2019年05月24日

ゲホウグモの円網

2年前の6月4日、近所の草むらでゲホウグモを見つけた

家の周辺にゲホウグモが生息していることがわかって嬉しかったけれど、
目前の仕事に追われていたことや、近所にいるならいつでも探せる、という安心感もあって、
ゲホウグモの観察はずっと後回しにしてきた。

ところが最近のこと、ゲホウグモの卵のうを家のすぐ近くの草むらで発見。

「うん? それなら近くにいるメスが見つかるかも」と、
さっそく夜になって見に行ってみれば、

卵のうのあった場所からわずか1メートル離れたウメの立ち枯れに、円網を張ったメスがいた。


5月24日2019-2.jpg


撮影時刻は午後9時47分。
何箇所も破れているから、獲物がいくつか掛かったのだろう。

昼間は折れた枝先で休んでいる。


5月22日2019-2.jpg


枝の一部に完全に成り切っているが、この見事なまでの擬態こそが、多くの人を魅了するのでは無いだろうか。

5月22日2019.jpg


昼間休んでいる枝先は、目線の高さにあるが、
網を張るのはそこから上に登った、2m50cmほどの高さ。


庭のノアザミアゲハのオスが来ているのを窓から見て、少し急いでカメラを準備した。
蜜の吸いっぷりからしてしばらくは撮影チャンスがあるだろうと思えた。
予想通り、1分ほど経て外に出た段階でもまだ吸蜜していた。

数カット撮影したところで飛び去ったけれど、画像を確認してみれば、全カットがブレていた。
それもそのはず、カメラの感度設定がISO100になっていた。

でも大丈夫!
アゲハは別のアザミに移動してまた吸蜜を始めたので、すぐにダッシュ。
感度設定を上げてから再度、撮影できた。

5月24日2019.jpg


ふとフィルムカメラを使っていた昔のことを思う。

当時のフィルム感度はISO100かあるいは64や50で、そのような低感度でもしっかりと撮っていた。
ISO400といった高感度のフィルムもあったけど、実用レベルではなくほとんど使ったことはなかった。
どうしてもという撮影の時だけ、ISO100のフィルムを200の設定で撮影しておき、増感現像を行うことがあったくらいだ。


カメラは進化したが、何かしら失ったものがいっぱいあるような気がしてならない。
と、少しだけ考えたりした。




posted by やまかます at 23:37| Comment(0) | クモ