2019年09月30日

角田保育園

延岡での観察会、二日目の会場は角田保育園の園庭。

昨年の4月に引き続き、2回目。4歳、5歳児のクラスの子供たちと園庭で虫探し。
住まいの環境から、日常、昆虫と接する機会も多いようで、
虫を恐がったり、触れない、という子は一人もいない。

キハラゴマダラヒトリの幼虫を見つけた女の子がいて、すぐに人だかりができた。
「どれどれ。あ、これは触っても大丈夫だけど、手のひらに乗せてから見てね」
さっそく女の子が手のひらに乗せると歩くのが速くて、手のひらの道を次々と作るのに忙しい。
それが楽しいようで、みんなが順番待ち、ということに。

トマトパック片手に、子供達が見つけた虫は、、、

タイワンクツワムシ♀、マツムシ(♀が多数)、ウマオイ♀、ハラオカメコオロギ雌雄、エンマコオロギ♀、ヒシバッタ、セスジスズメ若齢幼虫。
クロコノマチョウ終齢幼虫、アオスジアゲハ蛹、キマダラカメムシ、アカタテハ、アゲハ、ツマグロヒョウモン、キタキチョウ、モンキアゲハ、ヤマトシジミ、ムネアカアワフキ幼虫巣、ハラナガツチバチ、センチコガネ、シロヒトリ、ショウリョウバッタ、イボバッタ、コバネイナゴ、、、、。

この子達が小学校、中学校、と進学していく中で、虫や自然とどう向き合うようになっていくのだろう。

午前11時40分、観察会を終了して帰宅。午後2時前には自宅に到着。
荷物を降ろしてから、上米公園へ。明日予定している新聞取材の下見。
それにしても暑い。青空は有り難いが陽射しが真夏並み。

先日のコバチ蛹が羽化していた。

コバチ成虫-7731.jpg

一昨日のミドリスズメ蛹は口吻の鞘が変形していたので、新たに撮影した写真と差し替えた。
蛹部屋が窮屈だったせいかもしれない。




            

posted by やまかます at 19:43| Comment(0) | ハチ・アリ

2019年09月29日

延岡市立植物園

今朝は青空が広がり予定通りに昆虫観察会を開催。

観察会.jpg


シマゴミグモ.jpg

シマゴミグモ

ハネカクシ.jpg

ハネカクシの一種 (愛宕山にて)


小学生の男の子が、シダを食べるキスジツマキリヨトウ幼虫を見つけた。
久しぶりの対面。
posted by やまかます at 17:36| Comment(0) | クモ

2019年09月28日

ミドリスズメのさなぎ

天気情報とは真逆の、朝から快晴。
予定通り、三股町での講演・観察会を開催できた。
前半30分は室内で「楽しい昆虫観察」と題してお話し。
そのあとはバスで町内の「みまたエコフィールド」に移動して観察会。

人気があったのは、カマキリ達。
講演でもカマキリの面白い行動に触れていた。終了時刻間際に小雨となったが、
参加者の皆さんには昆虫観察を楽しんでもらえたと思う。

一旦帰宅して軽い昼食をとってから、延岡に移動。
高速を北上しているうちに雨が強くなり始めた。昨夜の延岡は激しい雷雨だったようだ。

延岡市立植物園で雨のなか下見をしたあと、夜は別の観察会で延岡に来ていた、
Yさん、Mさん女史お二人と『青春の門』という居酒屋で一杯。

〆は、市役所傍の札幌ラーメン。

朝一番、いただいて飼育していたミドリスズメ幼虫の一頭が蛹化していた。

ミドリスズメ蛹-2063.jpg

本種は奄美大島以南に生息している。
posted by やまかます at 22:53| Comment(0) |

2019年09月27日

シュレーゲルアオガエル

どうやらオオスズメバチ巣探しは延期になったようだ。

砂糖水トラップはまだしばらく設置したままで、ワーカーが帰巣する場所の絞り込みを、後一日はやるとのこと。

ただ問題なのは、砂糖水トラップの設置場所はうちの浄化槽の傍であり、月一回の浄化槽点検が入るとマズイことになる。まあ今日は何度も観察に来ていたから、巣場所の絞り込みも出来た事だろう。

仕事部屋の外灯に来ていた、シュレーゲルアオガエルの子供。
シュレーゲル黒-0711.jpg


黒インクをかぶったような姿だが、これは場所によって緑色に戻るようだ。
その実験をしようと思っていたが、撮影中に見失ってしまった。

先日、ヤガ科の幼虫に外部寄生していたコバチ幼虫
繭から蛹を回収してみた。全部で15頭。
コバチ蛹-7700.jpg


蛾類幼虫に外部寄生するコバチは2012年9月にも撮影している。過去記事↓
スクリーンショット 2019-09-27 20.59.06.jpg

スクリーンショット 2019-09-27 20.58.47.jpg


今日は、三股駅ギャラリーで17日から開催していた写真展の最終日。
午後5時から始めた撤収作業は1時間ほどで完了できた。
明日は午前10時から、講演、そしてそれに引き続き、観察会を開催する。

来月、宮崎市の大淀川学習館で、山口進さんの講演が開催されるそうです。
ご興味のある方は是非!
posted by やまかます at 21:19| Comment(0) | 両生類

2019年09月26日

ヤホシホソマダラ

チカラシバの花穂が目立ち始めたのに気付いたのは、犬小屋のそばに立った時だった。
ここには大きな株がデンと構えている。

花穂を眺めていると、小さなヤホシホソマダラの姿があった。
ほんと、小さな蛾。
ヤホシホソマダラ-1971.jpg


うんと近づいてもお構いなし。 気温が低めのせいか、それとも羽化して間もないからか。
それともお腹でもこわしているの?
ヤホシホソマダラ-1964.jpg


仕事部屋のすぐ外の草むらで跳ねた、クサキリ
もう少しで蹴飛ばしそうになった。ので、手で拾い上げた。

あ!うん!? これは黒化型と言うべきか。

クサキリ黒色型-.jpg


ベースは緑色?
クサキリ顔-1954.jpg

posted by やまかます at 21:39| Comment(0) |

2019年09月25日

ニホンザル

朝、犬のリードが切れたので修理しようとパーツを探していたら、外からカラスが騒ぐ声がした。

はて?と窓の外を見れば、カラス達が飛び去った後の柿の木に、
そこにポツンと、ニホンザルがいた。
渋柿だけど、よく熟れた実にはカラスもよく啄ばみに来ている。

私が外に出て行くと、すぐに電線へと飛び移った。
ニホンザル-8068.jpg

しばらくソワソワしていたが、イヌマキに移動してから腰を落ち着けた。
ニホンザル-8082.jpg

何かを頬張ったり、身づくろいをしたり。
誰かに似ているよなあ〜。
この辺りでの出没頻度は低く、二、三年に一回程度しか見かけない。

甘柿の実には、ゴマダラチョウ、キタテハ、シロテンハナムグリなどが来ていた。
柿-8099.jpg


午後4時半。

Hさんが見当をつけた、オオスズメバチの営巣場所を遠目にみる。
うちからの直線距離は200メートルほど。これまでで一番近い。竹さおの白い旗が目印。
柿-8102.jpg


うちの敷地のクヌギに砂糖水トラップを仕掛け、
リボンのマーキング個体を追いかけて二日目におよその場所がわかった。
Hさんはもう数日前からうちに通い詰めている。毎年、ハチ採りに夢中の70才。
いや、他にもイノシシ狩り、山菜狩り、もやし栽培、ワサビ栽培、自然薯掘り、ウナギ捕り、、、
楽しみは尽きない。
明日、もう一度追跡観察をしてから、いよいよ巣場所に乗り込むようだ。



posted by やまかます at 22:33| Comment(0) | けもの

2019年09月24日

歩く目玉模様

以前、ここのヒガンバナが咲かないと書いたが、先日、草刈りをしたら、
まるで待ってました!とばかりに花茎が立ち上がり始めた。
ヒガンバナ-1907.jpg

ここは西向きの斜面上部で日当たりも良い。
林縁に群生しているヒガンバナは台風通過の影響もあってすでに萎びているが、ここはこれから開花を迎える。
この時間差は嬉しい。

足元を歩いている姿は一瞬、ヤマカガシかと思った。
もちろん見誤りだが、そう感じたのは間違いないから、イモムシにとっては「してやったり!」というところか。
目玉模様セスジスズメ-1906.jpg

私が中学生の頃であったら、到底拾い上げることなどできなかったし、
飛び上がって驚いていたはずだ。
人は変わるべくして、変わる。
posted by やまかます at 21:26| Comment(0) |

2019年09月23日

あげは

台風一過、秋晴れの一日。気温は高め。

うちのヒガンバナはすでに最盛期を過ぎてしまったが、「みまたエコフィールド」では花盛り。
カラスアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、そして、アゲハで賑わっていた。

アゲハ-7974.jpg

ageha-7970.jpg


ヌルデには、ヌルデミミフシ?かな。大きな「虫こぶ」。大人の握りこぶしくらいの大きさがある。
ヌルデミミフシ-7962.jpg


このあと、色付く様子も見ておきたい。

この現場近くの落ち枝に、ムナグロアカナガカメムシ、と思われる赤いカメムシがいた。
2015年6月6日に自宅庭で見たことがある、カメムシだ。
過去記事↓
スクリーンショット 2019-09-23 20.16.52.png

posted by やまかます at 20:30| Comment(0) | チョウ

2019年09月22日

寄生バチの繭作り

台風17号の影響で、一日中、強風が続いた。

雨が止んでいる寸暇、家の前の路上に出ては、栗拾い。

朝、昼、夕、と三回、計12分ほどで、この収穫。
IMG_1828.jpg


二日前に見つけた、ヤガ科の幼虫。
お荷物を背負っている。

 Yさんは「キャア〜!きれい!」と言って、さっそく撮影していた。
ヤガ科sp-7661.jpg


幼虫の頭部は「八」の字形模様ではあるが、本種の正体は今の所わからない。ヤガ科だろう。
それが気にはなるのだけど、昨日のこと、、、、

お荷物が引越しを始め、各々が糸を吐き始めた。
ヤガ科sp-7664.jpg


そして、今日。
生きていた幼虫から、一気に魂が抜け出たのだろう、
茶色くミイラに変貌していた。このタイミングに驚く。
ヤガ科sp-7694.jpg


ミイラの防波堤に隠れるようにして、糸吐き作業は進行。
寄生バチたちの繭が次第に形をなしてきた。
posted by やまかます at 22:13| Comment(0) | ハチ・アリ

2019年09月21日

彼岸花、台風17号

今日から予定していた観察会は、台風17号の接近で延期となった。
昨年のこの時期にも台風での延期があったことを思えば、例年のこととも言えるだろう。
三股町では夜になってから風雨が強くなってきた。

日中は時折小雨が降る程度で、庭のヒガンバナには多数のアゲハ類が来ていた。

ヒガンバナ-7948.jpg


ヒガンバナ-7923.jpg



大学時代の恩師の訃報が届いた。
昆虫学研究室在学中、もっともよく指導を受けた先生。
質問をすると「ああ、それはたしか、あの方の研究論文があったような、、、」と
すぐに文献を探してくださったこともしばしば。
3年前、米寿のお祝いでお会いできたのが最後となった。

ご冥福をお祈り致します。
posted by やまかます at 19:58| Comment(0) |