2018年08月31日

くぬぎイモムシ

庭の真ん中に植えてあるクヌギは四本。並びにコナラが一本。
いづれも若木で陽当たりもいいので、根際近くから枝がびっしり生えている。
目が届く枝葉が多いので、虫の観察にはとても重宝する。
樹高は屋根の高さを超えないように剪定している。

ハチマガイスカシバが産卵に訪れていたのも、このクヌギ小木。

今現在、見つかっているイモムシは、キオビゴマダラエダシャク、ナカキシャチホコ、
そして、キマエアオシャクとセダカシャチホコなど。
他にも、葉巻き、葉合わせ、リーフマイナー、など小型種が数種。

キマエアオシャクは、昨日から糸で葉を綴り蛹部屋に籠ったものもいる。
キマエアオシャク_1523.jpg

ずっしり貫禄のある姿は、セダカシャチホコ
セダカシャチホコ_Z5A8201.jpg

薄暮のなかテリトリーを張っていたのは、クロコノマチョウの夏型。
クロコノマ1916.jpg
クロコノマの夏型は産卵や樹液以外ではほとんど撮影していない。
秋型のような色紋様の多彩さがないからだろう。


EOS-5D Mark3、EOS-6D、EF100mm F2.8Lマクロ IS USM、SIGMA MACRO 50mmF2.8 EX DG
+マクロツインライトMT-26EX-RT
posted by やまかます at 22:11| Comment(0) |

2018年08月30日

視線

居間の網戸にオオカマキリが2匹。
緑色型と褐色型だったので、両者を並べて撮影することにした。

ところが、緑色型の方の色味が薄く、褐色型の血も少し混じっているようで中途半端。
典型的な緑色型とは言い難い。撮影はしたけれどNG。

褐色型は体が大きい割りには気が小さいのかすぐ逃げてしまったが、
緑色型はちょっかいを出すと、威嚇行動を繰り返した。

う〜ん、やはり緑が弱いなあ。

オオカマ_Z5A8167.jpg

ハラビロ♂_1833.jpg
クヌギ小木でじっと構えていたのは、ハラビロカマキリのオス。
このくらいしっかりと緑色が欲しいね。


カマキリ類のオスは出現期間が短く、うっかりすると見落としがち。


竹筒アパートにオナガササキリ♀を抱えて戻ってきた、コクロアナバチ
しかし、すぐには竹筒に入ろうとせず、獲物を抱えたままあちこち移動するばかり。
なんとも落ち着きが無い。

コクロアナバチ_1676.jpg
コクロアナバチが巣に獲物を搬入するのをためらっていた理由はしばらくして、わかった。

ヤドリバエの一種が、ストーカーのごとく付きまとっていたからだ。
ヤドリバエはコクロアナバチの獲物に産卵寄生するべく、虎視眈々とその隙を狙っていた。
彼女はつねにコクロアナバチに照準を合わせ、まるでピアノ線で繋がっているかのように正確に後を追いかける。しかもほぼ20センチ程度の間合いを置いて。
コクロアナバチは寄生バエの追跡をなんとか振り切りたいようだった。

そこで私は、空中でピタリと静止していたヤドリバエをすばやく鷲掴みにして遠くに追いやった。
するとたちまちにして、コクロアナバチは竹筒アパートへと戻り、なんのためらいもなく獲物を所定の筒へと搬入したのであった。


畑の隅っこで、ニラの花が咲き始めていた。
小さなアリが訪れている。


ニラの花_1806.jpg

EOS-6D、EOS-5D Mark3 EF100mm F2.8Lマクロ IS USM、SIGMA MACRO 50mmF2.8 EX DG、
+スピードライト270EX II、マクロツインライトMT-26EX-RT
posted by やまかます at 21:05| Comment(0) | ハチ・アリ

2018年08月29日

泥バチの流儀

毎年、家庭菜園に植えているオクラ
オクラ1593.jpg

オクラの葉っぱを巻いたワタノメイガの幼虫巣も毎年、にぎやか。
ワタノメイガ_1595.jpg

今朝のこと、オオフタオビドロバチが狩りに訪れていた。

葉巻の一端をかじったり、つついたりしたあと、反対側に素早く移動して、巣内から飛び出してくる幼虫を
捕らえる、という狩猟作戦である。

しかし、ワタノメイガ幼虫もそう易々と捕まってしまうわけではない。
瞬時に地面へと飛び降りて逃げ切ろうとする。
糸を吐いて途中でぶら下がり、ハチの目から逃れたものもいた。
地面に落ちた場合は、ハチもしつこく探し回るが、今朝の場合、ついに発見できず諦めていた。

では、巣を開いて幼虫を剥き出しにしておくとどうなるか?
2つの幼虫巣を開いて、葉っぱの目立つところに置いてみた。

予想はしていたが、ハチは置かれた幼虫にはまったく見向きもしない。

狩猟の手順として、まずは巻いた巣を探し回ることが、彼女等のしきたりであり、その行程を踏まずしては狩猟が成り立たないのであろう。流儀に徹する、といえばなんだか立派にも見えるし、あるいは融通が効かない石頭の頑固者、とも言える。
ワタノメイガ幼虫巣を見つけ、これに触れて確認し、やおら巣壁を噛んだり穴を穿ち、中の幼虫に刺激を加える。
あるいは、穿った穴のすぐ先に幼虫がいた場合は、これを大アゴでくわえて、引きづり出す。

写真は、引きづり出してすぐに、腹端の毒針で麻酔をかけているところ。

オオドロ_1585.jpg

育児室として竹筒アパートの多くを占有するのが、オオフタオビドロバチ、である。


EOS-6D EF100mm F2.8Lマクロ IS USM + マクロツインライトMT-26EX-RT

CanonのマクロツインライトMT-26EX-RTを使い始めたが、MT-24EXより操作性がはるかに
良くなっている(MT-24EXは修理不能となってすでに廃棄して久しい)。
操作については、スピードライト430EX III-RTとほとんど同じなのですでに慣れてはいた。

発光部は手製のアームに取り付けて、レンズ先端より少し後ろに配置できるように工夫している。
アームは、レンズの三脚座とカメラボディに付ける2タイプ。
付属の取り付けリングはよく出来ているが、レンズ先端では撮影の邪魔になることも多々ある。



posted by やまかます at 21:40| Comment(0) | ハチ・アリ

2018年08月28日

ヤモリ

今日も午前と午後の2回に分けて撮影スタジオの雨漏り修繕作業。
錆び止めを塗ったあと、アクリル塗料を重ね塗りした。
午前中は1時間、しかし午後は30分でギブアップした。
屋根の照り返しは凄まじく、まるでフライパンに座っているようなものだ。
汗がペンキ塗料の上にボタボタと滴り落ちる。

午前の作業を終えて休憩していると、仕事部屋の窓にヤモリ
そこなら涼しそうだね。
ヤモリ_1362.jpg

雨漏りが疑われる箇所を重点的に塗装したが、それ以外のトタン葺きは冬になってから塗装することにした。
真夏にやるような作業ではない。

夕方になっても少し蒸し暑かったせいか、チョロは散歩を拒否。
昨日見つけたヤホシホソマダラ幼虫を見に行ってみると、同じ葉っぱで食事中だった。
そのすぐ隣では、クロコノマチョウの幼虫が葉裏に隠れていた。

クロコノマチョウ_1453.jpg

シンジュサンのすぐあとから飼育を始めたオオミズアオ。
ふ化はシンジュサンより三日遅れだが、成長が早くてすでに2齢もいる(写真下)。

オオミズアオ_Z5A8137.jpg
ふ化は23日で、クリとヤシャブシを与えてみたら、ふ化幼虫は両方に分かれた。
母蛾がどんな食樹で育ったのかはわからないが、ともかくも食べ始めてくれてホッとした。
写真は、ヤシャブシ組。


EOS-5D Mark3、EOS-6D、TAMRON SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD、
EF100mm F2.8Lマクロ IS USM、
SIGMA 50mm F2.8 MACRO+マクロツインライトMT-26EX-RT
posted by やまかます at 21:03| Comment(0) | 爬虫類

2018年08月27日

秋の気配

「ほれ、サラダバーだよ、遠慮なくお食べよ」

カヤツリグサの葉っぱをちぎっては、犬のチョロの鼻面に差し出して遊んでいた。
チョロは迷惑そうに顔を背けるけど、私もしつこかった。

「なんで食べんのよ!食べ放題だよ、ホラ!」

これでおしまいにしようか、と最後にちぎった葉っぱの裏に何やら光るものを発見。


たまご殻_4459.jpg

ヒメジャノメの卵殻のようだ。
しかし、よく見るとふ化したときにできる穴はなく、少し裂けているだけ。
どうやら天敵に食べられてしまったのかもしれない。


暑いので午後6時を過ぎたところで、夕方の散歩に出る。

先週まで、夕方の散歩はずっとお休みしていた。
真夏はバテ気味のチョロが嫌がるからだ。
それがここ数日で急に元気を取り戻したようだ。

クツワムシの鳴き声がめっきり減って、入れ替わるようにスズムシの音色が響くようになった。
散歩をせがむようになったチョロの体調も、季節の移ろいに敏感なようだ。

散歩に出てすぐ、ナガコガネグモのオスに目が止まった。
カメラを向けていると、チガヤの葉をかじるイモムシもいた。

ナガコガネグモ♂_1342.jpg

あ!、ヤホシホソマダラの幼虫だ。
ヤホシホソマダラ_1348.jpg

炎天下、撮影スタジオの雨漏りの修繕をした。今週後半からはまた天候が崩れそうだ。
シリコンのシールド作業と錆び止めの塗装を、午前と午後の2回に分けてやったが、
ランニング姿だったので、肩が真っ赤に日焼けした。

明日も暑そうだ。

夕焼け_1353.jpg

EOS-6D、EOS-M5、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD、MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト
+スピードライト270EX II+マクロフラッシュ STF-8


posted by やまかます at 22:54| Comment(0) |

2018年08月26日

事故死

「風呂場の換気扇が動かなくなったんだけど」と、嫁さん。

「取り付けたのが11年前だから、そろそろ寿命かな?」

雨漏りの次は換気扇か、ヤレヤレ、と見に行ってみる。
スイッチが入ったままだけど、確かに作動していない。
換気扇のカバーを外してみた。

「なんだ、こういうことか!」

回転翼に挟まっていたアシダカグモが、ポトリと落ちた。

アシダカグモ_1339.jpg
おそらく即死だったのだろう。腹部が大きく抉れていた。
死骸が外れたはずみで、換気扇は正常に作動し始めた。
電源が入れっぱなしだったにも関わらず、モーターが焼き切れなかったのが不思議だ。


不思議と言えば、アシダカグモがブンブン唸って回転する換気扇の中に入ったこと。
振動もかなりあるはずだし、警戒して近寄らないのでは?と思いたくなる。
もしかして、その振動を獲物の動きと勘違いした?  いやいや、11年間、毎晩回転してきたのだから、
今回に限ってというのは考えにくい。

回転する前に侵入し、うっかり長居しているうちに、家人がスイッチを入れた。
たぶん、そんなところだろうなあ。

わが家ではもっともお馴染みの同居者だから、こんなアクシデントもたまにある。
扉の隙間でせんべいになっていたりと。


クヌギに行儀良く並んだ、イモムシ。
ツマキシャチホコかな。

けむし_Z5A8107.jpg

数時間後には、身を寄せ合って食事していた。
けむしZ5A8111.jpg
色合いといい、暑苦しいことこの上ない。


EOS-5D Mark3、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD+スピードライト430EX III-RT
posted by やまかます at 18:50| Comment(2) | クモ

2018年08月25日

テングタケ科白いキノコの正体

昨日、見つけた白いキノコを再び、訪れてみた。
場所は、延岡市立植物園。
ヒダが破れて三度笠のような傘が開いていた。

きのこ_Z5A8068.jpg

茶色のトゲトゲは、カラスザンショウの幹にあるトゲに似ている。
どうやら、ササクレシロオニタケ、のようだ。

ササクレシロオニタケ_Z5A8093.jpg

園内遊歩道の路面で、セスジスズメ幼虫コカマキリの餌食になっていた。


コカマキリ_Z5A8053.jpg

4月末には白い花を咲かせていたハンカチノキに、実がなっていた。
トチノキの実に似ている。

ハンカチノキ_Z5A8024.jpg

EOS-5 DMark3 、EF LENS EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD、
+スピードライト430EX III-RT+スピードライトトランスミッター ST-E3-RT

posted by やまかます at 21:02| Comment(0) | 菌類

2018年08月24日

アロマ、虫を呼ぶ

「外のビンにハチがいっぱい集まっているけど、なんで?」と、嫁さん。

「どんなハチ?」さっそく見に行ってみれば、
ハチではなく、ミスジミバエだった。


IMG_1194.jpg

ビンは車載用の芳香剤が入っていたもの。ほぼ使い切ってはいたが、ビンの底にまだ芳香剤がこびりついていた。
IMG_1190.jpg

「へえ〜、ハチじゃないの? それって、美味しいの?」
「さあ、芳香剤にどんな成分が含まれているかなあ〜」

ちなみに、私も嫁さんも芳香剤を好まないので車には載せていない。トイレにも置かない。
アロマ空き瓶は、県外から長い旅の末、我が家にやってきたものだが、長くなるので説明は省きます。
ともかくも、ミスジミバエがどんな成分に惹かれて集まっているのか、気になる。


今日は延岡市に移動。
延岡市立植物園を歩いて、「しわざ」の撮影。

_Z5A7996.jpg

白いキノコがあちこちに多かったが、この幼菌はテングタケ科の一種であろうか?
_Z5A8013.jpg

急に風が強くなって雲行きが怪しくなってきた。
車に戻る途中、コブシの梢に、シンジュサンのメスがいた。


IMG_1288.jpg

EOS-6D、 EOS-5D Mrak3、TAMRON90mmマクロ、EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM+
スピードライト430EX III-RT+スピードライトトランスミッター ST-E3-RT
posted by やまかます at 17:38| Comment(0) | アブ・ハエ

2018年08月23日

天井ダム、とは


朝一番、虹が出ていた。
にじ_Z5A7958.jpg

台風19号は九州の西岸沖を北上していったが、その影響で雨と強風に見舞われた。
20号はどうやら九州地方にはほとんど影響無いようだ。

しかし一昨日の雨で、撮影スタジオの部屋ではまたもや雨漏りが発生。
一ヶ月前の雨漏りと同じ場所でそこから少し離れた場所にも。
一晩でバケツにたんまりと雨水が溜まるほどの量でもあり、天井の石膏ボードにカビも生えている。
これはかなり深刻な状況と思い、屋根職人のHさんにSOSを発信。
sosはうちだけでなく、集落のあちこちからあったようで、Hさんは引っ張りだこの様子。
それでも小一時間して、駆けつけてくれた。

天井裏を下から見てみよう、ということで石膏ボードの天井板を数枚外してみた。
インパクトドライバーでビスを外し始めると、やおら石膏ボードが自重で崩れて崩落!
「なんじゃあ!これは」
雨水をたっぷりと吸って石膏ボードが脆くなっていたのだ。
天井裏に詰め込んであった断熱材のガラスウールが、これもたっぷりと水を貯めていた。
当初、雨漏りは2か所のみだったが、天井板を外すごとに、あちこちの断熱材からボタボタと滝のように落ち始め、床も私もビショ濡れになった。

天井_Z5A7986.jpg

外に出て、Hさんと屋根に登ってみた。
雨漏りの原因、その場所の特定には少し時間が掛かった。
経年劣化による穴とか隙間ができているわけでもない。
「この銅板の重ねたところの隙間に雨水が入った」というHさんの説明だが、
その隙間は建造当初(11年前)からあるもので、特に広がってもいない。
どうも雨漏りの原因が今一つはっきりしない、のが気にかかる。

明日から延岡に出掛けるので、その前に応急処置を施せたので良かった。


posted by やまかます at 20:15| Comment(0) | 日記

2018年08月20日

神樹蚕、ふ化

ちょうど10日前にシンジュサン母蛾が産卵した卵が、今朝になって一斉にふ化した。
若齢期には集合性が強く、休むときは兄弟が身を寄せ合っている。


シンジュサン_1168.jpg

この兄弟たちが成長して繭を紡いだあと、羽化するのは来年の5月。

宮崎の天気情報では曇りのち雨、ということだったが、夕方まで日射しがあった。しかし、涼しい西風がずっと心地良く、気温はさほどまで上がらなかった。ツクツクボウシの賑やかな鳴き声といい、猛暑の衰えを感じさせる一日だった。
それも幸いして、ほぼ一日、山仕事に励む事が出来た。
午後5時半頃までギブアップすることなく、余力で作業をこなした。気温が下がるというのは大きい。
汗の量も少なかった。

山仕事には終わりが無い。毎日、毎日、手を休める暇はない。
とは言え、それをまともにやっていくわけにもいかないので、かなり適当に手を抜く。

毎夜、わが家はクツワムシの合唱に包まれている。気に食わないが、それにアオマツムシも混じる。
アオマツムシはここ10年で次第に増えて来た。でもまだ、クツワムシのほうが賑やかだ。

夜は虫の声だけ。遠く電車の音がたまに聞こえるが、一時間に一回。


EOS-6D MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト+ OLYMPUS マクロフラッシュ STF-8


posted by やまかます at 20:09| Comment(0) |