2018年06月20日

ツノ出せ、ヤリ出せ

午後6時ころ、ひとしきり降った雨が小休止。
玄関に出てみると、ふと足下のネザサに大きな食痕が見えた。
一段下の齧られていない葉をめくってみれば、久しぶりに見るイモムシが行儀正しく佇んでいた。

サトキマダラヒカゲの幼虫。

サトキマダラヒカゲ幼虫9474-2.jpg

元気に歩く、コハクオナジマイマイ

このカタツムリは、マドボタル類幼虫の餌として入れてあった。しかし、幼虫は満腹なのかだいぶ前からじっとしたまま。
カタツムリだけが飼育ケースの中を歩き回っている。

ウスカワマイマイ_9650-2.jpg
posted by やまかます at 22:47| Comment(0) | チョウ

2018年06月19日

なりきり

川岸の板壁に、カジカガエル

カジカ_9474-2.jpg
幼いカジカガエルは、昨日、美郷町の石峠レイクサイドにて。

イヌビワの葉裏に、イシガケチョウ蛹。
イシガケチョウ蛹_9517-2.jpg
この蛹は仕事部屋のすぐ傍。

青梅そっくりのお顔は、シャチホコガ科の幼虫(2齢)。
先日、12日にふ化した4兄弟で、皆元気にクヌギを食べている。

かお_3882-2.jpg
posted by やまかます at 18:34| Comment(0) | 両生類

2018年06月18日

ボロボロノキは、実で見つかる

日向市のホテルを出て、美郷町役場まで40分。
昨夜はしこたま雨が降ったが、今朝は曇りで蒸し暑い。


水滴_9408-2.jpg
クサグモの巣網に昨夜の雨滴。

8月に予定している観察会の下見で美郷町の公園を歩いた。
そこのクリ園で久々にオトシブミを見た。
11年ぶりだ。

オトシブミ_9423-2-2.jpg
すでに葉縁両端から切れ込みが入っていて、メスは葉に折り目をつけているところだった。
全身の力を込めている様子が、なんとも見る者を惹き付ける。


足下に木の実が落ちていた。ボロボロノキの実である。
ボロボロノキ実_9466-2.jpg
頭上を見上げたが、ボロボロノキがすぐには見つからなかった。

それもそのはず、樹幹は苔にびっしり覆われており、何の樹なのかまったく検討の付けようがない。
しかも低い位置に枝葉はなく、かなり高所に特徴のある梢がようやくのこと拝めるだけ。
スダジイの大木に挟まれた位置に生えているので、これらに遮られていたのだ。
よくよく見れば実は多数ころがっていたが、うっかりすると見落としてしまいそうだった。
美郷町でもベニツチカメムシ成虫はよく見かけるそうだ。

posted by やまかます at 21:08| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月17日

リョウブの花に緑金色

快晴の下、八幡浜から臼杵へ向かう航路の海上は穏やかだったが、
延岡に入る辺りから曇り空となった。ときおり小雨がパラつく。


延岡の平地のフィールドを歩いてみた。

ベニツチカメムシの様子を見て回り、ふ化幼虫や2齢幼虫を落ち葉の下で確認。
卵殻を囲んだキマダラカメムシの1齢幼虫群もいた。

リョウブが花盛りで、色々な昆虫が来ていた。
アオスジアゲハ、ホソコハナムグリ、クマバチ、アオハナムグリ、ヒメコガネ、、、、、、、
そして、交尾カップルの大型カミキリムシ。


アオカミキリ_9346.JPG

緑金色ではあるが、これはムラサキアオカミキリであろう。曇り空で日射しがなかったのが残念。肉眼だとほぼ真っ黒にしか見えない。


しっかり色を見ておきたかった。にわか白ホリゾントを組み立て、メスを撮影。

アオカミキリ♀飛翔_9399.JPG

普段は上翅の下に隠れて見えない、腹部背面の紫色が鮮やかだ。

落ち葉を搔き起こしていた私に、4歳かな?男の子が「おじちゃん、なにしてるの?」と寄ってきた。
ボロボロノキを指差して、赤いカメムシを探していることを説明すると、男の子も枝を拾ってまねを始めた。
その子のお母さんもすぐ後ろにやってきた。
見つかったのはベニツチカメムシのメスの死骸だった(まだ死んで間も無いようで、仔カメムシが傍に群れていた)。少し赤いカメムシの習性について話をしたら、飽きて離れていくかな、と思いきや、このあとも、男の子はお母さんを手招きしては、移動する私の後ろを金魚のフンのように付いてくる。
結局、私はこの初対面の親子としばらく観察歩きとなった。クワガタムシはいなかったけれど、楽しめたかな?
30分ほどのプチ観察会だった。




posted by やまかます at 17:45| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月16日

浄瑠璃寺

午後から少しだけフィールドに出てみた。
四国八十八カ所、第46番札所の「浄瑠璃寺」の裏手にある、蓮池。
南九州ではとっくに終わったゲンジボタル(♀)がまだいた。


ケンポナシの花が満開。たくさんのニホンミツバチが来ていた。

ケンポナシ_3795.JPG


オオシオカラトンボ2♂。あと一頭は無理か、、。
オオシオカラトンボ_3808.JPG
サラサヤンマ♂はなわばりを行ったり来たり。飛翔はお尻から見た写真ばかりになった。
サラサヤンマ」_9301.JPG

ヤゴの羽化殻は、サラサヤンマ?
ヤゴ_3847.JPG

サラサヤンマの飛翔写真がうまく撮れないまま、やがて姿を見失ったが、そのすぐ傍の梢に
ひときわ派手な色の、アカヒトリがいた。


アカヒトリ_3834.JPG

 ヤゴ殻の正体は、マルタンヤンマのようです。全体のシルエットや頭部の形状、そして撮影場所等、でトンボ屋さんだとすぐわかるそうです。ご教示いただいた尾園暁さんに感謝致します。私のようなトンボ初心者は、図鑑「日本のトンボ」(文一総合出版)を常に携行して、自宅用、持ち出し用と、2冊は揃えるべきかと思いました。改訂版も出ているようですね。
posted by やまかます at 18:49| Comment(2) | トンボ

松山のチンチン電車

四国、愛媛の高速道に入るとすぐ、大きな入道雲が(6月15日)。

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カラッと晴れて気分爽快。
フィールドを歩きたいところだが、今回は法要がある。

ホテルに荷物を置いて、従兄弟の経営する居酒屋へと向かう。
久しぶりに路面電車に乗ってみた。

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法要が終われば、松山のフィールドを少し歩いてみよう。

posted by やまかます at 08:14| Comment(0) | 風景

2018年06月14日

ノコギリクワガタ

今日もノコギリクワガタが2ペア、樹液に来ていた。

ノコギリクワガタ_8326-2.jpg

樹液を吸っているメスに比べて、オスの体はずいぶん小さい。
もう一組のオスもほぼ同じ体格だった。

庭のクヌギにどれくらいの数のノコギリクワガタが来ているのだろう。
posted by やまかます at 21:51| Comment(0) | コウチュウ

2018年06月13日

ぬけがら〜 ぬけがら〜ヒメハルゼミ

昨日、目の高さにあった、ヒメハルゼミの抜け殻。

ヒメハルゼミ抜け殻7743-2.jpg

こんな場所なら探す苦労もなく、羽化シーンも手軽に撮影できたことだろう。
問題はタイミング。

抜け殻をしっかり見ておきたいので持ち帰って撮影しておいた。
ヒメハルゼミ抜け殻9261.jpg

抜け殻が見つかったのは近くの公園だったが、鳴き声は聴こえなかった。
今日の午後、日南市の山中でようやくヒメハルゼミの鳴き声を聞くことができた。もう初夏の気分だ。

シロヘリカメムシ、ヒサゴクサキリ、ウスキシャチホコ、タケカレハ、タケノホソクロバ、タケトゲハムシ、
クロヒカゲ、、、、、など今の時期にタケ、ササ類で見られる幼虫の種類は多い。
そして、もう一種、猫顔のコジャノメも見つかる。


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posted by やまかます at 23:23| Comment(0) | セミ

2018年06月12日

ちまきが旬

照葉樹林の林床に緑色のちまきがたくさん落ちている。

ちまき7725-2.jpg

頭上を見上げれば、タブノキの大木が林の天井を覆っている。

ちまきの正体は、タブノキハマキホソガの幼虫巣
幼虫は成熟するとちまき型の巣カプセルを自ら切り落とすようだ。もっとも切り落とす現場をまだ見たことが無い。

しばらく幼虫巣に留まっているが、やがて外に出て落ち葉の表面に小判型の繭を紡ぐ。


ゴマダラカミキリのメスがいた。羽化してまだ日が浅いように思える。
メスらしい、ボッテリとした体型。

ゴマダラ_9173-2.jpg
posted by やまかます at 21:31| Comment(0) |

ヘイケボタル

昨夜、庭に立っていた私の足下に、ヘイケボタルが着地した。
ヘイケボタル_8924-2.jpg

先日からカワセミの鳴き交わしが盛んになって、庭の上空をまっすぐに飛翔する姿をよく目にする。
カワセミの囀りは林の下にある池に集中するが、ヘイケボタルはその池で発生している。

ヘイケボタル_8861-2.jpg

剪定したクヌギの葉に卵が並んでいた。
明らかにシャチホコガ科の卵で、しかも幼虫の口や体毛が透けて見えていた。種名が知りたくて、部屋に回収しておいたところ、12時間後にふ化した。


ふ化幼虫_3729-2.jpg

ふ化幼虫はしばらく休憩したあと、自分が入っていた卵殻を底だけ残して食べる。
何故か左端の一匹は食べ残していたし、右端の卵の場合も、最後にふ化したあと自分のではなく隣のわずかに残った卵殻を少し齧っただけで、プイッと去ってしまった。

蛾や蝶のふ化幼虫は、卵殻を最初に食べる習性が広く見られるが、
食べても食べなくても、それがのちのちの成長に影響しないとされている。
同じ兄弟でも、食べたり食べなかったりと、幼虫でも個性があって面白いと思った。
posted by やまかます at 05:55| Comment(0) | コウチュウ