2018年06月11日

ノコギリ相撲

クヌギの樹液レストランに、ノコギリクワガタの姿が毎日見られるようになった。

今朝もペアとオスのお一人様。

ノコギリ♂_8250-2.jpg

お一人様のオスが腹一杯になったか、おもむろにペアの方へと登り始めた。
それとも「オイオイ、飯喰ってる場合ではないだろう」と私がつぶやくのが聴こえたか、、、。


ノコギリけんか前_8268-2.jpg

当然ながらメスを巡っての相撲が始まった。
メスはお一人様が乱入した瞬間、弾けるように避難した。
血気盛んなお一人様は上に回り込んで、挑み掛かった。

ノコギリけんか_8295-2.jpg

メスにマウントしていたオス(画面下側)は見るからに体格が良いが、力の差はそこそこと思われた。
しばらく大アゴのチャンバラが続く。
相撲前半、お一人様の勢いの方が勝っていたが、しかし数分で勝負がついた。


防戦気味だった下のオス(メスをマウントしていた)が、反撃に出たのだ。
というか、受け身で相手の出方を見ている余裕があったのだろう。
強烈な挟み込み一発。「ガチン!!」という破裂音には、その力の凄まじさを感じた。

お一人様は負けを宣言したかのようにすぐさま、樹下へと走り去った。
大怪我を負わなくて幸い。ここはひとまず退散するしかないだろう。

ノコギリ飛び立ち_8305-2.jpg
足場を決めると、一気に上昇していった。

ノコギリ飛ぶ_8307-2.jpg

お一人様が飛び立った瞬間、体をひねりながらノーファインダーでシャッターを切った。
ピントは合ってないが、またどこかで出会えそうな気がした。
posted by やまかます at 09:23| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月10日

チビクワガタは意外と飛んでいる、らしい

畳んだ衣類を手にとりかけて、ふと見れば、チビクワガタ

チビクワガタ_8765-2.jpg
どうやら洗濯物を取り入れたとき一緒に紛れ込んだらしい。
室内でチビクワガタを見るのは初めてだ。
にしても、チビクワガタが飛ぶ時間帯は主に夜間のはず。飛んでいる姿を想像しにくい虫ではある。


先日、サクラで脱皮中を発見したカメムシ幼虫が一昨日、さらに脱皮して、2頭とも5齢になっていた。餌はチョウや蛾の幼虫。
クチブトカメムシ類の幼虫には間違いない。

クチブト5th_8786-2.jpg

ササ・タケでは、シロヘリカメムシ幼虫が旬。
写真は5齢(終齢)幼虫。


シロヘリカメムシ_8180-2.jpg

羽化する場所はホストから少し移動する傾向があるようだ。
posted by やまかます at 18:50| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月09日

菌類、ニセクロホシテントウゴミムシダマシ

鹿児島県曽於市の通い慣れたフィールドへ。
少し出遅れたか、と気になっていたがまだ間に合ったようだ。
ようだ、というのはこの後、継続観察で確認しないことには何とも言えない。


さて、ふと遊歩道の手摺を見れば、点々と小さな虫粒が並んでいた。
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ、だ。


クロホシテントウゴミムシダマシ_8541-2.jpg

手摺表面にこびりついている苔か地衣類?を食べている様子。

クロホシテントウゴミムシダマシ_3590-2.jpg

交尾も見られたがどんな場所に産卵して、どこで幼虫は育つのだろうか?

※当初、クロホシテントウゴミムシダマシ、としていましたが、前胸背板に暗色部が無い、ことから
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ、と訂正しました。


落ち葉や枯れ枝に、黒髪がいっぱい絡んでいた。
「山姥の髪の毛」と言われる、キノコの一種だ。


カミノケタケ02.jpg

髪の毛そっくりのものは、菌糸束でその先端に傘が開いている。
カミノケタケの一種、だろう。

カモノケタケ03.jpg

柄が枯れ枝を突き破って生えていた、こちらは別種のカミノケタケだろうか?

カミノケタケ01.jpg

落ち葉には一見、粘菌に似ている、担子菌類の一種が張り付いていた。
担子菌類.jpg

照葉樹林の林床に這いつくばっていると、時間が経つのを忘れてしまいそうだ。
一歩も前に進めない。




posted by やまかます at 19:01| Comment(0) | 菌類

チュウガタコガネグモ

蒸し暑く、梅雨らしい一日。
つかの間、日射しが出たかと思えば、数分後にはザア〜と来る。


チュウガタコガネグモ_8490-2.jpg

気になっていたキノコの様子を見に林に降りてみれば、
円網のまん中に陣取った、チュウガタコガネグモの♀がいた。

コガネグモに比べて見かける数は多くなく、しかも写真のように薄暗い場所を好む。

ここはいつも下草刈りを施し、観察歩きがし易いようにしている場所の一部。
薄暗くても風通しがよく、なるほど、ここは獲物が掛かり易いポイントなのかもしれない。


仕事部屋の外灯には、キマダラコウリの♂が来ていた。
キマダラコウモリ♂_8459-3.jpg

プードルそのものの脚が目を惹く。

※以前(5月31日)載せたクロモンカギバだろうとしていた蛹が羽化して、やはりクロモンカギバ、と確認できた。
IMG_8103-2.jpg
posted by やまかます at 05:49| Comment(0) | クモ

2018年06月08日

ツノ

体長5pほどのイモムシ。
クロコノマチョウの幼虫。
ススキやジュズダマで見つかるが、葉の裏側で葉脈に沿って静止している。
写真は葉表を移動中。


クロコノマ全身_8437-2.jpg

頭部の色紋様が明るめのタイプで、バイキンマンにはちょっと見えない。
ちなみに、後頭部に白い卵殻がうっすら見える。
おそらく寄生バエが産み付けた卵がふ化したあとの殻であろう。
寄生バエの産卵は、クロコノマチョウ幼虫の頭部に集中することが多い。
となると、この幼虫の体内には寄生バエの蛆が宿っているのかもしれない。

クロコノマ幼虫_8443-2.jpg
頭のツノ、とは言うが、お尻のは突起、と言うべきか。
しかし、なぜお尻にツノまがいの突起があるのだろう。


クロコノマお尻_8439-2.jpg

そろそろ蛹になる日も近いようだが、さて無事に羽化まで辿り着けるだろうか。
posted by やまかます at 05:55| Comment(0) | チョウ

2018年06月07日

カラスシジミ

霧雨のなか、ヒメジョオンで吸蜜するカラスシジミがいた。

カラスシジミ_8423-2.jpg

家から歩いて数十歩、すぐ目と鼻の先だからちょっと意外。
近所のハルニレで発生している可能性もある。


数カット撮影しているうちに雨脚が強くなり、しかもヒメジョオンにカメラが触れてしまい、
それに驚いたカラスシジミはナツグミの高い梢に避難してしまった。
私もカメラを庇うようにして、家に退避した。


「うわあ〜、けっこう降るわあ」

現場はこちら下矢印2
カラスシジミ現場_8427-2.jpg
posted by やまかます at 15:34| Comment(0) | チョウ

ニイニイゼミ、初鳴き

午前5時15分。
わが家の林で、ニイニイゼミが鳴いていた。

IMG_2210.JPG

写真は2年前の夏、日比谷公園で撮影したニイニイゼミの羽化。

今夏は自家林で羽化を撮影しておこうと思う。
posted by やまかます at 05:27| Comment(0) | セミ

2018年06月06日

まんじゅう型、たまご

ヤマノイモの葉っぱについていた卵。
直径は1.2mm程度

シャチホコガ科の卵0605.JPG

シャチホコガ科の一種ではないかと思うのだが、ヤマノイモを食べるって、誰?
もっとも、産卵したつもりの植物は別にあって、そこにヤマノイモが絡んでいたがゆえの、誤産卵という可能性も考えられる。
ちなみにこのヤマノイモの別の葉っぱにはキイロスズメ若齢幼虫もいた。

2012年4月に撮影した、オオエグリシャチホコの卵がこちら左矢印2
フジの葉うらについていた。


Y0120012.jpg

おへその色を除けば、良く似ている。


posted by やまかます at 01:00| Comment(0) |

2018年06月05日

赤いカメムシ

都城歴史資料館には、観察対象をかなり絞り込んで出掛けることがある。
肝心の資料館を見学したことはなく、
私は資料館敷地内の植え込みや、神社の境内を歩くだけだから、かなり、いや相当のひねくれ者と言えるだろう。

今日の目的はヒイラギナンテンに集まる虫を期待してのことだった。

ヒイラギナンテン_8207.jpg

ブルーベリーのような果実を食いつくように見て回ったが、成果はゼロ。
ときにはこうして、結果が出なかったことも書いておこう。


それでも、観察フィールドでは何がしかの出会いがあるものだ。

神社境内のサクラの若葉に、サツマヒメカマキリが産卵したと思われる、卵しょうがあった。
こんな不安定な場所で。
サツマヒメカマ卵_8259.jpg

かなり新鮮であり、産卵場所からしてもつい最近、産卵されたものであるのは疑い無い。
サツマヒメカマ卵_3512.jpg

サツマヒメカマキリは幼虫越冬で、羽化は5月半ばから。昨年、交尾を観察したのは6月下旬だったが、今年は季節の進行が早いせいか、もうすでに産卵が始まっているようだ。


同じサクラの葉っぱで脱皮中のカメムシ幼虫がいた。

クチブト脱皮_8248.jpg
脱皮して4令かな?
餌にはイモムシを調達しなければならないけど、クチブトカメムムシのなかまのようだから、飼育して確認しておこうか。


posted by やまかます at 05:00| Comment(0) | カマキリ

2018年06月04日

陸生ホタル

「睡蓮鉢にホタルがいるよ」と嫁さんから聞いて、さっそく覗いてみた。
オオオバボタル_8059-2.jpg

なるほど、容姿、大きさともにゲンジボタルそっくり。
陸生ホタルの中では最も大きい、オオオバボタルだ。
水面に口をあてがう仕草を繰り返していた。


腹側から見ても、発光器らしきものは見当たらない。
オオオバボタルZ5A6935-2.jpg

幼虫は朽ち木内で育つので、朽ち木割りをしないと見つからないだろう。

近所の林縁で、体長5ミリほどのゴミムシを見つけた。

ダイミョウツブゴミムシ8713-2.jpg

前胸背板は五角形の特異な形をしており、おそらくダイミョウツブゴミムシ、かと思う。

ツブゴミムシの傍では、アトキリゴミムシ類の幼虫がタケノホソクロバ幼虫を捕食していた。
アトキリゴミムシ幼虫_3253-2.jpg
posted by やまかます at 06:00| Comment(0) | コウチュウ