2018年07月02日

ジジジ、ジジジ、ジジジ〜♪

数日前、台所の窓辺りから「ジジジ、ジジジ、ジジジ」と翅音がしていた。

アブか何かがクモの巣に掛かったのかな?と最初は思ったのだが、その音が時間をおいて繰り返されるので妙ではあった。
「犠牲者の断末魔の唸り声ではないよね」

台風の影響で断続的に激しい風雨が続く中、窓の外から翅音の正体を突き止めることができた。
音が鳴り止んだ直後、窓の隙間から黒い影が飛び出して行った。速い!何だ?

しばらくして、戻って来たのが、モンキジガバチだった。

モンキジガバチ7931.jpg
口には泥球を抱えている。つまり営巣作業をしていたのだ。
モンキジガバチ7932.jpg

モンキジガバチを見るのは今回が初めて。
この蜂については、手元の文献から引用してみよう。

「モンキジガバチは非常な暗闇好みである。、、、、、、、、この蜂の巣は尋常では人目に全くつかない。付着させる場所はやはり前種(キゴシジガバチ)同様壁の隅角などであるが、全く暗黒のなかでその仕事をする。その巣の所在は仕事中の蜂のたてる鼻歌だけをたよりにしてわかる。」

「モンキはキゴシジガバチ属のなかでもとくに暗い場所の好きな泥瓶づくりである。」

岩田久仁雄 著『自然観察者の手記』(1975年朝日新聞社)


なるほど、窓枠の隙間をちょっと覗き込んだくらいでは見当たらないはずである。ファイバースコープ(Kenko)を持ち出してみたが、ファイバー先端径が10ミリなので隙間に入らない。ショック!
ファイバースコープはダイコクコガネの育児室の観察用に購入したものだが、安価なタイプ。画質もそこそこで、まだほとんど活躍していない。最近は機種もグンと増えているようだが、自分の使い途に一番合ったものを選ぶのは大変そう。

posted by やまかます at 18:57| Comment(0) | ハチ・アリ