都城市、高木町の浜宮池に行ってみた。
ここは湧水池なので、透明度も高く水面も綺麗だ。
残念ながら、オオアメンボは一頭もいなかった。
陰になっている場所では、アメンボ(ナミアメンボ)が多数、群れていた。
池の中央でホバリングしていたのは、タイワンウチワヤンマ。
ヒメコウホネの花数は少なかった。
花の上で、ショウジョウトンボが休憩中。
E-M1 markV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
2020年08月30日
オオアメンボ、危機一髪!
午前中、自宅林下の池で、オオアメンボ の撮影。
ウジャウジャいるナミアメンボに比べて、オオアメンボの個体数は少なく、二桁に乗るかどうか、というところ。
アメンボの撮影では、水面の浮遊物などが時に邪魔になり、思った絵柄の写真に仕上げるのは難しい。
そもそも、撮影ポジションの制約も大きい。池に落ちぬよう、それでもギリギリまで身を乗り出し、カメラを構える。
猛暑の下、水面に漂うオオアメンボが羨ましくなってくる。
水面に落ちた、おそらくセダカタシャチホコと思われるイモムシに食らいついた、オオアメンボがいた。
血の匂いを嗅ぎつけたナミアメンボが、すぐに寄って来たりして、少しは絵柄になりそうだった。
しばらくこのオオアメンボを追い続けているうち、鯉が水面に上がって来た。
大きな口を開け、ズゴゴ〜ッと、餌になるものなら何でも飲み込んでいく。
そのバキュームお化けが、ついにオオアメンボ にも近づき、
思わず「あっ!」と叫ぶと同時に、
かのオオアメンボ がセダカシャチホコ幼虫ごと吸い込まれていく瞬間が見えた。
「なんちゅう、結末やねん!」
が、、、、、
鯉の口に渦巻く水流を嘲笑うかのように、オオアメンボは自分の獲物を離して、ピョン〜と逃げ切っていた。
いや、その速いこと!!
まさに、サイボーグ009の瞬間移動!
わかる人は少ないだろうけど、、、。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R
ウジャウジャいるナミアメンボに比べて、オオアメンボの個体数は少なく、二桁に乗るかどうか、というところ。
アメンボの撮影では、水面の浮遊物などが時に邪魔になり、思った絵柄の写真に仕上げるのは難しい。
そもそも、撮影ポジションの制約も大きい。池に落ちぬよう、それでもギリギリまで身を乗り出し、カメラを構える。
猛暑の下、水面に漂うオオアメンボが羨ましくなってくる。
水面に落ちた、おそらくセダカタシャチホコと思われるイモムシに食らいついた、オオアメンボがいた。
血の匂いを嗅ぎつけたナミアメンボが、すぐに寄って来たりして、少しは絵柄になりそうだった。
しばらくこのオオアメンボを追い続けているうち、鯉が水面に上がって来た。
大きな口を開け、ズゴゴ〜ッと、餌になるものなら何でも飲み込んでいく。
そのバキュームお化けが、ついにオオアメンボ にも近づき、
思わず「あっ!」と叫ぶと同時に、
かのオオアメンボ がセダカシャチホコ幼虫ごと吸い込まれていく瞬間が見えた。
「なんちゅう、結末やねん!」
が、、、、、
鯉の口に渦巻く水流を嘲笑うかのように、オオアメンボは自分の獲物を離して、ピョン〜と逃げ切っていた。
いや、その速いこと!!
まさに、サイボーグ009の瞬間移動!
わかる人は少ないだろうけど、、、。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL-900R
posted by やまかます at 19:52| カメムシ
2020年08月29日
ハラビロカマキリ褐色型
日本最大のオオアメンボ。
そのオオアメンボ の、ずばりデッカイとわかるような写真を、というリクエストが入った。
自然状態で、虫の大きさを写真で表現するのは難しい。
オオアメンボを撮影したことはあるが、10年以上前だし、手応えはそこそこだったと記憶している。
まして大きさがわかる写真でないことは間違いない。
ならば撮り下ろすしかない。
猛暑の中、午後2時過ぎ頃から、以前撮影した隣町の公園に行ってみた。
この公園には人工のせせらぎがあり、シオカラトンボも多いので、シオカラトンボ狙いで出向いたことも何度かある。それ以外では、あまりにも植生が単調で貧困な環境ゆえ、まず訪れることはない。
久しぶりに訪れてみると、水量がきわめて少なく、数頭のナミアメンボがいるだけで、オオアメンボ はいなかった。相変わらず、シオカラトンボだけは多い。
目の前のサクラの幹上で、アブラゼミが暴れていた。ハラビロカマキリに捕らえられ、食事が始まったばかり。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
キアゲハの蛹殻がアジサイの茎にあって、羽化して日が浅いことがわかった。
近くに食草があるはず、と探してみれば、4メートル離れた先に、食痕だらけのシラネセンキュウが生えていて、
キアゲハの若齢幼虫が次々と見つかった。全部で6頭。
今日中に何とか撮影しておきたいので、公園を出てから自分ちの林の下にある池に寄ってみた。
車を池に横付け。
すると、ナミアメンボが日陰にウジャウジャいて、オオアメンボも数頭、水面を漂っていた。
「何だ、それなら最初から池に降りてみれば良かった」とは思うが、
機会あるごとに近場のフィールドもこまめに覗いておくことも大事だ。
気を取り直して、オオアメンボをカメラで追っていると、ナミアメンボがフレームの中に入ってき、オオアメンボ に体当たりしたりすることもあった。
ナミアメンボと並んだ、オオアメンボ。今日の成果はそこまで。
明日、もう一度、トライしてみよう。
そのオオアメンボ の、ずばりデッカイとわかるような写真を、というリクエストが入った。
自然状態で、虫の大きさを写真で表現するのは難しい。
オオアメンボを撮影したことはあるが、10年以上前だし、手応えはそこそこだったと記憶している。
まして大きさがわかる写真でないことは間違いない。
ならば撮り下ろすしかない。
猛暑の中、午後2時過ぎ頃から、以前撮影した隣町の公園に行ってみた。
この公園には人工のせせらぎがあり、シオカラトンボも多いので、シオカラトンボ狙いで出向いたことも何度かある。それ以外では、あまりにも植生が単調で貧困な環境ゆえ、まず訪れることはない。
久しぶりに訪れてみると、水量がきわめて少なく、数頭のナミアメンボがいるだけで、オオアメンボ はいなかった。相変わらず、シオカラトンボだけは多い。
目の前のサクラの幹上で、アブラゼミが暴れていた。ハラビロカマキリに捕らえられ、食事が始まったばかり。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
キアゲハの蛹殻がアジサイの茎にあって、羽化して日が浅いことがわかった。
近くに食草があるはず、と探してみれば、4メートル離れた先に、食痕だらけのシラネセンキュウが生えていて、
キアゲハの若齢幼虫が次々と見つかった。全部で6頭。
今日中に何とか撮影しておきたいので、公園を出てから自分ちの林の下にある池に寄ってみた。
車を池に横付け。
すると、ナミアメンボが日陰にウジャウジャいて、オオアメンボも数頭、水面を漂っていた。
「何だ、それなら最初から池に降りてみれば良かった」とは思うが、
機会あるごとに近場のフィールドもこまめに覗いておくことも大事だ。
気を取り直して、オオアメンボをカメラで追っていると、ナミアメンボがフレームの中に入ってき、オオアメンボ に体当たりしたりすることもあった。
ナミアメンボと並んだ、オオアメンボ。今日の成果はそこまで。
明日、もう一度、トライしてみよう。
posted by やまかます at 21:59| 本
2020年08月28日
飛んで火に入る、夏の虫
午後7時半。嫁さんと連れ立って、夜の灯り巡りに出かけた。
自動販売機では、クビキリギス♀の幼虫だろうか、虫の死骸?フンかな? を食べていた。
自動販売機ではカゲロウ類が多いくらいで、他にめぼしい虫は来ていなかった。
水銀灯の灯りにはかなりの数、虫が来ていた。派手に舞うのは、ヘビトンボ。スズメガ類もそこそこ。
水銀灯の周りの梢を見ていくと、タッタカモクメシャチホコがいた。
胸部は人面模様。アップで撮っておけば良かった。
嫁さんはしきりと、「綺麗!」と喜んでいた。
他には、ゴマフボクトウ
ウスギヌカギバ
今日のお目当ての、虫もいた。
私「あ!いたよ。オオカマキリモドキ、だよ」
嫁さんはもちろん、初めて見る虫だ。
嫁「何それ?」
私「昼間、探し歩いてまったく見つからなかったからね」
嫁「あ、こっちに本物のカマキリがいるよ」
やはりカマキリに目がいくようだ。
と、繁みから賑やかに飛び出したのは、ツクツクボウシ。
セミも灯りによく飛来する。
しかも、白いでっかいお荷物を下げていた。
嫁「何、コレ!? 重たそう〜、気持ち悪」
私「セミヤドリガの幼虫だよ。セミにしがみついて、体液を吸って育つの」
嫁「セミがかわいそう〜」
私「それが意外と、セミは平気なんだよ。不思議だけどさあ」
夜の灯り巡りも、神経を使う。
嫁さん同伴なら、そこそこカムフラージュになるかとは思う。
まあ田舎だから、おまわりさんも来ないけれどね。
昔、学生の頃と、東村山市に住んでいた頃に、二回、夜中に職務尋問を受けたことがある。
学生の時は覆面パトカーに連れ込まれて、所持物検査まで受け、怖かったなあ〜。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
自動販売機では、クビキリギス♀の幼虫だろうか、虫の死骸?フンかな? を食べていた。
自動販売機ではカゲロウ類が多いくらいで、他にめぼしい虫は来ていなかった。
水銀灯の灯りにはかなりの数、虫が来ていた。派手に舞うのは、ヘビトンボ。スズメガ類もそこそこ。
水銀灯の周りの梢を見ていくと、タッタカモクメシャチホコがいた。
胸部は人面模様。アップで撮っておけば良かった。
嫁さんはしきりと、「綺麗!」と喜んでいた。
他には、ゴマフボクトウ
ウスギヌカギバ
今日のお目当ての、虫もいた。
私「あ!いたよ。オオカマキリモドキ、だよ」
嫁さんはもちろん、初めて見る虫だ。
嫁「何それ?」
私「昼間、探し歩いてまったく見つからなかったからね」
嫁「あ、こっちに本物のカマキリがいるよ」
やはりカマキリに目がいくようだ。
と、繁みから賑やかに飛び出したのは、ツクツクボウシ。
セミも灯りによく飛来する。
しかも、白いでっかいお荷物を下げていた。
嫁「何、コレ!? 重たそう〜、気持ち悪」
私「セミヤドリガの幼虫だよ。セミにしがみついて、体液を吸って育つの」
嫁「セミがかわいそう〜」
私「それが意外と、セミは平気なんだよ。不思議だけどさあ」
夜の灯り巡りも、神経を使う。
嫁さん同伴なら、そこそこカムフラージュになるかとは思う。
まあ田舎だから、おまわりさんも来ないけれどね。
昔、学生の頃と、東村山市に住んでいた頃に、二回、夜中に職務尋問を受けたことがある。
学生の時は覆面パトカーに連れ込まれて、所持物検査まで受け、怖かったなあ〜。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
posted by やまかます at 22:21| ガ
2020年08月27日
羽化した、モンクチビルテントウ
飼育していたモンクチビルテントウの蛹が、昨日、羽化した。
飼育下ではあるけど、蛹期間は5日程度。
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 GODOX TT350
体色はまだ薄いが、体型、紋の形などから、モンクチビルテントウ、と改めて確認できた。
写真の成虫の顔は黒い。これはしかし、個体によって違い、白いものもいる。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX DE300 深度合成
ススキで今日、見つけた個体の顔は白い。やはり顔色はヨツボシテントウとの区別点にはならない。
背面から見た体型、黒い紋の形、などで二種の区別はできる。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
キツネノマゴに似ていて、花がより大きい、ハグロソウがすぐ近所の道端に咲いていた。
ハグロソウもキツネノマゴ科。
キツネノマゴには昆虫がよく訪れるけれど、ハグロソウの花にきているところはまだ見ていない気がする。これからしばらく、訪花昆虫の観察にも気を配りたい。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU
花は二つの苞の間から出ている。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU
ハグロソウの蕾。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU
ハグロソウという名前だが、葉っぱが特に黒いわけでもない。
名前の由来は不明だそうだ。
( 高橋修 著『色で見わけ五感で楽しむ 野草図鑑』ナツメ社 より )
ハグロソウの名前は覚えにくいが、何かしら昆虫でも来てくれると印象づく気がする。
そう思ってしばらくハグロソウを眺めていたら、クロセセリが近くにやってきた。
お!吸蜜に来るかな、と期待してみたが、あちこち移動するだけで花には一度も寄ってこなかった。
日光浴ばかり。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU
庭のクヌギ樹液に、ノコギリクワガタ♂が来ていた。久しぶりの登場だ。
体には三箇所、痛々しい傷がある。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT
オスの陰になって見えないが、メスもいる。メスは食事に専念している。
オスがボーッとしているように見える理由はそのためで、樹液に来ていても樹液を舐めてはいない。
ボーッとしているというのは見た目でしかなく、オスはひたすらメスをガードしている。
もちろん、この場に別のオスが現れたら、かのオスは俄然、ファインティングポーズをとる。
けれど、体のより小さいオスはちょっとした隙をついて、ちゃっかりメスに言い寄ることもしばしば。
体が立派なオスは喧嘩相撲では負け無しだが、小回りが効かないのがアダとなる。
それにしても、、、、、、
写真のオスは結構、大型の体格。なのにこれほどの傷を負う、ということは、喧嘩の相手はどんなタフな奴だったのだろうか?
それとも、天敵の鳥にでも襲われたのだろうか?
クワガタムシの喧嘩では、通常、小さい方が早々と負けを宣言して土俵から去ってしまう。
勝ち負けは睨み合いで方が付くと言っていい。不思議な気もするのだが、視覚で相手の大きさがわかるのだろうか?それとも気迫が伝わる?
無用な争いは避ける、それが生き残るための知恵だ。
けれど、もしも体格が互角の場合は、これは激しい取っ組み相撲になる。
お互いに、「お〜!コイツ、やるな!」と判るんだろうか。
まさにガチンコ相撲だ。そういう場面はしかし、そうそう見れるものでもない。
勝ち負けを、ゲーム感覚で楽しむのは、人間だけかもしれない。
飼育下ではあるけど、蛹期間は5日程度。
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 GODOX TT350
体色はまだ薄いが、体型、紋の形などから、モンクチビルテントウ、と改めて確認できた。
写真の成虫の顔は黒い。これはしかし、個体によって違い、白いものもいる。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX DE300 深度合成
ススキで今日、見つけた個体の顔は白い。やはり顔色はヨツボシテントウとの区別点にはならない。
背面から見た体型、黒い紋の形、などで二種の区別はできる。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350
キツネノマゴに似ていて、花がより大きい、ハグロソウがすぐ近所の道端に咲いていた。
ハグロソウもキツネノマゴ科。
キツネノマゴには昆虫がよく訪れるけれど、ハグロソウの花にきているところはまだ見ていない気がする。これからしばらく、訪花昆虫の観察にも気を配りたい。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU
花は二つの苞の間から出ている。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU
ハグロソウの蕾。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU
ハグロソウという名前だが、葉っぱが特に黒いわけでもない。
名前の由来は不明だそうだ。
( 高橋修 著『色で見わけ五感で楽しむ 野草図鑑』ナツメ社 より )
ハグロソウの名前は覚えにくいが、何かしら昆虫でも来てくれると印象づく気がする。
そう思ってしばらくハグロソウを眺めていたら、クロセセリが近くにやってきた。
お!吸蜜に来るかな、と期待してみたが、あちこち移動するだけで花には一度も寄ってこなかった。
日光浴ばかり。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 270EXU
庭のクヌギ樹液に、ノコギリクワガタ♂が来ていた。久しぶりの登場だ。
体には三箇所、痛々しい傷がある。
EOS-5D MarkV EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 430EX III-RT
オスの陰になって見えないが、メスもいる。メスは食事に専念している。
オスがボーッとしているように見える理由はそのためで、樹液に来ていても樹液を舐めてはいない。
ボーッとしているというのは見た目でしかなく、オスはひたすらメスをガードしている。
もちろん、この場に別のオスが現れたら、かのオスは俄然、ファインティングポーズをとる。
けれど、体のより小さいオスはちょっとした隙をついて、ちゃっかりメスに言い寄ることもしばしば。
体が立派なオスは喧嘩相撲では負け無しだが、小回りが効かないのがアダとなる。
それにしても、、、、、、
写真のオスは結構、大型の体格。なのにこれほどの傷を負う、ということは、喧嘩の相手はどんなタフな奴だったのだろうか?
それとも、天敵の鳥にでも襲われたのだろうか?
クワガタムシの喧嘩では、通常、小さい方が早々と負けを宣言して土俵から去ってしまう。
勝ち負けは睨み合いで方が付くと言っていい。不思議な気もするのだが、視覚で相手の大きさがわかるのだろうか?それとも気迫が伝わる?
無用な争いは避ける、それが生き残るための知恵だ。
けれど、もしも体格が互角の場合は、これは激しい取っ組み相撲になる。
お互いに、「お〜!コイツ、やるな!」と判るんだろうか。
まさにガチンコ相撲だ。そういう場面はしかし、そうそう見れるものでもない。
勝ち負けを、ゲーム感覚で楽しむのは、人間だけかもしれない。
posted by やまかます at 18:23| コウチュウ
2020年08月26日
葉蔭のアミガサハゴロモ
カシ類など常緑広葉樹の梢で次々と見つかる、アミガサハゴロモ。
アミガサハゴロモは個体変異の幅が広いようだが、薄暗い常緑広葉樹林で次々と見つかる個体は、
皆、この黄色味の強い写真のタイプだった。一瞬、何だ?と迷うが以前からこの黄色タイプはよく目にしていた。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 270EXU
アミガサハゴロモは個体変異の幅が広いようだが、薄暗い常緑広葉樹林で次々と見つかる個体は、
皆、この黄色味の強い写真のタイプだった。一瞬、何だ?と迷うが以前からこの黄色タイプはよく目にしていた。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 270EXU
posted by やまかます at 19:52| カメムシ
2020年08月25日
2020年08月24日
残暑?猛暑?
見上げれば、大きなコナラが太い枝を広げており、地面にはドングリと葉っぱ付きのパラシュートがいくつも転がっていた。
2年前も今日と同じ日付に、観察しており、場所は違うが、例年並みと言えるだろうか。
手に持っているのは、撮影中にポトリと落ちてきた「しわざ」。
あ!ハイイロチョッキリ♀の労働の証しである、切り口が後ろ向きで見えてなかった。
クヌギ林の下草に、ウコンエダシャクのオス。灯りではなく、こうして林のすみかで会える方が嬉しい。
メスに求愛しているオスなど、活発に舞っている姿もあったけど、
こちらのアオスジアゲハは、あまりの暑さのためか、薄暗い林内に入って、しばし休憩タイム(午後2時半)。
同じく、ムラサキツバメもツツジの日陰にて、動かず。
おや、もう、ヒガンバナ が、咲いている。
ここは、大きなクヌギの根元。
三股町 上米公園
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 GODOX TT350
2年前も今日と同じ日付に、観察しており、場所は違うが、例年並みと言えるだろうか。
手に持っているのは、撮影中にポトリと落ちてきた「しわざ」。
あ!ハイイロチョッキリ♀の労働の証しである、切り口が後ろ向きで見えてなかった。
クヌギ林の下草に、ウコンエダシャクのオス。灯りではなく、こうして林のすみかで会える方が嬉しい。
メスに求愛しているオスなど、活発に舞っている姿もあったけど、
こちらのアオスジアゲハは、あまりの暑さのためか、薄暗い林内に入って、しばし休憩タイム(午後2時半)。
同じく、ムラサキツバメもツツジの日陰にて、動かず。
おや、もう、ヒガンバナ が、咲いている。
ここは、大きなクヌギの根元。
三股町 上米公園
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 GODOX TT350
posted by やまかます at 19:24| しわざ
2020年08月23日
ヒラタグンバイウンカ、ふたたび
昨日と同じススキで、今日のヒラタグンバイウンカはよく目立つ場所にいた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
うんと寄ってみた。
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 FL-300R
庭のあちこちに増えてきた、ガガイモ科のツル植物。
コカモメヅル、だろうか?ヤマイモのツルと一緒に絡んでいると余計に、細い茎は目立たない。
花が小さい(5ミリ以下)なので、コカモメヅルでいいようだ。
ご教示いただいた方にお礼申し上げます。
花。
果実。
ギンツバメ幼虫の食草となるが、葉っぱに幼虫の食痕は見当たらなかった。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
うんと寄ってみた。
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 FL-300R
庭のあちこちに増えてきた、ガガイモ科のツル植物。
コカモメヅル、だろうか?ヤマイモのツルと一緒に絡んでいると余計に、細い茎は目立たない。
花が小さい(5ミリ以下)なので、コカモメヅルでいいようだ。
ご教示いただいた方にお礼申し上げます。
花。
果実。
ギンツバメ幼虫の食草となるが、葉っぱに幼虫の食痕は見当たらなかった。
posted by やまかます at 19:46| カメムシ
2020年08月22日
モンクチビルテントウ幼虫、ふたたび
連日、33〜35度cを示していたリビングの温度計。
午後1時、にわか雨が降り始め、嬉しくなって温度計を見れば、31度c。
「猛暑からようやく解放されたよ!何日目だっけ?」
涼しい風が吹き込む玄関の上り框に座って、しばらく外の雨をぼんやり眺めていた。
今日の観察は、午前中、仕事部屋のすぐ外で行った。
クヌギとイチイガシ、ツツジ、アジサイ、そしてススキが生える、小さなフィールドだ。
クヌギだけは、私が6年前に植えたものだ。前にも書いたが今では屋根を越える高さまで成長している。
日陰と少しばかりの木漏れ日。ちょうどいい案配だ。
クヌギの根際に生えているススキを、腰をかがめて下から見上げてみる。
「お!いつの間に?」
カンシャワタムシのコロニーが葉裏に白く際立ち、コロニーをなぞっていくと、ゴイシシジミの羽化殻(蛹殻)があった。少し離れたところにももう一つ。
「あ!いつの間に?」
ちょっと悔しい。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 270EXU
コロニーの数は多く、目線を移していくうち、ゴイシシジミの成虫もいた。
アブラムシの甘露を吸いに来ているのかな?
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 270EXU
カンシャワタムシのコロニーには、剥げ落ちたような箇所が目立ち、そこには黒いコールタールような糞が付いている。これはハキオビヒラタアブ幼虫のしわざで、実際、数頭のハキオビヒラタアブ幼虫もいた。
さらに見ていくと、カンシャワタムシにかぶりついている、モンクチビルテントウの幼虫までいた。カンシャワタムシはお尻にある一対の角状管から黒い滴の警報フェロモンを出している。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-300R
どうやら、モンクチビルテントウ幼虫の餌となるアブラムシの種類はかなり広いようだ。
アブラムシなら何でもいいのかな?
ススキでは、久しぶりに探していた虫が見つかった。
ヒラタグンバイウンカ、だ。
必ず、葉裏に貼り付いている。
自然光のままだと、葉っぱに溶け込んだシルエットが辛うじてわかる程度。
見えます?
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ
ストロボ光を照射してみるとよくわかる。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 270EXU
午後4時。雨上がりで少し蒸し暑くなったけど、曇り空。
やり残していた場所の、草刈り作業を1時間ほど行った。
午後6時20分。
ヒグラシの鳴き声が、いかにも涼しげだ。
午後1時、にわか雨が降り始め、嬉しくなって温度計を見れば、31度c。
「猛暑からようやく解放されたよ!何日目だっけ?」
涼しい風が吹き込む玄関の上り框に座って、しばらく外の雨をぼんやり眺めていた。
今日の観察は、午前中、仕事部屋のすぐ外で行った。
クヌギとイチイガシ、ツツジ、アジサイ、そしてススキが生える、小さなフィールドだ。
クヌギだけは、私が6年前に植えたものだ。前にも書いたが今では屋根を越える高さまで成長している。
日陰と少しばかりの木漏れ日。ちょうどいい案配だ。
クヌギの根際に生えているススキを、腰をかがめて下から見上げてみる。
「お!いつの間に?」
カンシャワタムシのコロニーが葉裏に白く際立ち、コロニーをなぞっていくと、ゴイシシジミの羽化殻(蛹殻)があった。少し離れたところにももう一つ。
「あ!いつの間に?」
ちょっと悔しい。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 270EXU
コロニーの数は多く、目線を移していくうち、ゴイシシジミの成虫もいた。
アブラムシの甘露を吸いに来ているのかな?
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 270EXU
カンシャワタムシのコロニーには、剥げ落ちたような箇所が目立ち、そこには黒いコールタールような糞が付いている。これはハキオビヒラタアブ幼虫のしわざで、実際、数頭のハキオビヒラタアブ幼虫もいた。
さらに見ていくと、カンシャワタムシにかぶりついている、モンクチビルテントウの幼虫までいた。カンシャワタムシはお尻にある一対の角状管から黒い滴の警報フェロモンを出している。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-300R
どうやら、モンクチビルテントウ幼虫の餌となるアブラムシの種類はかなり広いようだ。
アブラムシなら何でもいいのかな?
ススキでは、久しぶりに探していた虫が見つかった。
ヒラタグンバイウンカ、だ。
必ず、葉裏に貼り付いている。
自然光のままだと、葉っぱに溶け込んだシルエットが辛うじてわかる程度。
見えます?
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ
ストロボ光を照射してみるとよくわかる。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 270EXU
午後4時。雨上がりで少し蒸し暑くなったけど、曇り空。
やり残していた場所の、草刈り作業を1時間ほど行った。
午後6時20分。
ヒグラシの鳴き声が、いかにも涼しげだ。
posted by やまかます at 18:23| コウチュウ
2020年08月21日
窓辺生きもの博物館
今日は曇りがちで、熱射が照りつける時間帯は少なめだった。
室内でも33度止まり。幾分か過ごしやすい1日だった。
パソコン作業や工作などしていて、ふと窓を振り返ると、いました、今日も。
大きなヤモリ。
アシダカグモのオス。タコみたい。
屋外は言うに及ばず、室内に紛れ込む生き物は数多いけれど、まさに結界とも言えよう窓辺に、
それぞれの事情に応じて、貼りつく生きものも枚挙にいとまが無い。
これまで、ブログに登場した種数はどれだけになるだろうか?
もっとも、その結界に激突死するのは鳥であり、あんましこれは種数を誇るわけにもいかない。
クヌギの葉裏をめくれば見つかります、シャチホコガ科の卵塊。
うちの林の場合、ツマキシャチホコか、クロツマキシャチホコかな?
卵の中央の精孔と呼ばれる窪みが、紫色になっている卵は、ふ化が近付いているのかもしれない。
室内でも33度止まり。幾分か過ごしやすい1日だった。
パソコン作業や工作などしていて、ふと窓を振り返ると、いました、今日も。
大きなヤモリ。
アシダカグモのオス。タコみたい。
屋外は言うに及ばず、室内に紛れ込む生き物は数多いけれど、まさに結界とも言えよう窓辺に、
それぞれの事情に応じて、貼りつく生きものも枚挙にいとまが無い。
これまで、ブログに登場した種数はどれだけになるだろうか?
もっとも、その結界に激突死するのは鳥であり、あんましこれは種数を誇るわけにもいかない。
クヌギの葉裏をめくれば見つかります、シャチホコガ科の卵塊。
うちの林の場合、ツマキシャチホコか、クロツマキシャチホコかな?
卵の中央の精孔と呼ばれる窪みが、紫色になっている卵は、ふ化が近付いているのかもしれない。
posted by やまかます at 19:45| ごった煮
2020年08月20日
モンクチビルテントウの食事作法とは?
しばらく前から、ツユクサの総苞内に宿る、ツユクサアブラムシを毎日のように見てきた。
インクブルーを纏ったツユクサアブラムシ、ひっそりとした小さなコロニーなど、わたし好みなのかもしれない。
毎朝、総苞をそっと開いていると、アブラムシに寄り添っている、円盤型の幼虫がいることに気づいた。
その姿はクヌギでよく見つかる、ヨツボシテントウの幼虫にそっくり。
はて?ヨツボシテントウに近似種のテントウムシって、なんだっけ?どこかで見たような記憶もあるような。
愛媛大学、昆虫学研究室の吉富博之准教授に伺ったところ、「モンクチビルテントウの幼虫」であろうとのご教示をいただいた。そして、本種は外来種であり、その故郷は台湾や中国、ベトナムのようだ。
なるほど、成虫の姿はヨツボシテントウとそっくりで、この情報を知らないとうっかり見誤ってしまいそうだ。
ご教示いただいた、吉富博之准教授に感謝いたします。
アブラムシには、アミメアリやヒメアリがよく通ってくるが、
モンクチビルテントウ幼虫に対しても、アブラムシと同じように振る舞い、決して攻撃したり、排除しようとはしない。
モンクチビルテントウはアブラムシのお尻にくらいつき、体液を吸う。つまり吸血するのだが、、、
なかなかチャンスに恵まれなかったが、ようやくのこと、その瞬間をしっかり観察できた(そもそも、幼虫の数が少ない)。
で、「え!?何それ!」が、わたしの第一声。
体液をすっかり吸われて、ぬけがら同然、萎んで白くなったアブラムシ。
ところが、しばらくすると、
萎んだ風船が膨らむが如く、アブラムシがまるで生き返ったように、元の姿に戻る!
「え!?なに、吸い戻し!」
体液をすっかり吸い上げたかと思えば、次には吐き戻し、これを延々と何度も繰り返すのであった。
「なに、これ!?どういうこと!? まさか遊んでいるわけではないよね」
吸血と吐き戻しという、ふしぎな行動を観察してから三日後、3頭の幼虫のうち一頭が蛹化した。
小さな、小さな、テントウムシのさなぎ。
モンクチビルテントウの幼虫は、様々な種類のアブラムシコロニーで見つかっているようだ。
今回、幼虫の飼育では、補充の容易い、クヌギトゲアブラムシを餌に与えてみたが、これもよく吸血していた。
ちょうどクヌギの新梢では、クヌギトゲアブラムシが大発生しており、今年生まれのスズメ若鳥たちが、毎朝、このアブラムシを啄んでいる。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 、 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 、 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2
GODOX TT350 XPro O Nikon SB-30
インクブルーを纏ったツユクサアブラムシ、ひっそりとした小さなコロニーなど、わたし好みなのかもしれない。
毎朝、総苞をそっと開いていると、アブラムシに寄り添っている、円盤型の幼虫がいることに気づいた。
その姿はクヌギでよく見つかる、ヨツボシテントウの幼虫にそっくり。
はて?ヨツボシテントウに近似種のテントウムシって、なんだっけ?どこかで見たような記憶もあるような。
愛媛大学、昆虫学研究室の吉富博之准教授に伺ったところ、「モンクチビルテントウの幼虫」であろうとのご教示をいただいた。そして、本種は外来種であり、その故郷は台湾や中国、ベトナムのようだ。
なるほど、成虫の姿はヨツボシテントウとそっくりで、この情報を知らないとうっかり見誤ってしまいそうだ。
ご教示いただいた、吉富博之准教授に感謝いたします。
アブラムシには、アミメアリやヒメアリがよく通ってくるが、
モンクチビルテントウ幼虫に対しても、アブラムシと同じように振る舞い、決して攻撃したり、排除しようとはしない。
モンクチビルテントウはアブラムシのお尻にくらいつき、体液を吸う。つまり吸血するのだが、、、
なかなかチャンスに恵まれなかったが、ようやくのこと、その瞬間をしっかり観察できた(そもそも、幼虫の数が少ない)。
で、「え!?何それ!」が、わたしの第一声。
体液をすっかり吸われて、ぬけがら同然、萎んで白くなったアブラムシ。
ところが、しばらくすると、
萎んだ風船が膨らむが如く、アブラムシがまるで生き返ったように、元の姿に戻る!
「え!?なに、吸い戻し!」
体液をすっかり吸い上げたかと思えば、次には吐き戻し、これを延々と何度も繰り返すのであった。
「なに、これ!?どういうこと!? まさか遊んでいるわけではないよね」
吸血と吐き戻しという、ふしぎな行動を観察してから三日後、3頭の幼虫のうち一頭が蛹化した。
小さな、小さな、テントウムシのさなぎ。
モンクチビルテントウの幼虫は、様々な種類のアブラムシコロニーで見つかっているようだ。
今回、幼虫の飼育では、補充の容易い、クヌギトゲアブラムシを餌に与えてみたが、これもよく吸血していた。
ちょうどクヌギの新梢では、クヌギトゲアブラムシが大発生しており、今年生まれのスズメ若鳥たちが、毎朝、このアブラムシを啄んでいる。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 、 ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 、 ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2
GODOX TT350 XPro O Nikon SB-30
posted by やまかます at 20:39| コウチュウ
2020年08月19日
キンモウアナバチの狩り
林の中で重々しい、羽音がした。
見上げてみると、キンモウアナバチがヒメクダマキモドキ♂を大事そうに、抱えて飛んでいた。いかにも重そうだ。
見失わないよう目で追いかけていくと、やがてクワの枝に止まった。
急いで駆けつけてみれば、狩った獲物に毒針を何度も打ち込んでいた。
最初の一撃では麻酔の効きが悪かったのだろうか。何度も念入りに注射していた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
見上げてみると、キンモウアナバチがヒメクダマキモドキ♂を大事そうに、抱えて飛んでいた。いかにも重そうだ。
見失わないよう目で追いかけていくと、やがてクワの枝に止まった。
急いで駆けつけてみれば、狩った獲物に毒針を何度も打ち込んでいた。
最初の一撃では麻酔の効きが悪かったのだろうか。何度も念入りに注射していた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
posted by やまかます at 19:46| ハチ・アリ
2020年08月18日
マメイタイセキグモ
昨日、昼間に見つけた、マメイタイセキグモ。
うちの林にいたとは! と、いうかわたしの観察力が足りなかったに過ぎないのだろう。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 270EXU
写真で拡大してみればクモとわかるが、肉眼ではまさに糞としか見えない。
昨夜はもちろん、夜になって林に降りてみた。
ランニングに短パン、足下は長靴、といういかにもアンバランスな格好だが、誰に会うでもなく、自分ちなのだから防虫対策さえしっかりしておけば、これで良し。マムシ対策として、流石にサンダル履きはやめた。
午後9時を過ぎた頃、一本の糸にぶら下がっていた、マメイタイセキグモ。
しきりと糸球を作るも、粘球を作る気配がない。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
すぐ近くで賑やかに鳴いていた、クツワムシ。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
ツクツクボウシの羽化も今がピーク。
うちの林のセミの中ではニイニイゼミと並んで最も数が多く、これまでにも羽化のシーンは何度も撮影している。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
今朝のこと、マメイタイセキグモは忽然と、姿を消してしまった。
周辺をかなり探してみたけれど、見つからなかった。そして、今夜も探してみたが、姿無し。
そう言えば、ヤマアジサイで観察していた、ギボシヒメグモ親子も、先日、忽然と姿を消してしまった。
うちの林にいたとは! と、いうかわたしの観察力が足りなかったに過ぎないのだろう。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 270EXU
写真で拡大してみればクモとわかるが、肉眼ではまさに糞としか見えない。
昨夜はもちろん、夜になって林に降りてみた。
ランニングに短パン、足下は長靴、といういかにもアンバランスな格好だが、誰に会うでもなく、自分ちなのだから防虫対策さえしっかりしておけば、これで良し。マムシ対策として、流石にサンダル履きはやめた。
午後9時を過ぎた頃、一本の糸にぶら下がっていた、マメイタイセキグモ。
しきりと糸球を作るも、粘球を作る気配がない。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
すぐ近くで賑やかに鳴いていた、クツワムシ。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
ツクツクボウシの羽化も今がピーク。
うちの林のセミの中ではニイニイゼミと並んで最も数が多く、これまでにも羽化のシーンは何度も撮影している。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
今朝のこと、マメイタイセキグモは忽然と、姿を消してしまった。
周辺をかなり探してみたけれど、見つからなかった。そして、今夜も探してみたが、姿無し。
そう言えば、ヤマアジサイで観察していた、ギボシヒメグモ親子も、先日、忽然と姿を消してしまった。
posted by やまかます at 21:53| Comment(0)
| クモ
2020年08月17日
お母さんのおなか
うちの林のアブラゼミ、過去13年間で記録的な数かと思う。やたらといる。
アブラゼミの撮影では、わざわざ街中の神社や公園に出掛ける必要があったけど、今夏はそういう手間が省ける。
多いだけあって、今日はセミヤドリガ幼虫に寄生されたオスとメスを各一頭、見つけた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
多いだけあって、ほぼ毎日のように絶体絶命の喘ぎ声を聴く。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
ツクツクボウシも日々日々に増えて、ジョロウグモの網糸に掛かってもがいていたりする。
まだ小柄なジョロウグモは、この暴れまくる獲物に手をこまねいて、ひたすら待機するしかない。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
ツユクサアブラムシのメス親の腹部には、やがて産み落とされる子どもの姿が、透けて見えている。体の中で卵の発生が進み、ふ化してのち、皮を被った姿で産み落とされる。これが卵胎生だが、そのおかげでアブラムシのコロニーはあっという間に数が増える。
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2.8 GODOX TT350 XPro O
アブラゼミを見上げていた時、ハゼノキの葉裏にクモらしきシルエットが目に入った。
「うん!?ワクドツキジグモ?」
風に揺れて、しっかりと姿が見えない。望遠レンズを標準マクロに換えて覗いてみれば、
「なんだ!糞じゃないか! カタツムリの糞だよ」
それでも悔しくて、一枚写真を撮って画像を確認してみれば、、、
「オヤ!やっぱり、クモだ! それも、マメイタイセキグモ、ではないか!」
今夜から夜の観察を始めることにした。林を降りてすぐの場所、足場も良い。
アブラゼミの撮影では、わざわざ街中の神社や公園に出掛ける必要があったけど、今夏はそういう手間が省ける。
多いだけあって、今日はセミヤドリガ幼虫に寄生されたオスとメスを各一頭、見つけた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
多いだけあって、ほぼ毎日のように絶体絶命の喘ぎ声を聴く。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
ツクツクボウシも日々日々に増えて、ジョロウグモの網糸に掛かってもがいていたりする。
まだ小柄なジョロウグモは、この暴れまくる獲物に手をこまねいて、ひたすら待機するしかない。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
ツユクサアブラムシのメス親の腹部には、やがて産み落とされる子どもの姿が、透けて見えている。体の中で卵の発生が進み、ふ化してのち、皮を被った姿で産み落とされる。これが卵胎生だが、そのおかげでアブラムシのコロニーはあっという間に数が増える。
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 20mm f2.8 GODOX TT350 XPro O
アブラゼミを見上げていた時、ハゼノキの葉裏にクモらしきシルエットが目に入った。
「うん!?ワクドツキジグモ?」
風に揺れて、しっかりと姿が見えない。望遠レンズを標準マクロに換えて覗いてみれば、
「なんだ!糞じゃないか! カタツムリの糞だよ」
それでも悔しくて、一枚写真を撮って画像を確認してみれば、、、
「オヤ!やっぱり、クモだ! それも、マメイタイセキグモ、ではないか!」
今夜から夜の観察を始めることにした。林を降りてすぐの場所、足場も良い。
posted by やまかます at 21:41| アブラムシ
2020年08月16日
おとなしいオオテントウの産卵
午後6時半を過ぎる頃から、ようやく暑さも和らいでくる。
扇風機を窓辺に置いて外気を室内に取り込むと、ホッと一息つけるのは夕暮れ時だ。
今日は空がわずかに霞んでおり、雲も次第に湧いてきたので、夕立を期待したがやはり期待外れに終わった。ほんと、一雨が欲しい。
さて、午前中、日南市にオオテントウの様子を観に行ってみた。場所は9年前に見つけたポイント。
ホウライチクのタケノコはわずかしかなかったが、ツノアブラムシの一種の密なコロニーがあって、
そこには3頭のオオテントウが来ていた。
オオテントウの実物を見るのは始めての嫁さんに、解説しながら撮影した。
アブラムシを飽食しての休憩だろうか、じっと動かない。
そもそも本種は配偶行動以外では、あまり動かない。ナナホシテントウのような、あのセカセカした歩きは見られない。
黒いものは、オオテントウのフン。随分、食べたようだ。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
コロニー全体をびっしり覆っている、茶色のアブラムシ(脚が長い)が兵隊アブラムシだ。
こうして防御システムを巡らせていても、オオテントウの捕食を食い止めることはできない。
ちょうど産卵を始めた直後のメスもいた。
卵はボウリングのピンのように、間隔を空けて産卵する。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 GODOX TT350
兵隊アブラムシは、オオテントウの卵に食らいついて、これを潰そうと頑張るところは、10年前に観察している。
果たしてその成果はどうだろう?と疑問に感じていたのだが、別の卵塊では一部の卵が潰れていた。兵隊アブラムシによるものかどうかは、わからない。当初、兵隊アブラムシの死骸が卵に被さるようにいくつもあったように見えたが、それはアブラムシの脱皮殻と判明。コロニーから落下して卵に付着したようだ。
扇風機を窓辺に置いて外気を室内に取り込むと、ホッと一息つけるのは夕暮れ時だ。
今日は空がわずかに霞んでおり、雲も次第に湧いてきたので、夕立を期待したがやはり期待外れに終わった。ほんと、一雨が欲しい。
さて、午前中、日南市にオオテントウの様子を観に行ってみた。場所は9年前に見つけたポイント。
ホウライチクのタケノコはわずかしかなかったが、ツノアブラムシの一種の密なコロニーがあって、
そこには3頭のオオテントウが来ていた。
オオテントウの実物を見るのは始めての嫁さんに、解説しながら撮影した。
アブラムシを飽食しての休憩だろうか、じっと動かない。
そもそも本種は配偶行動以外では、あまり動かない。ナナホシテントウのような、あのセカセカした歩きは見られない。
黒いものは、オオテントウのフン。随分、食べたようだ。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
コロニー全体をびっしり覆っている、茶色のアブラムシ(脚が長い)が兵隊アブラムシだ。
こうして防御システムを巡らせていても、オオテントウの捕食を食い止めることはできない。
ちょうど産卵を始めた直後のメスもいた。
卵はボウリングのピンのように、間隔を空けて産卵する。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 GODOX TT350
兵隊アブラムシは、オオテントウの卵に食らいついて、これを潰そうと頑張るところは、10年前に観察している。
果たしてその成果はどうだろう?と疑問に感じていたのだが、別の卵塊では一部の卵が潰れていた。兵隊アブラムシによるものかどうかは、わからない。当初、兵隊アブラムシの死骸が卵に被さるようにいくつもあったように見えたが、それはアブラムシの脱皮殻と判明。コロニーから落下して卵に付着したようだ。
posted by やまかます at 20:51| コウチュウ
2020年08月15日
ヌルデハベニサンゴフシ
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
夏空は続くよどこまでも、、、、、夕立もゲリラ豪雨も、雨は一切なしの夏日、もう何日になるだろう?
遠いけどすぐ目についた、赤色珊瑚は、虫こぶの、ヌルデハベニサンゴフシ。
当初、ヌルデミミフシとしていたが、間違いだった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
九州では少し山間まで出掛けないとお目にかかれない、ミンミンゼミ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 GODOX TT350
ニホントカゲ、でっかい!。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
やはり、尻尾に目がいく。切断してから再生した痕跡がある。
キオビエダシャクが、ナガコガネグモの網糸に掛かっていた。
キオビエダシャク、こんな姿だけど、久しぶりに登場!
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
今年の夏は確かに異様に暑い。少なくとも昨年、一昨年に比べても。
湿度は低いので風さえあれば日陰は過ごし易いが、微風すらほぼ無いので、とくに家の中は熱が籠もってやりきれない。室内作業は諦めて、どこかへ出かけるか、庭に出て何かしら体を動かしていた方がいい。
外から戻ったら、玄関の上がり框で、足を水桶に入れて読書するのが一番だ。
夜は窓さえ開けておけば寝苦しいことはなく、ほどほどに涼しい。
さすがに周りが林と草地ばかりの田舎一軒家だけの事はある。
清流がそばに欲しいところだが、それはそれで、大雨が怖い。
お盆の帰省は控えて、お墓参りは親戚の方に代理でお願いした。
帰省を自粛する人は全国的に多かったようだ。
午後6時58分。
霧島山の夕暮れ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
夏空は続くよどこまでも、、、、、夕立もゲリラ豪雨も、雨は一切なしの夏日、もう何日になるだろう?
遠いけどすぐ目についた、赤色珊瑚は、虫こぶの、ヌルデハベニサンゴフシ。
当初、ヌルデミミフシとしていたが、間違いだった。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
九州では少し山間まで出掛けないとお目にかかれない、ミンミンゼミ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 GODOX TT350
ニホントカゲ、でっかい!。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
やはり、尻尾に目がいく。切断してから再生した痕跡がある。
キオビエダシャクが、ナガコガネグモの網糸に掛かっていた。
キオビエダシャク、こんな姿だけど、久しぶりに登場!
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
今年の夏は確かに異様に暑い。少なくとも昨年、一昨年に比べても。
湿度は低いので風さえあれば日陰は過ごし易いが、微風すらほぼ無いので、とくに家の中は熱が籠もってやりきれない。室内作業は諦めて、どこかへ出かけるか、庭に出て何かしら体を動かしていた方がいい。
外から戻ったら、玄関の上がり框で、足を水桶に入れて読書するのが一番だ。
夜は窓さえ開けておけば寝苦しいことはなく、ほどほどに涼しい。
さすがに周りが林と草地ばかりの田舎一軒家だけの事はある。
清流がそばに欲しいところだが、それはそれで、大雨が怖い。
お盆の帰省は控えて、お墓参りは親戚の方に代理でお願いした。
帰省を自粛する人は全国的に多かったようだ。
午後6時58分。
霧島山の夕暮れ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 19:06| 虫こぶ
2020年08月12日
17匹の子グモ
庭のヤマアジサイでずっと観察していたギボシヒメグモの卵のうで、
出のうが完了していた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
子グモは17匹。親グモのそばから離れない。
本種は親ぐもが吐き戻しの「スパイダーミルク」を子グモに与え、育児する。
数年前、その様子を撮影したけれど、とにかく小さいクモなので撮影は難しい。
卵のうには、出のう時に開いた小さな穴と、それ以上に大きく半分ほどをかじり取られている。
子グモの数が通常よりか少ないのは、もしかしたら何かアクシデントがあったのではないだろうか?
気温は35度を上回り暑いけれど、湿度は50〜60%。
日陰で微風があれば、そこそこ涼しくエアコンは要らない。というか、うちにはエアコンはないのだけど。
原稿書きの作業中、扇風機は必須。微風は気まぐれだから、あてにはできない。
ふと筆休めに窓を見ると、オオカマキリがいつの間にか、網戸にへばりついていた。
背景の緑のカーテンは、ゴーヤ。
今年の梅雨は長く、日照不足と低温のせいか、葉の成長が鈍い。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
外に出てみると、オオカマキリの体には、米粒のような寄生バエの卵を背負っていた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
出のうが完了していた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro GODOX TT350 XPro O
子グモは17匹。親グモのそばから離れない。
本種は親ぐもが吐き戻しの「スパイダーミルク」を子グモに与え、育児する。
数年前、その様子を撮影したけれど、とにかく小さいクモなので撮影は難しい。
卵のうには、出のう時に開いた小さな穴と、それ以上に大きく半分ほどをかじり取られている。
子グモの数が通常よりか少ないのは、もしかしたら何かアクシデントがあったのではないだろうか?
気温は35度を上回り暑いけれど、湿度は50〜60%。
日陰で微風があれば、そこそこ涼しくエアコンは要らない。というか、うちにはエアコンはないのだけど。
原稿書きの作業中、扇風機は必須。微風は気まぐれだから、あてにはできない。
ふと筆休めに窓を見ると、オオカマキリがいつの間にか、網戸にへばりついていた。
背景の緑のカーテンは、ゴーヤ。
今年の梅雨は長く、日照不足と低温のせいか、葉の成長が鈍い。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
外に出てみると、オオカマキリの体には、米粒のような寄生バエの卵を背負っていた。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
posted by やまかます at 20:28| クモ
2020年08月11日
竹筒アパート争奪戦?
今年の春、竹筒アパートを西向きの縁側に設置しておいた。
毎年の恒例行事になっている。メダケやホテイチクといった巣材は、不自由しないほどタップリとある。
一昨日、久々に覗いてみれば、アパートの8割以上が、コクロアナバチの巣であり、入り口には枯れ草がホウキのように、はみ出ていた。その賑やかな様子を撮影しておけば良かったと、今日になって後悔することになった。
ホウキ束は、ほとんどが除去され地面に落ちており、しきりとアパートに出入りする、
オオハキリバチの姿があった。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 240EXU
オオフタオビドロバチの営巣は少なく、わずかに一本。コクロアナバチの巣材は枯れ草だから、その気になれば、コツコツと外に放り出してしまうことも可能だろうか。その現場を見ていないので何とも言えない。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 240EXU
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 240EXU
夕方になってすっかり晴れた。今日は朝からはっきりしない天気で、今にも雨になりそうだったりしたが、結局、雨はなく、とにかく暑かった。
青空抜きで、トリノフンダマシ。まだ幼体のようだ。小さい。
昨夜はクツワムシの大合唱がひと段落すると、今夏初めて、アオマツムシが鳴き始めた。
うちの林では極めて少ない虫なので、もしかしたら街中ではとっくに賑やかになっているのかもしれない。ともかく、うちは、クツワムシが多い。
毎年の恒例行事になっている。メダケやホテイチクといった巣材は、不自由しないほどタップリとある。
一昨日、久々に覗いてみれば、アパートの8割以上が、コクロアナバチの巣であり、入り口には枯れ草がホウキのように、はみ出ていた。その賑やかな様子を撮影しておけば良かったと、今日になって後悔することになった。
ホウキ束は、ほとんどが除去され地面に落ちており、しきりとアパートに出入りする、
オオハキリバチの姿があった。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 240EXU
オオフタオビドロバチの営巣は少なく、わずかに一本。コクロアナバチの巣材は枯れ草だから、その気になれば、コツコツと外に放り出してしまうことも可能だろうか。その現場を見ていないので何とも言えない。
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 240EXU
EOS-5D MarkV シグマ50mmマクロ 240EXU
夕方になってすっかり晴れた。今日は朝からはっきりしない天気で、今にも雨になりそうだったりしたが、結局、雨はなく、とにかく暑かった。
青空抜きで、トリノフンダマシ。まだ幼体のようだ。小さい。
昨夜はクツワムシの大合唱がひと段落すると、今夏初めて、アオマツムシが鳴き始めた。
うちの林では極めて少ない虫なので、もしかしたら街中ではとっくに賑やかになっているのかもしれない。ともかく、うちは、クツワムシが多い。
posted by やまかます at 20:54| ハチ・アリ
2020年08月10日
2020年08月09日
2020年08月08日
2020年08月07日
撮影現場
先日アップロードした、ヤブミョウガにつくカルピス色のアブラムシ。
その後、うちの近所でもいることがわかった。そこでヤブミョウガが特に多い場所へと赴くと、
アブラムシのコロニーが多数、見つかった。
けれどまだ同定はできていない。もうしばらく観察を続けてみよう。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
若齢幼虫の群れと、そこにさりげなく置かれているのはヒラタアブ類の卵だろう。
この卵がふ化すると、アブラムシにとってはエライことになってしまう。
E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8
今日の撮影現場は、杉林の中で、ここにはイノモトソウノメイガ幼虫巣も多い。
背後に渓流があって、ミヤマカワトンボもいる。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
今日の撮影機材は、お手軽なセット。
逆光の小型ストロボはNikonのSB-30に、スレーブユニットを履かせている。
カメラに取り付けているメインストロボは、OLYMPUSのFL-300R。
ストロボはいづれも、マニュアル発光。
逆光ストロボは、昨日書いた、OLYMPUSのツインフラッシュブラケットに自在アームで固定。
仕事部屋は屋根が低いスレート葺きなので、エアコンもなく、日中は熱が籠もってとにかく暑い。原稿を書く作業は特に辛い。
そこで家の中で風通しが良い場所にパソコンデスクを置いて、作業をしている。
風鈴の涼やかな音色も有り難い。
窓の外には、トゲナナフシがいた。
その後、うちの近所でもいることがわかった。そこでヤブミョウガが特に多い場所へと赴くと、
アブラムシのコロニーが多数、見つかった。
けれどまだ同定はできていない。もうしばらく観察を続けてみよう。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
若齢幼虫の群れと、そこにさりげなく置かれているのはヒラタアブ類の卵だろう。
この卵がふ化すると、アブラムシにとってはエライことになってしまう。
E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8
今日の撮影現場は、杉林の中で、ここにはイノモトソウノメイガ幼虫巣も多い。
背後に渓流があって、ミヤマカワトンボもいる。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
今日の撮影機材は、お手軽なセット。
逆光の小型ストロボはNikonのSB-30に、スレーブユニットを履かせている。
カメラに取り付けているメインストロボは、OLYMPUSのFL-300R。
ストロボはいづれも、マニュアル発光。
逆光ストロボは、昨日書いた、OLYMPUSのツインフラッシュブラケットに自在アームで固定。
仕事部屋は屋根が低いスレート葺きなので、エアコンもなく、日中は熱が籠もってとにかく暑い。原稿を書く作業は特に辛い。
そこで家の中で風通しが良い場所にパソコンデスクを置いて、作業をしている。
風鈴の涼やかな音色も有り難い。
窓の外には、トゲナナフシがいた。
posted by やまかます at 19:55| カメムシ
2020年08月06日
ツクツクボウシ、鳴く
部屋で作業していると、アブラゼミの悲痛な鳴き声。
「うん?どこだ」と窓に目を向ければ、庭のクヌギから声がする。近い!
しかし、クヌギの前に立ってもすぐには見当たらない。
「どこやん!?」
キョロキョロ探してしばらく、目の前、ちょうど目線の高さに、
アブラゼミを抱えたオオカマキリがぶら下がっていた。
昨日はクヌギの隣のコナラに羽化直後のハラビロカマキリがいた。カマキリ達の季節到来!
EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM 430EX III-RT
クヌギ樹液にはノコギリクワガタのカップルが一組とアブだけ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 GODOX TT350 XPro O
同じ樹液レストランで、昨日の朝はかなりの賑わいだった。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL900R
午後4時43分。
うちの林でツクツクボウシが鳴いていた。
短時間ではあったけど、ツクツクボウシ第一号だ。例年より10日ほど早いだろうか。
そして今夜は、庭でもあちこちでクツワムシが鳴いている。
仕事部屋のすぐ外で、とても賑やかだ。
<機材のお話し>
先月から使い始めたのは、GODOX(神牛)の、 小型ストロボTT350、と ワイヤレスフラッシュトリガーのXPro O。
TT350は、オリンパスとパナソニックのミラーレスカメラ専用。
電源は単三電池2本ながら、ガイドナンバー36、TTLオート(ハイスピードシンクロ)、マニュアル発光、マルチ発光、にも対応している。発光リサイクル時間は、0.1~2.2秒と短い。
ストロボをカメラから離して使う場合、カメラに取り付けたトリガーで無線コントロールできるシステムだ。
残念ながら、無線コントロールできて安価な小型ストロボが、国内メーカーには無いのが現状だ。
GODOX製のスタジオ用ストロボは数年間使っており、その安定した動作から、このメーカーの製品は信頼できるものと判断した。価格もびっくりするほど安いので、まあともかく使ってみなければ良し悪しもわからないと、使い始めたわけで、すると使い勝手はなかなか良い。
細かいことを言えば、例えば、アクセサリーシューのロック機構が昔ながらのネジ込み式なのが、ちょい気になる程度。ワンタッチロック式が主流になって久しいなか時代遅れの感もあるが、値段からすればこれくらいは目を瞑ろう。
ガイドナンバー32なので、強めのディフューザーを発光部にかませても、発光量には余裕がある。
ディフューザーは、カメラザックにパッキングする際のことも考慮して、折畳式のものを自作している。これはキャノンのEOSカメラの時から使っていたもので、TT350本体にワンタッチで装着できるようにした。
TT350を2台使えば、超高倍率接写から広角接写まで幅広くカバーできる。もちろん3台以上複数のストロボをコントロールできるのは言うまでもない。
2台をカメラに固定するには、オリンパスのツインフラッシュブラケットFL-BKM03を使っている。
ブラケットをより使い易くするために、カメラの取り付け、三脚への取り付けが、いづれもアルカスイス仕様でできるように改造してある。それもできるだけスマートに。またシュー取り付け位置の自由度も広くするため、溝を拡張した。
TT350、2台をツインフラッシュブラケットに取り付けた時の重量は、1キロ。
(電池込みのストロボ一台の重量が300g。ブラケットが400g)
カメラ本体(E-M1 MarkV)とレンズ(ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 )、トリガーを合わせた重量は、約1キロ。これらを全部組み合わせると、トータルで2キロになる。
人によっては、重いと感じるかもしれない。参考までに。
「うん?どこだ」と窓に目を向ければ、庭のクヌギから声がする。近い!
しかし、クヌギの前に立ってもすぐには見当たらない。
「どこやん!?」
キョロキョロ探してしばらく、目の前、ちょうど目線の高さに、
アブラゼミを抱えたオオカマキリがぶら下がっていた。
昨日はクヌギの隣のコナラに羽化直後のハラビロカマキリがいた。カマキリ達の季節到来!
EOS-5D MarkV EF70-300mm F4-5.6L IS USM 430EX III-RT
クヌギ樹液にはノコギリクワガタのカップルが一組とアブだけ。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 GODOX TT350 XPro O
同じ樹液レストランで、昨日の朝はかなりの賑わいだった。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO FL900R
午後4時43分。
うちの林でツクツクボウシが鳴いていた。
短時間ではあったけど、ツクツクボウシ第一号だ。例年より10日ほど早いだろうか。
そして今夜は、庭でもあちこちでクツワムシが鳴いている。
仕事部屋のすぐ外で、とても賑やかだ。
<機材のお話し>
先月から使い始めたのは、GODOX(神牛)の、 小型ストロボTT350、と ワイヤレスフラッシュトリガーのXPro O。
TT350は、オリンパスとパナソニックのミラーレスカメラ専用。
電源は単三電池2本ながら、ガイドナンバー36、TTLオート(ハイスピードシンクロ)、マニュアル発光、マルチ発光、にも対応している。発光リサイクル時間は、0.1~2.2秒と短い。
ストロボをカメラから離して使う場合、カメラに取り付けたトリガーで無線コントロールできるシステムだ。
残念ながら、無線コントロールできて安価な小型ストロボが、国内メーカーには無いのが現状だ。
GODOX製のスタジオ用ストロボは数年間使っており、その安定した動作から、このメーカーの製品は信頼できるものと判断した。価格もびっくりするほど安いので、まあともかく使ってみなければ良し悪しもわからないと、使い始めたわけで、すると使い勝手はなかなか良い。
細かいことを言えば、例えば、アクセサリーシューのロック機構が昔ながらのネジ込み式なのが、ちょい気になる程度。ワンタッチロック式が主流になって久しいなか時代遅れの感もあるが、値段からすればこれくらいは目を瞑ろう。
ガイドナンバー32なので、強めのディフューザーを発光部にかませても、発光量には余裕がある。
ディフューザーは、カメラザックにパッキングする際のことも考慮して、折畳式のものを自作している。これはキャノンのEOSカメラの時から使っていたもので、TT350本体にワンタッチで装着できるようにした。
TT350を2台使えば、超高倍率接写から広角接写まで幅広くカバーできる。もちろん3台以上複数のストロボをコントロールできるのは言うまでもない。
2台をカメラに固定するには、オリンパスのツインフラッシュブラケットFL-BKM03を使っている。
ブラケットをより使い易くするために、カメラの取り付け、三脚への取り付けが、いづれもアルカスイス仕様でできるように改造してある。それもできるだけスマートに。またシュー取り付け位置の自由度も広くするため、溝を拡張した。
TT350、2台をツインフラッシュブラケットに取り付けた時の重量は、1キロ。
(電池込みのストロボ一台の重量が300g。ブラケットが400g)
カメラ本体(E-M1 MarkV)とレンズ(ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 )、トリガーを合わせた重量は、約1キロ。これらを全部組み合わせると、トータルで2キロになる。
人によっては、重いと感じるかもしれない。参考までに。
posted by やまかます at 20:42| コウチュウ
2020年08月05日
朝の散歩
午前7時45分。
地区のゴミ集積場に赴くと、
田んぼの周辺の草地に、コガネグモの円網がいくつかあった。
みんなお腹がでっぷり、肥えている。産卵はもうじきだろう。
「かくれ帯」は成体になると、次第におざなりになる傾向がある。
畦道ではナガコガネグモもちらほらと見つかる。
こちらはまだ幼体で、成熟するのはもう少し先のこと。
つまり、コガネグモがそろそろ終盤なら、ナガコガネグモはこれからで、9〜11月の頃には大きな成体となる。
その頃にはコガネグモはすっかり姿を消してしまう。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
庭のヤマアジサイ葉裏にて。
ハゴロモ類の終齢幼虫。
と、ギボシヒメグモのオス。オスを見るのは初めて。
E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
卵のうに寄り添っていたメスの、すぐ近くだった。
地区のゴミ集積場に赴くと、
田んぼの周辺の草地に、コガネグモの円網がいくつかあった。
みんなお腹がでっぷり、肥えている。産卵はもうじきだろう。
「かくれ帯」は成体になると、次第におざなりになる傾向がある。
畦道ではナガコガネグモもちらほらと見つかる。
こちらはまだ幼体で、成熟するのはもう少し先のこと。
つまり、コガネグモがそろそろ終盤なら、ナガコガネグモはこれからで、9〜11月の頃には大きな成体となる。
その頃にはコガネグモはすっかり姿を消してしまう。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
庭のヤマアジサイ葉裏にて。
ハゴロモ類の終齢幼虫。
と、ギボシヒメグモのオス。オスを見るのは初めて。
E-M1 MarkV ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 マクロフラッシュ STF-8
卵のうに寄り添っていたメスの、すぐ近くだった。
posted by やまかます at 20:28| クモ
2020年08月04日
小さなアオシャク、小さなテントウムシダマシ
林縁の日陰にひっそりと佇んでいた、ウスキヒメアオシャク。
翅を広げた長さは20ミリ前後と小さいけど、絹光沢の青色にはつい目が釘付けになる。
本種の食樹は様々だが、コナラやカシ類も食べるので、幼虫にはどこかでお目にかかっているかも知れない、そんな気がする。それにしても、翅には傷一つ擦れひとつなく、まさに羽化して直後、という新鮮な姿。三股町 樺山
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-LM3
ヤマアジサイの葉裏にペタリと貼りついたようにして、じっと動かない。
赤くて目立つけれど、ともかく小さい。体長は4ミリ。
赤いけれど、和名は、キイロテントウダマシ。自宅庭
なぜでしょう?
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 GODOX TT350 XPro O
うちの林のアカギカメムシたちは、すでに成虫になっていた。
クモの糸に引っ掛かった、羽化殻。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
翅を広げた長さは20ミリ前後と小さいけど、絹光沢の青色にはつい目が釘付けになる。
本種の食樹は様々だが、コナラやカシ類も食べるので、幼虫にはどこかでお目にかかっているかも知れない、そんな気がする。それにしても、翅には傷一つ擦れひとつなく、まさに羽化して直後、という新鮮な姿。三股町 樺山
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro FL-LM3
ヤマアジサイの葉裏にペタリと貼りついたようにして、じっと動かない。
赤くて目立つけれど、ともかく小さい。体長は4ミリ。
赤いけれど、和名は、キイロテントウダマシ。自宅庭
なぜでしょう?
E-M1 MarkU ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8 GODOX TT350 XPro O
うちの林のアカギカメムシたちは、すでに成虫になっていた。
クモの糸に引っ掛かった、羽化殻。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
posted by やまかます at 21:14| ガ
2020年08月03日
ハンミョウと小さなハエ
石垣島のオモト林道だったと記憶している。30年ほど昔の話。
初めて出会ったヒメヤツボシハンミョウに感激して撮影したのだけど、そのヒメヤツボシハンミョウの頭部にチョコンと小さなハエが乗っていた。
「なんだ!?」
当時、気にはなったけどハエのことはすぐに忘れてしまい、詳しく調べなかった。
で、今日のこと、クロアゲハ、モンキアゲハ、ミヤマカラスアゲハの吸水集団の近くで、ハンミョウを撮影した。頭のあたりをしきりと前脚でクリーニングするような動作が気になったからだ。
その時には全く気付かなかったのだけど、後で画像を拡大してみれば、小さなハエ数頭が乗っかっていた。
ピクセル等倍では、
ハンミョウの体にフォーカスを合わせているので、ハエはボケている。
このハエはコガネバエ科の仲間かもしれない。クモに捕食されているニホンミツバチや、カメムシの体などによくたかっていることがある。まるでライオンの獲物にたかる、ハイエナのようだ。
たかっている以上、なんらかの栄養分を得ているのだろうと思う。
20数年前の記憶がふと蘇った。すっかり忘れ去っていた写真だけど、地面に這いつくばって撮影した当時のことがおぼろげに思い浮かぶ。
オオシロカネグモが大きな獲物を捕らえていた。
オオシオカラトンボのメスだろう。
帰り際、イヌビワの梢を見るともなく仰いでみれば、羽化殻にぶら下がった、イシガケチョウがいた。
羽化推定時刻は、午前10時半頃だろう。イシガケチョウの羽化時刻としては遅い方だと思う。季節や気象条件でバラツキがあるだろうけど、イシガケチョウの羽化時間帯は早朝のことが多い。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
初めて出会ったヒメヤツボシハンミョウに感激して撮影したのだけど、そのヒメヤツボシハンミョウの頭部にチョコンと小さなハエが乗っていた。
「なんだ!?」
当時、気にはなったけどハエのことはすぐに忘れてしまい、詳しく調べなかった。
で、今日のこと、クロアゲハ、モンキアゲハ、ミヤマカラスアゲハの吸水集団の近くで、ハンミョウを撮影した。頭のあたりをしきりと前脚でクリーニングするような動作が気になったからだ。
その時には全く気付かなかったのだけど、後で画像を拡大してみれば、小さなハエ数頭が乗っかっていた。
ピクセル等倍では、
ハンミョウの体にフォーカスを合わせているので、ハエはボケている。
このハエはコガネバエ科の仲間かもしれない。クモに捕食されているニホンミツバチや、カメムシの体などによくたかっていることがある。まるでライオンの獲物にたかる、ハイエナのようだ。
たかっている以上、なんらかの栄養分を得ているのだろうと思う。
20数年前の記憶がふと蘇った。すっかり忘れ去っていた写真だけど、地面に這いつくばって撮影した当時のことがおぼろげに思い浮かぶ。
オオシロカネグモが大きな獲物を捕らえていた。
オオシオカラトンボのメスだろう。
帰り際、イヌビワの梢を見るともなく仰いでみれば、羽化殻にぶら下がった、イシガケチョウがいた。
羽化推定時刻は、午前10時半頃だろう。イシガケチョウの羽化時刻としては遅い方だと思う。季節や気象条件でバラツキがあるだろうけど、イシガケチョウの羽化時間帯は早朝のことが多い。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20 FL-900R
posted by やまかます at 20:38| コウチュウ
2020年08月02日
八十歩で散歩、見上げてみれば
イヌビワの梢を見上げてみれば、キカラスウリの葉裏にペタリ、イシガケチョウ。
カキの梢を見上げてみれば、キノカワガの繭。
ガの繭の中で、もっとも見つけ易い繭の一つ。
メダケの茎にお腹パンパンのシルエット。ニセヒメクモヘリカメムシ。
ナツフジの蔓が絡んでいるネズミモチから、ヒラヒラとウラギンシジミ。
ゆったりした飛び方から、羽化して間もないのかも。
ケヤキの樹上からは、賑やかなアブラゼミの鳴き声。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
ノートパソコン「MacBook Air」の最新OSへのアップグレードを試みたが、いろんな方策をとっても結局できなかった。もちろん裏技もいくつか試してみた。
あれこれ調べて実行するうちに、2時間も浪費してしまった。そのうちに部屋は猛烈に暑くなった。
うちにはエアコンがないし、今日はほとんど風もなく、扇風機からは熱風が流れてくるだけ。
パソコンの放熱もどんどん溜まってくるわで、もうイヤになって、ギブアップ。
「MacBook Air 」は主に原稿書きや、講演専用なので、普段の使用率が低い。これまでOSのアップグレードを長く怠ってきたのも良くないような気がする。
カキの梢を見上げてみれば、キノカワガの繭。
ガの繭の中で、もっとも見つけ易い繭の一つ。
メダケの茎にお腹パンパンのシルエット。ニセヒメクモヘリカメムシ。
ナツフジの蔓が絡んでいるネズミモチから、ヒラヒラとウラギンシジミ。
ゆったりした飛び方から、羽化して間もないのかも。
ケヤキの樹上からは、賑やかなアブラゼミの鳴き声。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
ノートパソコン「MacBook Air」の最新OSへのアップグレードを試みたが、いろんな方策をとっても結局できなかった。もちろん裏技もいくつか試してみた。
あれこれ調べて実行するうちに、2時間も浪費してしまった。そのうちに部屋は猛烈に暑くなった。
うちにはエアコンがないし、今日はほとんど風もなく、扇風機からは熱風が流れてくるだけ。
パソコンの放熱もどんどん溜まってくるわで、もうイヤになって、ギブアップ。
「MacBook Air 」は主に原稿書きや、講演専用なので、普段の使用率が低い。これまでOSのアップグレードを長く怠ってきたのも良くないような気がする。
posted by やまかます at 20:47| カメムシ
2020年08月01日
夏の虫たち
先日、家庭菜園の枝豆で見つけたコミスジ幼虫はその後、姿を見失っていた。
今日、嫁さんが枝豆の収穫作業をしていたので、横で眺めていたら、放り投げられた葉に金色に輝く蛹がついていた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 深度合成
「あ!蛹だよ。コミスジという蝶の蛹だよ。こんなとこにいたんだ」
畑の横では、ショウリョウバッタのメス成虫。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
玄関前のススキには、コカマキリの終齢幼虫。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
メダケ、3メートルの高さには、ナナフシメス。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
庭のクヌギ樹液レストラン、ほぼ毎日、ノコギリクワガタが来ているけれど、ピークはすでに過ぎた。
メスを巡るオスたちの賑やかな争奪戦もなく、ともかく静かだ。
そう言えば、先々週からクツワムシが鳴き始め、今夜も賑やかだ。ハヤシノウマオイの「スイーーーッチョン!」も聴こえている。数はまだ少ないが、これから増えていくことだろう。
今日、嫁さんが枝豆の収穫作業をしていたので、横で眺めていたら、放り投げられた葉に金色に輝く蛹がついていた。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 深度合成
「あ!蛹だよ。コミスジという蝶の蛹だよ。こんなとこにいたんだ」
畑の横では、ショウリョウバッタのメス成虫。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
玄関前のススキには、コカマキリの終齢幼虫。
E-M1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
メダケ、3メートルの高さには、ナナフシメス。
E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
庭のクヌギ樹液レストラン、ほぼ毎日、ノコギリクワガタが来ているけれど、ピークはすでに過ぎた。
メスを巡るオスたちの賑やかな争奪戦もなく、ともかく静かだ。
そう言えば、先々週からクツワムシが鳴き始め、今夜も賑やかだ。ハヤシノウマオイの「スイーーーッチョン!」も聴こえている。数はまだ少ないが、これから増えていくことだろう。
posted by やまかます at 21:03| カマキリ