日
台風10号の爪痕
昨日の午後6時頃から風雨ともに激しくなり、台風10号の接近を実感。
午後8時前には停電。光回線も切断。
停電は覚悟していたので、断水に備えて飲料水と雑用水を準備しておいた。
こうなると夜でもあるし、できることは懐中電灯の灯で読書するくらい。
日中は2〜3ミリの微小昆虫ばかりを室内撮影して、根気のいる作業でもあり、肩が凝って疲れが溜まっていた。
事前の報道でもあったように、特に吹き続いた風は未曾有の強さ。
ゴーゴー唸るような音で、夜中には何度も目が醒めた。家がどうかなるのでは、と不安になった。
けれど一夜明けた今日、停電と光回線切断ともに昼過ぎには、復旧した。
こんなにも早く復旧できるとは思ってなかったので、とにかく助かった。
光回線の修理担当の方とは顔馴染みになった。今年に入って今回で3度目の修理依頼だ。
家屋の被害はほとんど無かったが、林に降りてみると、夥しい落枝葉が観察路を覆い尽くし、
倒木も何本かあった。
中でも大きなアカメガシワが観察路を跨ぐように倒れていた。
完全に立ち枯れており、根っこからズッコリ抜けたようだ。
この倒木をどう片付けるか?いづれにせよ、作業は冬になってからだ。
EOS-5D MarkV EF24mm F2.8 IS USM
日中、日射しもあったが、ときおり思い出したように強い風が吹き続けた。
そんな中、待ってました!とばかりアゲハや、ナガサキアゲハ、クロアゲハなどが吸蜜に勤しんでいた。
写真のクロアゲハ♂は翅がボロボロで、後ろ翅も半分以上を失っているが、全く平気のようで花から花へと素早く飛び回っていた。
シオカラトンボのメスは、スジグロシロチョウを捕らえて食べていた。
結局、今日の新聞は配達が来なかった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R
午後8時前には停電。光回線も切断。
停電は覚悟していたので、断水に備えて飲料水と雑用水を準備しておいた。
こうなると夜でもあるし、できることは懐中電灯の灯で読書するくらい。
日中は2〜3ミリの微小昆虫ばかりを室内撮影して、根気のいる作業でもあり、肩が凝って疲れが溜まっていた。
事前の報道でもあったように、特に吹き続いた風は未曾有の強さ。
ゴーゴー唸るような音で、夜中には何度も目が醒めた。家がどうかなるのでは、と不安になった。
けれど一夜明けた今日、停電と光回線切断ともに昼過ぎには、復旧した。
こんなにも早く復旧できるとは思ってなかったので、とにかく助かった。
光回線の修理担当の方とは顔馴染みになった。今年に入って今回で3度目の修理依頼だ。
家屋の被害はほとんど無かったが、林に降りてみると、夥しい落枝葉が観察路を覆い尽くし、
倒木も何本かあった。
中でも大きなアカメガシワが観察路を跨ぐように倒れていた。
完全に立ち枯れており、根っこからズッコリ抜けたようだ。
この倒木をどう片付けるか?いづれにせよ、作業は冬になってからだ。
EOS-5D MarkV EF24mm F2.8 IS USM
日中、日射しもあったが、ときおり思い出したように強い風が吹き続けた。
そんな中、待ってました!とばかりアゲハや、ナガサキアゲハ、クロアゲハなどが吸蜜に勤しんでいた。
写真のクロアゲハ♂は翅がボロボロで、後ろ翅も半分以上を失っているが、全く平気のようで花から花へと素早く飛び回っていた。
シオカラトンボのメスは、スジグロシロチョウを捕らえて食べていた。
結局、今日の新聞は配達が来なかった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R
posted by やまかます at 20:37| チョウ
2020年09月04日
ツチイナゴの兄弟?
ルリモンハナバチが今朝も来ていた、家庭菜園のシソ。
シソの葉はツチイナゴにも大人気で、赤紫蘇もよく食べている。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
近所の路上ではカラスアゲハのオスがしきりと、低空飛翔。
吸水がお目当てだが、なかなか落ち着かないのは私が道の真ん中にいたせいだろう。
同じ場所を行ったり来たり。ときに道端の梢で休憩。
いろんな苦難を乗り越えてきたのだろうなあ。
E-M1 markU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
シソの葉はツチイナゴにも大人気で、赤紫蘇もよく食べている。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
近所の路上ではカラスアゲハのオスがしきりと、低空飛翔。
吸水がお目当てだが、なかなか落ち着かないのは私が道の真ん中にいたせいだろう。
同じ場所を行ったり来たり。ときに道端の梢で休憩。
いろんな苦難を乗り越えてきたのだろうなあ。
E-M1 markU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 21:34| バッタ
2020年09月03日
ルリモンハナバチ
家庭菜園には毎年、シソがたくさん生える。勝手にドンドン増えていく。
まさに手間要らずで、大葉には不自由しないから助かる。
今は花盛りで、チョウやハチ類が多く訪れている。
室内作業の息抜きに出てみると、ちょうどルリモンハナバチが来ていた。
ミツバチより大きいので遠目にもすぐに判る。
一番下の写真は、シャッタースピードが1/500だったので、ブレてしまった。
日射しがあったのでISO400にしていたが、雲が掛かっては仕方が無い。タイミングが悪かった。
けれど、ISO800にはできるだけ上げないようにしている。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R
まさに手間要らずで、大葉には不自由しないから助かる。
今は花盛りで、チョウやハチ類が多く訪れている。
室内作業の息抜きに出てみると、ちょうどルリモンハナバチが来ていた。
ミツバチより大きいので遠目にもすぐに判る。
一番下の写真は、シャッタースピードが1/500だったので、ブレてしまった。
日射しがあったのでISO400にしていたが、雲が掛かっては仕方が無い。タイミングが悪かった。
けれど、ISO800にはできるだけ上げないようにしている。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R
posted by やまかます at 20:51| ハチ・アリ
2020年09月02日
ユミアシゴミムシダマシ
玄関前のイロハカエデは一昨年に立ち枯れてしまい、根元から伐採した。
切り分けた枝や幹は庭に転がしておいたのだが、キノコも生え今ではすっかり朽ちている。
EOS-5D MarkV EF24mm F2.8 IS USM
イロハカエデの朽ち木は、ヤマトシロアリをはじめ多種類の昆虫のすみかとなっている。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
ユミアシゴミムシダマシもたくさん、ここで育っている。
切り分けた枝や幹は庭に転がしておいたのだが、キノコも生え今ではすっかり朽ちている。
EOS-5D MarkV EF24mm F2.8 IS USM
イロハカエデの朽ち木は、ヤマトシロアリをはじめ多種類の昆虫のすみかとなっている。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
ユミアシゴミムシダマシもたくさん、ここで育っている。
posted by やまかます at 21:48| コウチュウ
2020年09月01日
ツノトンボの卵
ハグロソウに虫が来ていないか見に行っての戻り、(虫は来なかった)
隣の空き地のエノコログサに、ツノトンボの卵がびっしり並んでいた。
草地環境さえあればそれほど珍しい虫でもないが、昼間は草陰にじっとしているので、案外、成虫に出会す機会は少ない。卵はご覧のようにイネ科植物の茎に並べて産み付けることが多いので、その気になればすぐに見つかる。
産み付ける高さは、地面から30〜40センチの範囲。
2010年9月13日の「ひむか昆虫記」に、「卵のふ化は午前中に行われ、それも正午前頃が多い」と書いてあった。
自分で書いておきながらすっかり忘れていたが、ふ化の様子も撮影していた。ふ化は一斉に始まるが、ある程度ばらつきもあり、一つの卵塊で「全部のふ化が終了するのに30分程度」とまで書いてある。
ふ化した幼虫は地面に降りて散り散りになる。
肉食だから各々、孤独な生活を送る。小さな幼虫がどんな獲物にありつくことができるのだろうか?
当然、様々な天敵の餌食にもなるだろう。
写真の卵塊は、45コ。仮に全部45頭がふ化したとして、生き残るのは一体、そのうちの何頭になるだろうか?
全滅、ということだってあるのだろう。どこで、どうやって、どんな糧を得て成長していくのか、
その詳細を知りたいし、できることなら聞いてみたい、というのが私の抱き続けている想いだ。
しかし、相手は小さな小さな虫だ。姿を見つけるだけでも容易ではない。
ましてや、24時間、張り付くわけにもいかない。24時間とまでいかなくとも、なりふり構わず、観察に没頭することは可能だ。やれるだけやってみることは、成果の程はともかくも、意欲と情熱があればできないこともない。
けれど、想像するに、それをやり通すとすれば、例えば、とっくに私の家庭は崩壊していただろう。
ずいぶん昔になるが、ツノトンボ類の生態にのめり込まれた昆虫写真家の方がいた。
年齢もキャリアも、私にとっては大先輩、Tさんだった。
Tさんに請われて、私が知っていたキバネツノトンボの生息地(群馬県)を案内したことがある。
Tさんはそのフィールドをたいそう気に入って、現場近くの宿に泊まり込み、観察を続けた。
長期滞在しているなかで、周辺の生息地も次々と見つけられたようだが、私が案内したポイントが一番密度が濃いということだった。
お役に立てて私も安心したが、一方では、とても自分には真似ができないことだと思った。
Tさんの現役時代は科学者だった。その科学者魂は引退した後も延々と燃え続けたのだ。
科学者として自然を見つめる姿勢は尊敬できたし、学ぶべきことは多い。
しかし、
昆虫写真家として稼ぐ道筋にはいささか遠いものがあった。真似してやりたくてもできないジレンマも感じた。
Tさんが羨ましいとは思いつつも、どこまで、なりふり構わず観察に時間を割くかは、やはり自分なりにここまで、という線引きが必要だった。
それでも、自分のようなおざなりな自然観察であっても、それを長年継続しているとそこそこには勘所も冴えてくる。
この勘、というのは自分にとっては、ささやかなものであれ、もっとも大事な財産には違いない。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8
GODOX TT350
隣の空き地のエノコログサに、ツノトンボの卵がびっしり並んでいた。
草地環境さえあればそれほど珍しい虫でもないが、昼間は草陰にじっとしているので、案外、成虫に出会す機会は少ない。卵はご覧のようにイネ科植物の茎に並べて産み付けることが多いので、その気になればすぐに見つかる。
産み付ける高さは、地面から30〜40センチの範囲。
2010年9月13日の「ひむか昆虫記」に、「卵のふ化は午前中に行われ、それも正午前頃が多い」と書いてあった。
自分で書いておきながらすっかり忘れていたが、ふ化の様子も撮影していた。ふ化は一斉に始まるが、ある程度ばらつきもあり、一つの卵塊で「全部のふ化が終了するのに30分程度」とまで書いてある。
ふ化した幼虫は地面に降りて散り散りになる。
肉食だから各々、孤独な生活を送る。小さな幼虫がどんな獲物にありつくことができるのだろうか?
当然、様々な天敵の餌食にもなるだろう。
写真の卵塊は、45コ。仮に全部45頭がふ化したとして、生き残るのは一体、そのうちの何頭になるだろうか?
全滅、ということだってあるのだろう。どこで、どうやって、どんな糧を得て成長していくのか、
その詳細を知りたいし、できることなら聞いてみたい、というのが私の抱き続けている想いだ。
しかし、相手は小さな小さな虫だ。姿を見つけるだけでも容易ではない。
ましてや、24時間、張り付くわけにもいかない。24時間とまでいかなくとも、なりふり構わず、観察に没頭することは可能だ。やれるだけやってみることは、成果の程はともかくも、意欲と情熱があればできないこともない。
けれど、想像するに、それをやり通すとすれば、例えば、とっくに私の家庭は崩壊していただろう。
ずいぶん昔になるが、ツノトンボ類の生態にのめり込まれた昆虫写真家の方がいた。
年齢もキャリアも、私にとっては大先輩、Tさんだった。
Tさんに請われて、私が知っていたキバネツノトンボの生息地(群馬県)を案内したことがある。
Tさんはそのフィールドをたいそう気に入って、現場近くの宿に泊まり込み、観察を続けた。
長期滞在しているなかで、周辺の生息地も次々と見つけられたようだが、私が案内したポイントが一番密度が濃いということだった。
お役に立てて私も安心したが、一方では、とても自分には真似ができないことだと思った。
Tさんの現役時代は科学者だった。その科学者魂は引退した後も延々と燃え続けたのだ。
科学者として自然を見つめる姿勢は尊敬できたし、学ぶべきことは多い。
しかし、
昆虫写真家として稼ぐ道筋にはいささか遠いものがあった。真似してやりたくてもできないジレンマも感じた。
Tさんが羨ましいとは思いつつも、どこまで、なりふり構わず観察に時間を割くかは、やはり自分なりにここまで、という線引きが必要だった。
それでも、自分のようなおざなりな自然観察であっても、それを長年継続しているとそこそこには勘所も冴えてくる。
この勘、というのは自分にとっては、ささやかなものであれ、もっとも大事な財産には違いない。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:49| アミメカゲロウ