2018年07月18日

代々木公園のカメムシ

本日も代々木公園。

コブシを見上げると、ミナミトゲヘリカメムシが多数いた。

ミナミトゲヘリ_6026.JPG
交尾カップルもいて、ここで繁殖しているのだと思う。
そこで、卵や幼虫がいないか探してみたところ、
アカスジキンカメムシの卵があった。

アカスジ_6030.JPG

ふ化した卵もあるし、色づき具合にもバラツキがある。大丈夫かな?

今日で都心での撮影、観察は完了。予想していた以上の成果があった。

posted by やまかます at 18:30| Comment(0) | カメムシ

都心のセミとカラス

超満員電車に揺られて、代々木公園へ。
昨日、上京したおりからすでに人酔い。暑さも一層きつく感じる。
先輩と落ち合い、公園内をゆっくり観察歩き。

セミの鳴き声も賑やかだが、まだ序盤。しかし、ツクツクボウシの鳴き声を
午前、午後と2回聴いている。これにはびっくり。
ツクツクボウシの幼虫。まだ複眼は白い。

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この幼虫、いかにして掘り出したかは、いすれ出す本で紹介したい。私も初めての経験。

クマゼミの鳴き声は少ないが、それでも抜け殻は多かった。
これから数日後には賑やかになるだろう。

クマゼミ_5943.JPG
クマ_5940.JPG

噴水のある池ではカラスが多数、くつろいでいた。池の縁に立つと、なるほど涼しい風が心地よい。
カラスの行水。

カラス行水_5774.JPG

鳥類の研究者である先輩のレクチャーを受けながら、カラスの行動について、じっくり観察できた。
人目につきにくい草地にはドッグフードがあちこちに撒かれていて、これをカラスがよく食べていた。
パンをちぎって与えるおじさん、お菓子を面白がって投げ与えるお姉さん、、、、、、
考えさせられる場面も多いのが、都心の公園でもある。


posted by やまかます at 07:54| Comment(0) | セミ

2018年07月16日

サツマかヒメか?

草刈りのあと、刈草を履いていたときのこと。
屋外のゴミ箱を持ち上げたところ、床コンクリート表面に、細長いカマキリの卵しょうがあった。

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方眼目盛りは5ミリ単位。
さて、これがサツマヒメカマキリか、それともヒメカマキリのものか?

サツマヒメカマキリは今の時期は初令幼虫。
ヒメカマキリは卵越冬で、おそらくふ化のタイミングは、8〜9月頃かと推測している。
つまり、ふ化タイミングがこれからどうなるか。
しばらく観察してみよう。
posted by やまかます at 16:27| Comment(0) | カマキリ

2018年07月15日

ナツフジ

昨夜は仕事部屋の外灯に多種類多数の虫が飛来していた。
カブトムシの雌雄も、今夏初めてのお目見え。

カブトムシ_9160.jpg

長さでダントツは、ナナフシ
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ナナフシ類はどちらかと言えば夜行性で、夜だと食事している姿も簡単に観察できる。

庭のナツフジも花の賑わい。
ナツフジ9188.jpg
花穂をサラッと眺めてみるだけで、ウラギンシジミの白い卵が見つかる。
すでにふ化済みのものもあって、一頭だけ幼虫も見つかった。

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花弁を押し分け蜜や花粉を集めているのは、ハキリバチの一種
耳元にブンブン、翅音が絶えない。

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葉をめくってみれば、オオエグリシャチホコの卵も。一個はすでにふ化済みのようだ。
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撮影機材:EOS-6D +シグマ50ミリマクロ+ストロボ
posted by やまかます at 18:44| Comment(0) | チョウ

2018年07月14日

モンキアゲハ

庭の百日草には、キアゲハ、アゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハ、とアゲハ類が次々と訪れている。
今朝は一番大柄のモンキアゲハ♀も来ていた。


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ナガコガネグモの幼体もだいぶ大きく育っている。コガネグモと交替するのはもう少し先になるが。
ナガコガネグモ_9125.jpg
posted by やまかます at 22:57| Comment(0) | チョウ

プードルいもむし(毛虫)、繭にこもる

昨日、プードルいもむし「ハガタキコケガ」が繭にこもっていた。
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繭といっても、自分の体毛を抜いて体の回りに並べただけ。もちろん糸で接着しているけれど、糸で紡いだ繭とはほど遠い。外から透け透けで体は丸見え。
蛹のシェルターとしてはいかにも軟弱過ぎる。
この体毛には、例えばアリが嫌うような成分でも含んでいるのだろうか?


そして今朝のこと、もう蛹化していた。前蛹期間は24時間。
上写真の裏側から撮影。

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まだもう一頭いるが、こちらはクワの葉裏で脱皮して、その脱皮殻を食べていた。おそらく終齢になった直後だろう。
ようちゅう_5608.jpg

飼育ケースはこちら↓ ヤシャブシの落ち枝。表面の地衣類だかカビだかをよく食べており、ケースの底には黒いフンがころがっている。

飼育ケース_5614.jpg

セミの発生の具合を見に、都城市中心部にある神柱公園に行ってみた。
アブラゼミの鳴き声はまだ少ない。

アブラゼミ_8917.jpg
羽化当日、地面直下で待機しているセミの幼虫が、カラスに穿り返され食べられた痕跡が結構あった。
都城市で見るのは初めてだ。


三股町の旭が丘運動公園では、若いカラスがアブラゼミの成虫をくわえていた。
今夏初めて見るアブラゼミの姿だ。。
翅をばたつかせているが飛ぶ力は無いようで、地面に放り出されても暴れるだけ。
若いせいか、暴れる獲物を持て余しているようだったが、辺りをキョロキョロと警戒怠りない。
双眼鏡を使ってようやくアブラゼミと判る距離だったのが残念。

posted by やまかます at 08:57| Comment(2) |

2018年07月12日

写真絵本『虫・むし・オンステージ!』

森上信夫さんの新刊 『虫・むし・オンステージ!』(フレーベル館)が本日発売となった。

むしむしオンステージ.jpg

森上さんは、白バック写真で構成した著作がこれまでにも多いけれど、今回は虫たちが演技をするページに溢れている。これはまさに「森上昆虫劇場」と言えるだろう。
虫に対する気持ちの入れ込み方が、ちょっと尋常じゃない(笑)。推薦文を書かれた養老孟司さんも「ここまでやるか、、、」と書かれているが、その強烈な虫愛が子供たちの心にどう響くのだろう。ページをめくった子供達の感想を聞いてみたいものである。
posted by やまかます at 19:21| Comment(0) |

2018年07月11日

さなぎ

雨漏りの修繕作業でスタジオの屋根に上がった。
33℃を越す猛暑の下、スレート屋根の上はまるでフライパンの中にいるようなものだ。
ここに物干し台があったなら、とつくづく感じた。
昨日、紹介したヒメユズリハの木はもうとっくに屋根を越している。奥はヤシャブシ。

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下から仰いで見ているときは「これは切らなきゃな」と言ってはみたものの、
元気な頂部を上から眺めていると、「ああ良いねえ!」なんて喜んでいる自分がいることに気付く。


屋根から西の方角、画面右よりに霧島山がある。今日は雲に隠れている。
すぐ手前にある畑は耕作放棄されて2年目。地主の農家の方が亡くなったのである。

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とは言え、じつに勿体無い。貸してもらえるなら果実やら花畑など拵えるのだが、農地というのは厄介で、法律上、そうもいかないのが悔しい。うちの周辺はこういった耕作放棄地だらけである。

先月20日に玄関前のササで見つけたサトキマダラヒカゲ幼虫が昨夜、午後10時過ぎに蛹化した。
朝からずっと悶絶するような運動を続ける。

サトキマ蛹-8718.jpg

午後10時前、いよいよ脱皮の前兆が見えてきた。
サトキマ蛹-8751.jpg

脱皮開始の瞬間、どうしても外出せねばならず、ここから自動インターバル撮影に切り替えた。
設定は6秒間隔。
胸部背面の皮が破れるとここからは、グングン脱皮が進む。

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幼虫の皮を脱ぎ終えて、蛹のお尻を抜いた瞬間。この時点が一番危うい。
抜いたお尻をグリングリンひねって、台座糸の束に引っ掛ける。

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わずか10数分の外出の間に脱皮は完了していて、白い蛹がぶら下がっていた。

色付いた蛹。じつに綺麗だ。
サトキマ蛹-8873.jpg
このあと、しばらくしてササの葉に触れたわずかな衝撃で、蛹はポロリと落っこちてしまった。

サトキマダラヒカゲの蛹は他のチョウとは違って、糸から外れ易く地面にころがっている。
過去に2回、草薮に覆われた地面で蛹を見つけたことがあるが、いづれも偶然のこと。
探そうとしても簡単に見つかるものではないと思うし、探す気力も湧かない。
posted by やまかます at 19:57| Comment(0) | チョウ

2018年07月10日

プードルちゃん

ヒメユズリハは、仕事部屋のすぐ外にあって屋根をすでに超えようとしている。
これまでにも何度か刈り込んでいるが、刈れば刈るほどに萌芽力の反動が凄まじい。

そのヒメユズリハの葉っぱには、尻尾の長いアカウラカギバ幼虫がデンと構えている姿が多い。
で、先日、アカウラカギバではなく、プードルそっくりの毛虫が葉っぱを歩いていた。
そして今日には幹で再度出会えた。

ハガタキコケガ_2074.jpg
葉っぱにいたときにはもっと黄色っぽかったけど、脱皮して成長したかな?
毛虫と言っても、チクチクというより羽毛に近い柔らかい感触。
どっちが頭かお尻かすぐにはわかりづらいが、どうしてもプードル毛虫の顔が見たくなった。

幹ではなく細枝を歩いてもらえば、きっと顔も見えるよね、とさっそく細枝に移乗してもらった。
警戒心が強い毛虫なのでちょっと苦労したが、なんとか移乗は成功。しかし、まったく動かないまま。
しばらくほったらかしにしていたら、枝の分岐部をガジガジと齧って食事をしていた。

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オオ!ついにお顔を拝見できた。
どうやら枝の表面に付着した地衣類かカビを食べているようだ。
プードル毛虫の正体は、ハガタキコケガ幼虫、かと思う。
このまま飼育して確かめてみよう。


ヤブガラシの花で、イチモンジチョウが何度も訪れては蜜を吸っていた。
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posted by やまかます at 18:32| Comment(0) |

2018年07月08日

生まれ故郷

雨もすっかり止んだ夕方。
ゆるくカーブを描くススキの葉に、オレンジ色の虫が点々と見つかる。
アカハネナガウンカ、だ。

アカハネナガウンカ_1725.jpg

どの点々も新鮮な姿だなと思いきや、すでに交尾カップルもいた。

アカハネナガウンカはススキに集まり、そこで吸汁しつつ雌雄の出会いがある。そこまでは普通に見ることができる光景だが、その先、どこに産卵しどこで何を糧にして育つのか?
おそらくススキとは縁もゆかりもない場所で幼生期を送っているだろうことは間違いないと思う。


蒸しパンが、あのテカテカの薄皮を剥ぎ取られたような姿になった、ノウタケ
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ちょっと哀れな姿だが、しっかり胞子をまき散らしていることだろう。

足下を転がるように舞っていたのは、ベニイカリモンガ
ベニイカリモンガ_1718.jpg

6月12日に卵からふ化したセダカシャチホコ幼虫が、本日、土中の蛹部屋内で蛹化した。
最終齢数は4齢であった。


posted by やまかます at 19:35| Comment(0) |