2018年06月12日

ちまきが旬

照葉樹林の林床に緑色のちまきがたくさん落ちている。

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頭上を見上げれば、タブノキの大木が林の天井を覆っている。

ちまきの正体は、タブノキハマキホソガの幼虫巣
幼虫は成熟するとちまき型の巣カプセルを自ら切り落とすようだ。もっとも切り落とす現場をまだ見たことが無い。

しばらく幼虫巣に留まっているが、やがて外に出て落ち葉の表面に小判型の繭を紡ぐ。


ゴマダラカミキリのメスがいた。羽化してまだ日が浅いように思える。
メスらしい、ボッテリとした体型。

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posted by やまかます at 21:31| Comment(0) |

ヘイケボタル

昨夜、庭に立っていた私の足下に、ヘイケボタルが着地した。
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先日からカワセミの鳴き交わしが盛んになって、庭の上空をまっすぐに飛翔する姿をよく目にする。
カワセミの囀りは林の下にある池に集中するが、ヘイケボタルはその池で発生している。

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剪定したクヌギの葉に卵が並んでいた。
明らかにシャチホコガ科の卵で、しかも幼虫の口や体毛が透けて見えていた。種名が知りたくて、部屋に回収しておいたところ、12時間後にふ化した。


ふ化幼虫_3729-2.jpg

ふ化幼虫はしばらく休憩したあと、自分が入っていた卵殻を底だけ残して食べる。
何故か左端の一匹は食べ残していたし、右端の卵の場合も、最後にふ化したあと自分のではなく隣のわずかに残った卵殻を少し齧っただけで、プイッと去ってしまった。

蛾や蝶のふ化幼虫は、卵殻を最初に食べる習性が広く見られるが、
食べても食べなくても、それがのちのちの成長に影響しないとされている。
同じ兄弟でも、食べたり食べなかったりと、幼虫でも個性があって面白いと思った。
posted by やまかます at 05:55| Comment(0) | コウチュウ