2018年10月31日

ヒナカマキリに出会えた

福岡県、福津市の『竹尾緑地』には午後1時に到着。

ここは常緑樹林の森が広がる保全地。
明日、開催される観察会の下見を行った。天候は曇り。
お目当てのヒナカマキリ、ここならいるはずと思うが、まずはシダレヤナギでコムラサキ幼虫を確認しておく。

さて、ヒナカマキリを探すには目視だけでは時間が掛かると思い、
枯れ葉付き落ち枝の叩き採集をしてみた。
日陰になっている林縁で拾い上げた落ち枝を白いバットの上で叩いてみれば、
なんと一発目で、メスのヒナカマキリがあっさりと落ちた。

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柿の葉裏に潜むウラギンシジミを横目に、奥の森に入ってから叩き出しを続けた。
結果、ヒナカマキリのオスが1頭。

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他にはオオホシカメムシ(多)、チャバネアオカメムシ、アカサシガメ、カモドキサシガメの一種など。

このあと、主催団体のスタッフの方と合流してから、落ち葉の上を歩くヒナカマキリ♀を2頭、目視で発見できた。オスはやや見つけにくいようだ。
明日、観察会の参加者の方々の目で、どのようなシーンを見ることができるだろうか、楽しみだ。

エノキにはゴマダラチョウ幼虫

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2018年10月30日

エサキモンキツノカメムシ、2化目の羽化盛ん

都城市の庄内川沿い(関尾の滝ちょい上流)、クロガネモチを見上げてみれば、
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エサキモンキツノカメムシの新成虫と5齢幼虫が多数群れていた。

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写真は数が少ないが、高い場所では一か所にたくさん群れていた。

三股町、上米公園でしつこくヒナカマキリを探すも見当たらず。
スダジイの根際にオオワライタケの幼菌があって、そこにセンチコガネ(糞虫)が来ていた。ナメクジ類が齧ったと思われる食痕がある。
センチコガネは、崩れかけたキノコや腐果実もよく食べる。


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ノジギク?があちこちで花盛り。

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夕方の犬の散歩道で、ヒメカマキリのメスとバッタリ。
お腹はパンパン。もうじき産卵しそうだ。


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posted by やまかます at 20:57| Comment(0) | カメムシ

2018年10月29日

ジョロウグモの季節

サルトリイバラの実。
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自宅林の南側、谷津田に面している林縁がかなり荒れている。
台風の爪痕もあるが、このところ整備が行き届いてないことが理由としては大きい。
ササに絡んだサルトリイバラの蔓も農道にはみ出ているので、なんとかせねばと思う。


クワにいた、キボシカミキリ
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台風で倒れたクヌギの下敷きになっていたクワは、なんとか救出できた。
そのクワの葉に、キボシカミキリがいた。オスだろう。
切断して転がしていたクヌギ材(径60p、長さ120p)を踏み台にして、撮影。

ジョロウグモの網糸に掛かっていたのは、タテハモドキの前翅
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今日も秋型が3頭、このすぐ傍を元気に舞っていたが、別にもう一頭、ボロボロになった夏型もいた。
その夏型は警戒心が強く、なかなか近寄らせてくれなかった。
ボロボロになるまでに幾多の災難を経験したせいだろうか?
それとは対照的に、秋型の3頭はいかにものんびりとしている。
posted by やまかます at 21:07| Comment(0) | クモ

2018年10月27日

カメムシ食べる、ハラビロカマキリ

家の前の路上を低く舞っていた、瑠璃色シジミ。
もしや、と駆け寄ってみれば、やはりクロマダラソテツシジミ、だった。


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低温期型のメスのようだ。かなり新鮮。
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それにしても今日は朝から冷たい風が吹いて、肌寒い。
このところ井戸水がぬるく感じられるようになった。
シラネセンキュウの白花を見て回るも、虫は一頭も来ていない。

物置小屋のすぐ横にあるクヌギでは、ハラビロカマキリがヨコヅナサシガメ5齢幼虫の腹部にかぶりついていた。


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カメムシ臭はまったく平気のようだ。
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ヨコヅナサシガメ幼虫の兄弟達が潜むすぐ傍だ。
まさか潜んでいる場所から獲物を釣り上げたのではないだろうね。
posted by やまかます at 21:15| Comment(0) | カマキリ

2018年10月26日

黄色いサトクダマキモドキ

午後からどんより曇り空。
草刈り作業の続きを行うも湿度が少し高めなのと、丸刃を使用したせいで、思い切り汗をかいた。
昨日はワイアーカッターを使用したので、作業も運動量が少なく汗はほとんど出なかった。
丸刃だと刃の角度を調整保持するのに神経と力の両方を使う。障害物に当たってのキックバックもあるので、
注意力もいる。もちろん丸刃のほうが重いし。
径の大きい刃なので、ホウライチク、メダケ、イワガネなどの硬い茎もバシバシ刈った。

一段落して草刈り機を片付けていたら、私の顔をかすめるようにして、大きなバッタが飛び去った。
サトクダマキモドキとすぐにわかったが、
アレ!?妙に白っぽい。

クヌギの梢に着地した姿を覗き込むと、初めて目にする褐色型だった。
素手で捕らえようとしたがあっさり逃げられた。
高く長く飛翔する姿を目で追いかけて、林の中のアカメガシワの幹に止まったことを確認してからすぐ、物置小屋に置いてある長竿の捕虫網を取りに走った。
虫を捕まえるのにダッシュしたのは何年ぶりだろう?


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posted by やまかます at 20:25| Comment(0) | バッタ

2018年10月25日

コケアマガエル

22日から24日の昼過ぎまで愛媛県に滞在。
23日は愛媛大昆虫研の後輩お二人とフィールド巡り。仔細についてはいづれ。
一回り以上若いお二人とは大学ではすれ違いであったが、懐かしい話題で盛り上がった。

24日、実家に立ち寄って荷物の整理などしてから、久万高原町の面河山岳博物館に赴いた。
秋の企画展「モズのはやにえ」を見学。はやにえの標本コレクションは圧巻。

久万高原町で30分ほど、探しもの。
こんなとこに、いるかも?いて欲しい!

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これは? 
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お目当てとは違うけど、近づいた気分。

企画展「モズのはやにえ」を観覧したあと、八幡浜港まで2時間少々のドライブ。
久万高原町から落合を抜けて内子町まで、クネクネの山道続き。

午後9時過ぎに帰宅。宮崎県内の高速九州道は対面通行がほとんどなので、危険な上に疲れる。
快適なドライブとはいかない。

今日はずっと先送りしていた観察路の草刈り作業を行った。
チヂミザサが結実する前にやっておきたかったのだが、もう手遅れだった。仕方が無い。
草刈りをする前の下見歩き中、タテハモドキが3頭、足下から飛び出した。

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posted by やまかます at 20:32| Comment(0) | 両生類

2018年10月22日

トノサマバッタ、ふたたび

昨日(21日)は、三股町、上米公園で昆虫観察会。主催は三股町役場、企画商工課。
30分ほど昆虫観察の楽しみ、というテーマで講演を行ったあと、
秋晴れの下、公園内の短いコースをゆっくり歩いた。

タイワンクツワムシは矮小個体が多く見つかり、コバネコロギス♀を見つけた子もいた。
カマキリ類は見つけるたびにお腹をチェックしたが、残念ながらハリガネムシは入っていなかった。
ツマグロキチョウ、キタキチョウ、ツマグロヒョウモン、クロコノマチョウ、イシガケチョウ、
オオエグリシャチホコ幼虫、ホウネンタワラチビアメバチ繭、ハナアブ、ニホンミツバチ、ツマグロオオヨコバイ、コクワガタ幼虫、センチコガネ、ハラビロカマキリ、オオカマキリ、など。
コース終了地点で、ジョロウグモの網巣に掛かったヤママユの♀を発見。
胴体はすでにボロボロだったが、ヤママユも身近な環境に生息していることを見てもらえたと思う。

自宅下、谷津田の朝。

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ナガコガネグモ
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糸に掛かったワタアブラムシの一種
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ヨメナ
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トノサマバッタのカップル。
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本日午後から、四国、松山市に移動。

posted by やまかます at 09:48| Comment(0) | バッタ

2018年10月20日

ロードキル

都城市、神柱公園にて、エノキのひこばえを見て回った。
ゴマダラチョウの3〜4齢幼虫が多い。

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自宅前の道路にはトノサマバッタの姿が多くなった。
次々と車の下敷きになっていく。

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このカップルも危ないところだったが、撮影したあと路肩の草むらに移動していた。

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裸地を好む性質ゆえ舗装道路に出てきて、ときには産卵を試みるメスも珍しくない。
posted by やまかます at 21:46| Comment(0) | バッタ

2018年10月18日

コガタコガネグモ

午前中、21日(日)に予定している観察会の下見をしておいた。
三股町の上米公園。

陽当たりの良い道沿いにはタテハモドキ

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ツマグロキチョウは低くゆっくり舞い、休むときは草むらに潜り込むことが多い。
飛び方を見ればキタキチョウと区別できる。
カタバミで吸蜜していたが、それ以外ではほとんど花には来なかった。

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ホウネンタワラチビアメバチの繭。
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コガタコガネグモだろうか?
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少し大きいように感じるが、近似種にムシバミコガネグモがいる。

アラカシの朽ち木には、びっしりとキノコが生えていた。ウスヒラタケだろうか?
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ヒナカマキリも探してみたが、見つからず。
ルッキングだけで見つかるほど数はいない、ということだろう。
posted by やまかます at 21:03| Comment(0) | クモ

2018年10月17日

蝶かご

ねぐらについたチョウには、畑の畦道で出会える。

葉裏で逆さになるのは、キタテハ

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葉表に佇むのは、タテハモドキ
種類によって寝姿にもそれぞれの個性がある。

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先日、採集したヤママユのメス。

採卵籠に入れてクヌギの梢にぶら下げておいたら、産卵してくれた。
採卵かごは、竹で編んだもので縦横15センチほど。長野の安曇野では「蝶かご」と呼んでいる。
今ではもうこの籠を編む人がいないとか。

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posted by やまかます at 18:32| Comment(0) |

2018年10月16日

イモムシのパンチ、ぱんち、パンチ

庭のクヌギにクチバスズメ終齢幼虫がデンと構えていた。

尻尾をね、チョイとつまんでみたとさ。
みたくなるよね。え!?ならない?


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すると、怒ったとよ!! 口をおっぴろげて。


でもって、こんどはガツンと!きたよ。
速かったよ


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ちょっとだけど、チクリと痛かったとよ。
ほんとにちょっと、だけどね。

アブナイから、真似しないでね!




posted by やまかます at 20:15| Comment(0) |

2018年10月15日

だれのしわざ?

門川町の遠見山は標高300mほどだが、頂上からは日向灘、門川町、延岡市、を展望できる。

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そこの林道を少し歩いてみれば、ムベの実がいくつか落ちていた。
(10月13日、土曜日、正午〜)

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おや? だれかが、食べたようだ。
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14日は、NPO法人「子どもの森」主催の昆虫写真教室に講師として参加。
参加者は小学生と保護者の方々。普段、小さな生きものにカメラを向ける経験のない方がほとんどだったので、皆さんかなり苦労されていたようだ。

恐がられながらも、キイロスズメ幼虫は人気を得ていた。

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クワコも同じく。
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posted by やまかます at 10:31| Comment(0) | ごった煮

2018年10月13日

オオテントウ

今朝、9時半。
オオテントウの体色はほぼ落ち着いたようだ。


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オオテントウの体色は濃い赤色になるが、さらに日数を掛けてそうなっていくのだろうか?
越冬個体では上の写真のような色合いもいるので、季節によっても変化するのか、それとも個体差だろうか?
体色の違いについてはよくわからない。

昨夜、ライトに飛来したヤママユ♀はさっそくクヌギの梢に袋掛けしてみたが、
まだ産卵していない。今夜辺り産卵してくれるだろう。


今日は午後から県北の門川町に移動。
明日の昆虫撮影教室『昆虫カメラマンに挑戦』の下見と準備の予定。
posted by やまかます at 09:41| Comment(0) | コウチュウ

2018年10月12日

オオテントウの羽化は午後4時15分〜

昨日、見つけたオオテントウの蛹が羽化した。

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前翅の黒斑紋は4時間ほどで色付いた。

日南市の山間部でナイターに参加。
飛来する虫は少なかったが、ヤママユガの♀は比較的綺麗な姿だった。
そして、トリバガ科の一種は小さいながら、これで飛べるの?と不思議な姿。
翅はまさに羽毛だ。

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灯りから離れた場所のイヌビワに止まっていた、キマダラオオナミシャク
食樹はマタタビやイワガラミ。普通種らしいが初めて見た。

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posted by やまかます at 23:30| Comment(0) | コウチュウ

2018年10月11日

ホウライチクとオオテントウ

日本一大きい天道虫、オオテントウを見たい!
東京に住んでいた頃から憧れていた虫の一つだった。

しかし、九州に移住した当初、どこをどう探せばいいのかまったく検討がつかなかった。
生態についての情報を私は一切知らなかったからだ。

2007年の秋、日南市の海岸林にキイレツチトリモチを探しに出掛けた。
奇異な姿の寄生植物には惹かれるし、とりわけキイレツチトリモチは昆虫が花粉媒介をするというので、どうしてもその様子を撮影しておきたかった。九州に来て日南市を訪れたのもこれが初めて。

地面に這いつくばり落ち葉を舐めるようにして探っているうちに、なんとオオテントウの前翅を偶然にも拾った。
残骸の一部とは言え、初めて見るオオテントウには違いない。シャーロックホームズばりの探偵技とも言えようか。

翌年2008年の1月31日、キイレツチトリモチを撮影した海岸林近くにある鎮守の森を探し歩いて、今度こそは生きたオオテントウに出会えた。
そしてこの年タイミング良くも、高知昆虫研究会の会誌『げんせい』No.84にオオテントウがホウライチクにつくアブラムシを補食するという記事が表紙写真とともに掲載された。この偶然にも驚いた。
ホウライチク、なるほどこの植物の分布は西日本の太平洋岸に限られる。オオテントウになかなか出会えない理由はそれか!と納得できた。
ホウライチクにつくタケツノアブラムシが唯一、オオテントウの糧となるのだ。
初めて成虫を発見できた鎮守の森を改めて歩いてみれば、やはりあったホウライチクが。

というくだりは、過去のブログ『昆虫ある記』でも少し触れてあるが、
10年も前の記憶を辿りつつ、今日は宮崎市のオオテントウ生息地に赴いた。
2年前の6月に観察してから久々のことである。
時期としては少し遅かったようだ。タケツノアブラムシのコロニーはわずかしか見つからなかった。
台風の影響もあっただろうか。

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それでも、一か所でオオテントウの成虫が6頭いた。互いに等間隔をおいていた。
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蛹も一つ。
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すっかり宮崎県内に定着したヒゲナガヘリカメムシも成虫、若齢〜終齢幼虫集団までいた。
写真は終齢。

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私の自宅近くにもわずかながらホウライチクが生えている場所があり、稀ではあるがオオテントウを見ることもあった。あった、というのも2年前にホウライチクのすぐ背後のスギ林が伐採されてしまい、環境が激変したせいか、オオテントウもアブラムシも姿を消してしまったのである。

今日は、Yさんに宮崎市の生息ポイントを教えていただきました。ありがとうございました。
posted by やまかます at 23:38| Comment(0) |

2018年10月10日

はねの模様

朝食後、腰に手をあて歯磨きしていたら、窓の外に、、、、、、、。

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クヌギの枯れ葉がねぐらだったようで、朝一番、翅を開いたタテハモドキ、秋型
ほぼ5m先だけど、タテハモドキの眼状模様はよく目立つ。

歯ブラシ口にいれたまま、勝手口から飛び出して撮影。


「はねを拡げておくれ!」との願いも届かず、一気に飛び立って行った、クロコムラサキ♂

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ウォーミングアップ無しでいきなりとは、、、。

EOS-6D:
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
posted by やまかます at 21:15| Comment(0) |

2018年10月09日

お食事中

仕事部屋を出てすぐの草原で、ナガコガネグモが食事中だった。


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網に掛かっていたのは、ショウリョウバッタのオス。
オスはこうしてよくクモの巣網に絡まっているが、メスは稀。


ヤブガラシの葉っぱをほぼ食べ尽くす寸前。セスジスズメの幼虫。デカイ!
体長7p。

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目玉模様が強烈。

深夜、11時20分頃、枕元に体長10p超のムカデが登場。
嫁さんがパニック状態で騒ぐ、、、、、のも当たり前か。

「おお!久々にこれはデカイね」と、ハエ叩きで退治したが、
残念ながらムカデの侵入を食い止める策は無い。

いつもは大型ピンセットで摘みアルコール瓶に放り込むのだが、場所によってはハエ叩きも使う。
ただし、場所によってであり、狭い隙間や障害物がある場合は、ピンセットが有効。
posted by やまかます at 23:48| Comment(0) | クモ

2018年10月08日

シロヘリカメムシ

先月末の台風24号の被害で倒れたのは、クヌギとアカメガシワの2本。

今朝はこの2本をチェンソーで解体しておいた。とくにクヌギは観察路を塞いでいたし、下敷きになったクワを救出する必要もあった。幸いクワの根っこは生きておりロープで支えておけば、いづれしっかり持ち直しそうだ。

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アカメガシワは柔らかいので簡単だが、クヌギは太い上に硬いから切断には時間が掛かった。
途中、チェンソーの給油時には刃研ぎも行う。けっこうくたびれるので、休憩を挟むことになってちょうどいい。
せっかくだから切断したクヌギは2ヶ月間寝かしてからシイタケのコマ打もする予定。
チェンソーは使用後、分解清掃して刃研ぎも済ませておく。

観察路脇に今年も、ノウタケが出ていた。しかも3個。
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ノウタケはいろいろ調理して食べられるが、キノコはもっぱら観察するだけ。様々な生きものが利用している様子を見ていると、これを横取りするようで食べる気がしなくなる。
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ジョロウグモの網にはコウモリガが掛かっていた。コウモリガはちょうど羽化のシーズン真っ最中。
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ネザサには、シロヘリカメムシ。産卵は5〜6月で、成虫で越冬する。
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posted by やまかます at 21:37| Comment(0) | カメムシ

2018年10月07日

溶け込む虫、溶け込まない虫

うちの林にも欲しい、ネムノキ。

実生の一本や二本は生えているだろうと期待していたが、過去11年間まったく見つからない。

一番ご近所のお宅の庭にはネムノキの大木がある。道路沿いなのでよく見えるし、手で触れることもできる。
羨ましいなあ、と今朝も見上げていたら、目線よりもずっと上にいたのが、カキバトモエの幼虫
地衣類などにそっくりな姿。


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視線を落していくともっと下にもう一頭いた。
昼間休んでいるときは、こうして必ず頭部を上にして幹表面にいる。

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分断色であるため、隠蔽効果は抜群だ。最初からいるだろうと頭にあるけれど、やはり目にすると嬉しい。

うちの林のクサギでは、シュレーゲルアオガエルがじっとしていた。
じっとしていれば安心、なのだろうか?
カエルはまあ、皆おとなしい。


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葉っぱの色にうまく溶け込んでいる。

クヌギの幹で目立つ、コクワガタ

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コクワガタは主に夜間活動するし、平べったい体を活かして昼間は樹皮の隙間などにうまく身を潜めている。
じつはこの場所には台風で折れた枝葉が被さっていたのだが、私がどかしたのだ。


〜閑話休題〜

今年に入ってから、戦争小説を読み続けている。

作家は戦争体験がなく、2000年以降に発表されたものばかり。
熊谷達也『群青に沈め』から始まり、福井晴敏『終戦のローレライ』、島尾敏雄『魚雷艇学生』、、、、他にも数冊。
そして今日、読み終えたのが建倉圭介『デッドライン』(角川書店)。
読書は主に就寝前、もしくは病院の待合室か、航空機内、フェリー船内、など定番の隙間時間帯だが
『デッドライン』は三分の一読み進んだあたりから、ついつい昼間の撮影待機中にも読みふけってしまった。
ジャップ、バナナ、黄色い猿、と侮蔑、差別される日系二世の主人公が、アメリカ、ニューメキシコ州のサンタフェから日本の広島をめざす冒険小説。前半はとくに人種問題に関わる描写が濃い。

posted by やまかます at 20:23| Comment(0) |

2018年10月03日

表と裏

午後5時半ころ。
アカメガシワの葉表、ちょうど目線の高さに、ハンミョウがいた。
やけにおとなしい。

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こちらはカラムシの葉裏、ちょうど腰の高さに、エサキモンキツノカメムシ

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三たび早水公園(都城市)に出向いて、ウチスズメ幼虫を探してみた。
棒杭にはコムラサキ幼虫が中齢2、終齢2の合計4頭がいて、
ウチスズメ幼虫は、初齢1、中齢1が植え込みの草上を歩いていた。
ヤナギから振り落とされた幼虫たちは、かなりの数であったようだ。
今回また出向いたのも、台風被害の後片付けのことが気になったからだ。
案の定、今朝から業者が入っていて、落ち枝などの除去作業が始まった。私が探索を終えたころになって、
ヤナギの周辺にもブロアー清掃が来て、次々と地面に落ちた枝や葉っぱが綺麗に収集されていた。
こうなると落ちた幼虫たちは完全にアウトだろう。




EOS-6D
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD+スピードライト270EX II
posted by やまかます at 20:03| Comment(0) | カメムシ