2019年04月30日

小さなハナムグリ

一週間前、コデマリの花に来ていた、ホソコハナムグリ

体長は1pほどで、ほっそりした体型をしている。

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本種は近畿以西の西日本に分布しているので、東日本の方々には馴染みが薄いかと思う。
私も東京から宮崎に移転した2007年の4月末、宮崎市内の宮崎神宮で初めて目にした。
その時はこの小柄で可愛いハナムグリの姿にかなり興奮したのを想い出す。

けれど、ホソコハナムグリに会える機会はそう多くはない。これまでを振り返っても年に一回程度しか見ていない。
やたらと多いコアオハナムグリと比べるのも適当では無いかもしれないが、その違いは何故?と問いたくなる。
posted by やまかます at 19:50| Comment(0) | コウチュウ

2019年04月29日

タケトゲハムシ、産卵盛んになる

越冬明けのタケトゲハムシ

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ササの葉先近くに産み込まれた卵が見つかるようになった。
写真では一個だけだが、3〜5個を並べて産むことが多い。


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アジサイで休んでいた、キスジトラカミキリ
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羽化直後、翅が伸びきったばかりの、オビヒトリ

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昨夜は地区の「俵踊り芸能保存会」の総会があった。
総会は午後6時半からだったが、ギリギリまで撮影をしていた。
撮影を始める前に、ポジ写真を収納していたスチールキャビネットを片付けたり、本棚の整理などもやっていた。
スチールキャビネットはかなり大きく場所を取っていたので、
もっと手軽な収納箱へポジ写真を移動させることにした。ポジ写真の使用頻度が減ったことや、いづれは取捨選択してストック量を大幅に減らそうと思っている。

posted by やまかます at 15:00| Comment(0) | コウチュウ

2019年04月27日

霧島山

日中は日差しが強く暑いくらいだったが、
朝はけっこう肌寒かった。


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寝室から眺める霧島山がくっきり、まるで秋空の下のようだ。

霧島神社まで上がって、そこから高千穂牧場〜御池小学校〜馬渡〜都城と巡ってみた。
霧島神社の周辺では、ハルゼミの鳴き声が遠くから聴こえていた。

御池小学校から少し下った辺りから眺めた、高千穂岳

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ミヤマキリシマで山肌が赤やピンクに染まるのは、来月半ば以降だ。

まだ諦めきれず見上げていたサクラの葉裏に、カゲロウの一種がいた。
複眼が白い。

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高千穂牧場の桜並木沿いの木柵に群れていた、ヨコヅナサシガメ新成虫。

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posted by やまかます at 20:55| Comment(0) | 風景

2019年04月26日

ムギバタケ

先日見つけたヒメヤママユが、脱皮を終えていた。

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そうか、終齢になったか。
ムギバタケに、なったか。

しばらく経ってまたサクラを見上げてみれば、捻転運動をしていた。
まあラジオ体操みたいなもんだろうか。


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ヒメヤママユ幼虫を「ムギバタケ」と名付けたのは、
『昆虫放談』の著者、小山内龍。

本書を読み返すと、蝶に夢中になり始めた中学生、夢中になりすぎて勉強嫌いになった高校生、
の頃を想い出す。
あ〜懐かしい。


陽が高くなるにつれ、庭のシランに入れ替わり立ち替わり、虫たちがやって来た。

ハラビロトンボ

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モンキアゲハ♀
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仕事部屋の扉を開けた途端、頭上から大きなムカデが落ちて来た。これで二度目。
で、外壁を見ると、これまた大きなムカデがお食事中。

ここのところ蒸し暑い日も続いたせいか、ムカデがやたらとお出ましになる。



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餌食になっているのは同種のムカデで、一回り以上小さい。
ムカデは体前部の脚で獲物を抱え込むようにして相手の動きを封じる。
そのため獲物の姿がよく見えないことが多い。
大顎で獲物の体を砕きながら生き血を啜る。
posted by やまかます at 21:22| Comment(0) |

2019年04月25日

真昼の決闘!


仕事部屋で出掛ける準備をしていると、台所の方から、

ゴトン!! ガチャン!!


「おや!?何事だ!」

と、「グギャア〜、ギャウウウウウウ〜、ギャギャギャ〜」と凄まじい唸り声。

「ダレか喧嘩しているよ! ネコか!?」

急いで玄関から外に飛び出てみれば、、、、、、、、、


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チョコレート色の大きな毛玉が、激しく噛み合っていた。
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「あ!アナグマ。 なんでそこで喧嘩しているのよ?
あ〜あ、空缶入れがでんぐり返っているよ」」


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よほど争いに夢中だったようで、2メートルまで近づいても全く動揺することもない。

「ナンカ モンク アル!!」
とばかり、大柄な方はすたこらさっさと、お帰りになった。

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劣勢だった方は、いかにも幼い顔をしていたから、幼獣かな?

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日南市、北郷町のアブラギリ
若葉を広げたばかり。

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毎年、オオキンカメムシが繁殖するアブラギリだが、今年はどうだろうか?
産卵にやって来るのは7月末頃。


先週も都城市の街中で見たけれど、うちの庭にもやって来た、
アオスジアゲハ


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posted by やまかます at 21:37| Comment(0) | けもの

2019年04月24日

窓を開ければ

出掛ける前に戸締りしていると、窓の外にオニグモの一種が獲物を抱えていた。

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糸に絡められていたのは、ツマグロヒョウモンのメス。翅の様子からして、羽化してまだ日が浅いか、もしかしたら今日辺り羽化したばかりなのかもしれない。

過去には同じ場所で、クロスジギンヤンマが掛かっていたこともある。
まさに窓の外は「昆虫の通り道」。蜘蛛はそれをよく知っているらしい。




ヤママユは袋がけで屋外飼育ができるけれど、微小な種類はやはり屋内で飼育するしかない。

できるだけスペースを倹約し、自由に移動できること、と言う条件で拵えて使っているのが、
「飼育タワー」。別名「Tタワー」。

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タワーは、飼育ケースや小道具の収納スペースと一体化している。
30年前、新婚時代に使っていた台所ワゴンに、キャンピング用折りたたみテーブルを合体させただけだが、
意外と重宝している。合体工作は、ドライバー一本と結束バンドだけで事足りる。

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2枚のテーブルはそれぞれ折り畳むことができて、オフシーズンなどには部屋の隅に片付けることができる。

左のプラかごに入っている竹筒には全部、ニホンホホビロコメツキモドキの産卵痕が付いている。

半数には実際、ニホンホホビロコメツキモドキの幼虫や新成虫が入っているが、
あと半数には、実は蛾類の幼虫が入っている。

蛾類の幼虫がどうやって、この竹筒内に入ったのか?何を餌にして成長できたのか?など
謎だらけ。で、羽化した成虫がどうやって外に出るかだが、小さな脱出口が見つかっている。
その脱出口って、どうやって開けたの?  と、ますます謎が深まる。


あんまり飼育は好まないのだけど、小さな昆虫の暮らしを観察するためには
飼育することも必要だ。累代飼育は極力やらない。
posted by やまかます at 20:37| Comment(0) | クモ

2019年04月23日

サクラ巡り

毎日、あちこちのサクラを見て回っている。もちろんうちの庭のサクラも飽きることなく。
葉っぱが枝がドンドン成長していくのもよくわかるから、余計に焦る。

お目当の虫に遭遇できない時間がもう当たり前になってきたが、サクラで出会う他の虫たちに、少しは慰められる。
「やあ!アンタにもそう言えば、しばらく会ってなかったよね」


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サクラの隣のエノキにいた、ヤツメカミキリ
色落ちしたような体色だけど、やはりヤツメカミキリだ。


久しぶり、と言うか、この辺りではなかなか出会えていない、ヒメヤママユの中齢幼虫。
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こちらは、ときおり見つかる、オバボタル
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ヤマザクラは探索対象から外しているけど、サクランボが気になった。
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上写真はエノキの葉上に落ちていた。

あれ?マッチ棒みたい。
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あれ?アレ? 葉っぱの槍に突き刺さった?
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コンなこともあるんだね!

突き刺さった瞬間を想像してみたよ。

posted by やまかます at 20:34| Comment(0) | コウチュウ

2019年04月22日

うんち虫と、メイフライ

道端にニョキニョキ、槍のような姿のイタドリ。
その群落を眺めていると、鳥の糞そっくりの、小さなカミキリムシがいた。


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体長9ミリほどの、ナカジロサビカミキリ

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先日、講師を務めた観察会では、思わずホンモノの鳥の糞を虫に間違える、という逆のことをやらかした。
糞そっくり虫をアレコレ知っていることが、アダになったわけだ。


平地ではどうやらタイミングを逃したある虫の行動を追って、今日は少しばかり標高の高いフィールドを巡ってみた。しかし、お目当の虫は見つからなかった。
結構あちこち見て回って、少しくたびれた頃、モンカゲロウの姿が目に入った。


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posted by やまかます at 20:07| Comment(0) | コウチュウ

2019年04月21日

花上のドローン

ヴィ〜〜〜〜〜〜ン。ヴォ〜〜〜〜〜〜〜ン。

ツツジの花には多数のキイロアシナガコガネ、

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コアオハナムグリが、訪れている。
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コアオハナムグリは前翅を閉じたまま、後ろ翅だけを使って飛翔する。
まさに、サンダーバード2号!

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ずっと観察を続けているサクラの葉裏で、アミダテントウが休んでいた。

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アミダテントウは、アオバハゴロモの幼虫を捕食するらしいが、まだその現場を見たことがない。
posted by やまかます at 20:24| Comment(0) | コウチュウ

2019年04月20日

モビング

只事ではない、という騒ぎ方。
いや、いつもの喧騒どころではない。


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育雛で忙しいスズメ夫婦たちがこぞって集結し、見つめる視線の先には何かある。

私が近づいてもすぐには逃げようとしないのも、逼迫した事態を物語っている。

「ははあ〜ん、これはアレだろうな」」という直感は的中。

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アオダイショウがヌルリと姿を現した。
体の模様からよくマムシに間違えられるが、これはアオダイショウの若い個体。
アオダイショウがいたクヌギは、スズメ達が営巣している巣箱から4メートルほどの距離。
ここまで巣場所に近いと、スズメ達も黙ってはいられまい。
撃退する術がないにしても、騒いで必死に抗議する姿は、やはり子の親である。


近所のサクラにナナフシの幼虫が多数ついていた。

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ナナフシの子らを守ってくれる親は、すでにいない。
運次第で生き残れるかどうかが決まる。
posted by やまかます at 20:42| Comment(0) | とり

2019年04月19日

ジィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♫

午後7時16分。
仕事部屋は、「ジィ〜〜〜〜〜〜♫」という虫の鳴き声に取り囲まれていた。

「どれどれ、どこにいるんだい?」とサンダル履いて草むらを覗き込む。
ほんの目の前で騒がしく鳴いているのだけど、かと言ってすぐには姿が見当たらない。

ようやくのこと姿を現したのは、褐色のシブイロカヤキリ


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前翅を擦り合わせて発音しているのがよくわかる。
懐中電灯を当てても平気だ。もちろん、振動はいけない。すぐに鳴き止む。
しばらくすると、近くで仲間が賑やかに鳴いているから、それに釣られて演奏再開。

アレ!? 鳴きやんだかと思えば、前翅、後ろ翅を大きくX型に拡げた。

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後ろ翅を細かく震わせているけれど、これでは発音できない。
音ではなく、何かを風で送り出しているのか?


今日はヒゴトゲハムシを見つけることもできなかったが、
ヤブムラサキに、ヨツスジノメイガ幼虫がいた。派手な姿でよく目立つ。

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ナルコユリの花蕾もだんだんと膨らんできた。

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林の天井に広がっているのはイヌビワの若葉。
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posted by やまかます at 20:33| Comment(0) | バッタ

2019年04月18日

Davidius

ダビドサナエの羽化が、午前10時頃から始まり、そして11時にはピークを迎えた。

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そこにもここにも、ヤゴが次々と上陸して、水面から出るやいなや、羽化はすぐに始まる。

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翅が伸びきった後、お尻から水滴が排出される。
長かった水中生活を卒業するわけで、体内をたっぷり満たしていた水ともお別れ。

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一眼レフカメラで水滴の落ちる瞬間を捉えるのは、ちょいと厄介だ。

今ではプリキャプチャモードという、どんな瞬間も逃さない便利な機能を持ったミラーレスカメラがあるけれど、
私は持っていない。
一発押しのガチンコ勝負なのだ、今もって。

翅が伸び体がまだ色付く前に飛び立つ瞬間。これはさすがに撮り逃してしまった。

鹿児島県、曽於市にて。

さて、昨日観察したヒゴトゲハムシの産卵痕(A)だが、
今日再び同じ葉を見上げてみれば、産卵痕が一つ追加(B)されていた。


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ふむ、となると、昨日、葉表に戻っていたのは、2回目の産卵をする気になったからなのか?

で、その産卵痕が2個ある葉のすぐ近くに、ヒゴトゲハムシのシルエットがあった。
つまり葉表にいたのである。

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なんと!よ〜く、よ〜く、見つめてみれば、お尻の辺りが白く透けているではないか!
これはどうやら、産卵の準備、あるいは産卵途中なのではないか!
どうやって葉表面を切り開いたのかは知りようもないが、これから卵を葉肉内に埋め込むところ、
ではないだろうか?

けれど、結局、産卵は行わずプイッとその場から離れてしまった。
なんで?


濃い霧の朝、うちの林のド真ん中にあるイチイガシ
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昨年、コマ打ちしたクヌギのほだ木は、このイチイガシの根元に転がしてある。
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posted by やまかます at 21:34| Comment(0) | トンボ

2019年04月17日

ヒゴトゲハムシの産卵痕

ヤブムラサキの葉裏に居座っているのは、ヒゴトゲハムシ

とは言え、うちの林のヤブムラサキ全部を探し歩いても、せいぜい2頭ほど。
葉裏に残った食痕の数からしても、個体数が極端に少ないことが分かる。

けれどともかく、そろそろ産卵しているのでは? と
今日のこと覗いてみれば、予想は的中した。

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矢印先にポツンとあるのが、産卵痕。

葉表から葉肉に埋め込まれた卵の表面が白く見えている。
埋め込む前に葉表面に切れ込みを入れたのだろうが、切り口の縁が茶色く変色している。
どのように切れ込みを入れるのか? 口のアゴを使うのか、産卵管の先端か、そのどちらだろう?

産卵痕に寄り添っているヒゴトゲハムシ。実はこの少し前では葉裏にいた。
最初、産卵痕を確認してから、カメラを取りに戻っている間に、葉表に移動していたのだ。
何故だか理由は思い当たらない。
いや、もしかしたら私が葉っぱに触れたりしたからだろうか? そうかもしれない。
そうでないかもしれない。
けれど産卵痕の証拠写真としては申し分のない絵柄にはなった。

この卵が孵化すれば、やがてマインが観察できるはずだ。
産卵痕がさらに増えることを期待してみよう。


仕事部屋の入り口壁に、アシダカグモ
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デカい図体だけれど、控え目な性格。

足下をチョロチョロしたり、そっと壁際から私の手元を覗いていたり。
そんな同居者の挙動が視界の端々にあるだけで、なんだか頼もしい。


うちの林の南端にあって、一番デッカい、イチイガシ。(画面右側)
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四季を通して、一番明るい姿が今。
posted by やまかます at 21:24| Comment(0) | コウチュウ

2019年04月16日

目覚めたカメムシ

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ここ数日、しつこく観察しているノイバラで、アカサシガメにばったり。
今春はこれが2回目の遭遇。


続いて、シロヘリカメムシが颯爽と登場。
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どちらのカメムシも少々、色あせてはいるが、無事に冬を乗り切ったのである。
これから新しい世代を育むことだろう。


庭のツツジには、キアゲハの♂が訪れていた。よほど腹ペコと見えて、何度も何度も花に頭を突っ込んでいた。
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昨日、ムネアカアワフキの産卵を観察した同じサクラで、初めて見るDiptera.が気になっていた。
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金緑色のメタリックな輝きと言い、止まりかたと言い、、、。

で、今日になって再び同じ葉っぱを見上げてみれば、そこにまだいた!
けれどこれはおかしいと、よ〜く眺めてみれば、すでに死んでいる。
どうやら病菌に冒されたようだ。

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アンタ、誰だい!?
posted by やまかます at 21:33| Comment(0) | カメムシ

2019年04月15日

産卵

昨年11月に三股町内で見つけておいた、ミカドアゲハの越冬蛹が羽化していた。

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まだ飛べないのかな? と、触角に触れてみたら、一瞬にして青空へ吸い込まれるように飛び立って行った。

庭のツワブキについた滴をしきりと吸っていた、コミスジ。羽化したてなのだろう、ピカピカの翅。
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コデマリには、トゲヒゲトラカミキリ
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アブラナでは、ヒメナガメのカップル。

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近くのあぜ道には、シオヤトンボが多数。
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昆虫たちの顔ぶれも、次第に賑わって来たが、しかし何と言っても今日の成果では、
ムネアカアワフキの産卵行動を観察できたことに尽きる。


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しきりと歩き回る様子から、これは何かあるな!としばらく食らいついてみた。
すると、サクラの葉裏に留まり、葉脈に産卵管を突き立てたのであった。
産卵管を抜いて立ち去った後、すぐに葉脈をルーペで調べてみたが、産卵痕はわからなかった。

posted by やまかます at 20:02| Comment(0) | カメムシ

2019年04月14日

福津市(福岡県)、竹尾緑地で自然観察会

エノキに登ったゴマダラチョウ幼虫がなかなか見つからず、「ここもいないか!?」
と手に取った小枝に、オジロアシナガゾウムシが抱きついていた。

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「アレ?まだ越冬スタイルなの」


花盛りのイロハカエデにはたくさんのアブ、ハエ類が集まっていたが「どこにしようか?」
と迷い飛びするカップルがいた。
ここでもない、あそこでもない、と決めあぐねること数分。ようやく落ち着いたのは、
オドリバエの一種。オスがプレゼントした獲物にメスがむしゃぶりついた隙に交尾する。
メスが吸血している獲物の正体は判然としないほど崩れていた。

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フキの葉に次々と集まって来た、シロスジヒゲナガハナバチ
ねぐらに集合、というわけだろう。
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気があった仲間かな? 「おやすみなさい」
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ギシギシの葉裏で見つかった小さな繭。
これはアルファルファタコゾウムシの、繭のようだ。

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最初、ハバチ類の繭と勘違いしたが、営繭場所からしても、透けて見える中の蛹の様子からしても、
アルファルファタコゾウムシの繭で間違いない、と思う。

今日の写真は、昨日、福津市の竹尾緑地で下見をした時と、本日の観察会時に撮影したもの。
アルファルファタコゾウムシの幼虫は、参加者の皆さんが次々と見つけてくれて、
ゾウムシの幼虫という私の説明に皆さんえらく驚いていた。
けれど、本種の繭を見るのは私も初めて。
そう言えば、三股町のうちの敷地内で、アルファルファタコゾウムシをまだ見ていない。


竹尾緑地の片隅に、ミヤコグサの群落があった。

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posted by やまかます at 19:52| Comment(0) |

2019年04月13日

水面

表面張力に捕われて漂う、トビムシの一種。

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トビムシがもがいて生じる波動に反応してやって来る、ケシカタビロアメンボ

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しかしどうやら、トビムシがなにか忌避物質でも出すのか、口吻を伸ばして触れるだけですぐに離れていく。
けれど学習能力がないのか、忘れ易いのか、何度も同じことを繰り返していた。


水面に軟着陸した蛾は美味しいかな?
おそらく、ウスイロカザリバかと思う。暴れているときに翅の模様が見えていた。


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アメンボはスイスイと水面を滑るけれど、こちら、イトアメンボの仲間は、
ヒョイヒョイと歩きます。


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今日の写真の舞台は、庭に埋め込んである人工池。
昨日、撮影。

posted by やまかます at 19:37| Comment(0) | カメムシ

2019年04月12日

春酣

クロボシツツハムシ コナラにて
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カシワクチブトゾウムシ コナラにて
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ダイコンサルゾウムシ イヌガラシにて
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ツマグロヒョウモン 左がメス、右がオス
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クヌギ林、右端はハルニレ。そして霧島山。
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明日から佐賀県、福岡県に出掛けます。


posted by やまかます at 20:02| Comment(0) | コウチュウ

2019年04月11日

マスク

街中でマスク姿はこのところ当たり前の光景になったけど、
目の前にいたハエを見て、「君もかい!?」と思わず声が出そうになった。

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本種はメバエ科、マダラメバエ亜科の仲間。

頭デッカチでユニークな姿だが、体長は8ミリ前後。うっかり見落とすところだった。
以前から一度は見てみたいハエだったが、こんなに小さいとは。

正面から顔のアップを撮影したかったが、プイッと逃げられてしまった。
まあいつものことだけど。


多分、カラスノエンドウにいたイモムシかと思うが、
クチブトカメムシに吸血されて、真っ黒シワシワになっていた。

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これだけデッカい獲物だから食事時間も結構長かったに違いない。
真ん中で吸血しているのはメスで、上下にいる2頭は血の匂いかメスの匂いか、どちらかに誘われてやって来たオスではないだろうか?


コナラの新芽をかじっていたのは、トビサルハムシ
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同じ枝に3頭もいたけれど、とにかく警戒心が強い。
枝に触れただけで、すぐにポロリと落下。

posted by やまかます at 20:01| Comment(0) | アブ・ハエ

2019年04月10日

葉っぱの裏

サクラの葉裏に、ナシグンバイの姿がポツポツと見られるようになった。ナシグンバイはカメムシの仲間。
成虫越冬なので流石に翅は掠れたりしている。

「やあ!お帰りなさい」

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大学の昆虫学実習では昆虫標本の線画を描くこともあったが、ナシグンバイもその一つで、
B6のケント紙いっぱいに背面図を描いたのも懐かしい。

体長3.5ミリだから、実体顕微鏡を覗きながらの描画だった。
大きい方ではドウガネブイブイなど。
実習で描いた線画は全部処分して手元には一枚も残っていない。

昆虫学の講座には、昆虫学専攻でない学科同級生も多数いて、彼らにとって線画実習はかなり苦痛であったようだ。もちろん私にとっては実に楽しいひと時でした。


ヤブムラサキの葉裏には、ムナコブクモゾウムシがいた。
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いつも独特なポーズをしているが、これも体長3ミリ程度。肉眼ではゴミにしか見えない。
アカメガシワで何度か見つけているが、どうやらアカメガシワの葉脈をかじって汁を吸っているようだ。
けれど今回は、ヤブムラサキにいた。単に移動途中だったのだろうか?


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本種も、成虫越冬のようだ。

サクラと言えば、ムネアカアワフキ。数日前から交尾カップルも見るようになった。
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左がメス。体の大きさ、そして背面の赤い紋様の違いで雌雄の区別がこれほどハッキリと分かる虫は、なんだか嬉しい。
posted by やまかます at 20:28| Comment(0) |