2018年06月30日

さなぎ2題

午後から雨も止んだので、都城市、「関尾の滝」の森を歩いた。
河川はかなり増水している。

「落ち葉にしては何か違和感があるな。ヤマナメクジかな?」
落ち葉に紛れたモザイク模様にそっと顔を近づけた途端、何かが弾けたように飛んだ。

落ち葉そっくりだったものは、ヤマナメクジではなく、
本物のマムシだった。飛んで来たのは、マムシの三角頭。
体を後ろにのけぞらせて、もう一度よく見れば、
とぐろの中央で、三角頭が次の攻撃態勢をとっている。
幸い小さめのマムシだったので、私の顔までは届かなかったが、これが30センチを越す大物であったならヤバかった、と思う。


このキノカワガの繭は24日に紡がれ、蛹化は28日だった。繭を葉っぱから外してずっと観察していたが、葉への付着面=繭の底面は糸壁が薄くて、中の様子がうっすら窺えるのである。

写真は撮影時に繭底面の壁を外してある。


キノカワガ_1315.jpg
キノカワガ_1308.jpg

22日に蛹化したコジャノメ蛹は、今朝のこと色付き始め、
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夕方にはさらに濃くなっていた。
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明日には羽化するだろう。
posted by やまかます at 20:10| Comment(0) |

2018年06月29日

緑色のキノコ

雨のなか、合羽を着ての撮影。
カメラもストロボもびしょ濡れだが、目の前の小さなキノコの名前が気になる。

キノコ_1209.jpg

キノコ_1225.jpg

ストロボはOLYMPUSのツインマクロSTF-8で、これは防塵・防滴仕様なので安心。
EOS80Dは雨対応でないが、結構ラフに使っている。少々濡れたって平気さ!と、調子にのっていると
そのうちトラブルに見舞われるだろう。が、意外とこのカメラはタフだ。
posted by やまかます at 21:14| Comment(0) | 菌類

2018年06月28日

クリスタル仮面

6月12日にふ化した幼虫が、本日の夜になって3回目の脱皮をした。
つまり4齢となったわけだ。


脱皮前の休眠時でも、刺激を受けると体を反り返して警戒怠りない。
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脱皮後は頭でっかちだ。_Z5A7138.jpg

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4齢で終齢なのかどうかは?だが、もうどう見てもセダカシャチホコの幼虫であろう。

脱ぎ捨てた頭殻を拾って、撮影してみた。
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posted by やまかます at 22:14| Comment(0) |

2018年06月27日

ヒグラシ

ゼンマイ仕掛けのおもちゃを思わせる鳴き声が森に響き渡る。
しかし、ヒメハルゼミは高い場所にいて、なかなか姿を見ることができない。
鳴き声に惑わされて、一旦はヒメハルゼミかと勘違いしたが、目の前にいたのは、ヒグラシだった。

とは言え、樹肌についた苔に見事に溶け込んでいる。
ヒメハルゼミ_0988.jpg
2メートル先にいたが、自分ながらよく気付いたものだと思う。

昨日と同じフィールドで、ベニツチカメムシのメス親たちが忙しく働いていた。
九州に移転するきっかけともなった虫の一つがベニツチカメムシだから、私の思い入れは強い。

ベニツチ♀_0925.jpg

森の木漏れ日に、ムラサキシジミ♀の姿もあった。
ムラサキシジミ_0833.jpg

ちょうど手にしていたカメラのレンズは35ミリマクロだったので、ライブビューモードにして、
片手でカメラだけをチョウに近づけて撮影。このときカメラの影が掛からないようにカメラ位置には注意を。


涼しげな滝の風景写真も、休憩タイムで、パチり。

滝_0841.jpg

posted by やまかます at 20:10| Comment(0) | セミ

2018年06月26日

平たいもの

ここの道沿いの草原では比較的、遭遇頻度が高い。

なにかと言えば、サツマヒメカマキリ
林縁に沿った草原というのが、条件として合っているのかもしれない。


今日も犬の散歩がてら、この辺りにいたりして、という期待を込めて眺めていたら、ほんとに目が合ってしまった。
ヒメカマ_0706.jpg

サツマヒメカマキリはすかさず、伏せの警戒姿勢をとった。
そこで背中から覗こうとしたら、翅を全開にして飛び去ってしまった。飛ぶか、ポロッと落っこちるか、
彼女らの反応はいつも機敏である。


飛び去る姿を目で追っていると、ひょろ長いものがチガヤの葉に。
ヒル_0708.jpg
クロイロコウガイビル、だろうか。

登り詰めてからUターンして下り始めた。餌でも探しているのだろう。餌はナメクジやカタツムリで、たしかにこの辺りには多い。
これはしかし「長いもの」が苦手な方には強烈な光景かもしれない。

キノカワガのほぼ完成した、繭。
キノカワガ繭_Z5A7132.jpg
繭の外形は、ボートを伏せたような、あるいはアオスジアゲハの蛹のような、流線型をしている。
茶色のアクセントはただの模様だろうか。
繭作りの工程はおおよそ予想できていたが、実際に見るのは初めてで、興味深かった。


今日の午前中は雨。鹿児島県東部の通い慣れたフィールドには正午に到着。
車のなかで弁当を食べ終わったころ、雨はピタリと止んだ。
ベニツチカメムシは、ボロボロノキの落果を運ぶメス親や、育児室でメス親が2齢幼虫に寄り添っているものや、すでに独り立ちして落果に群れている幼虫もいたりと、繁殖期の賑わい。
2か所で育児室内の様子をしっかり観察でき、撮影もできた。


2時間ほど撮影してから別の森へと移動して、本日のもう一つの目的に取り組むもなかなかうまくは見つからず。
しかし、副産物というべきか、ツチアケビを見つけた。
花はほぼ終わりかけで、実が太り始めていた。

ツチアケビ_0632.jpg
posted by やまかます at 20:55| Comment(0) | カマキリ