2025年02月14日

月下のシルエット

三股町

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     EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

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     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

昨日13日は満月だったけど厚い雲に隠れてしまった。
今朝、午前6時20分、雲は一片もなく明るい月明かりで懐中電灯無しでも歩けた。月明かりの下を歩くのは久しぶりだ。

午前6時40分。お気に入りの高台にヤマセミのメスが現れた。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

日中の最高気温は15℃を超えた。
そろそろ、フチグロトゲエダシャクが出ていないか谷津田をグルリと一周して探してみた。
枯れ草にメスが登っていないか、ビュンビュン飛び交うオスはいないか、と目をこらしてみたがまったく見つからなかった。で、見つかったのは、蛾類と思われる蛹ですでに死んでいるようだった。
posted by やまかます at 19:07| しわざ

2025年02月13日

流された段差プレート

三股町

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    EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

河川堰の下流側で、採餌するイソシギ。
連写した前後の写真を見てみると、水底から川虫を咥えとっていた。トビケラ類の幼虫だろうか。
イソシギは街中の河川など身近な環境にも普通に見られ、見分けの難しいシギ類の中でも識別は容易い方だ。

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    EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

ハクセキレイがこちらに向かってズンズン近寄って来た。
サーボAFと瞳+被写体認識の組み合わせでも、目からフォーカスが外れて僅かに後ピンになっている。
AFの諸条件の細かい設定をいじれば追随できるのかもしれないが、微調整を試したことはない。

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さて、
昼前、出先から帰宅すると駐車場入り口の段差プレート(長さ4m)が無くなっていた。

自宅前の道路は傾斜しているので昨日の雨で低い方へと流されてしまったのだ。車から一旦降りて、側溝沿いにズルズルと引き戻したがかなり重いので苦労した。昨日の雨の降り方はそれほどでも無かったように思っていたが、重量のある段差プレートを押し流すほどの濁流が走ったのだろう。
朝出る時はまだ暗闇の中だったので気付かなかった。段差は20cmもあるので、衝撃を感じなかったのが不思議なのだが(車の脇腹を擦ったはずだ)、撮影の手順などあれこれ考えに耽っていたせいだろうか。それでその肝心の撮影はと言うと、うまくいかずまた明日出直しとなった。これで二日間連続の失態。

ともあれ、雨が降ってまた流されては困るので、さっそく段差プレートを固定する作業を行った。

もともと段差プレートには固定用の穴が数箇所にある。まずはその穴のところからコンクリート・モルタル用ドリルでコンクリ路面に下穴を穿つ。そこへナイロン製のプラグを差し込んでから、ドリルをドライバーに替えて木ネジをねじ込む。この作業にはインパクトドライバーを使うのだが、秒間回転数は最高で3,600回転の機種(マキタ)を使っている。これは椎茸コマ打ち作業でのホダ木穴開け作業にも使うためにできるだけ高速のものを選んだ。椎茸のコマ打ち専用のドリルは1万回転も出てすごく能率が高いようだがお値段もそれなりで(倍近い価格)、そもそも形状が特殊なので他の工作用途には向いていない。あくまで穴開専用機。3,600回転でこなせるだろうか?購入するときに随分と迷ったのだけど、汎用性のあるインパクトドライバーでもコマ打ち作業上の支障はないので(私の場合、コマ打ち数は一回でせいぜい500~1000箇所の穴開けだから)、コストパフォーマンスは高いと言える。
posted by やまかます at 19:09| とり

2025年02月12日

黒い群れ

三股町

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO(撮影:2月11日)

町内の耕作地や河川敷で活動するミヤマガラスの群れ。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 撮影:2月8日)

群れは数百羽とかなり大きい規模にもなるので、一斉に飛び立つと何事か!?と驚く人も多いだろう。

今日は朝から雨。風はないけれど気温はさほど上がらず寒い1日だった。
下見で少し外を回っただけで、ほとんどは撮影の準備で室内に篭りきりだった。
posted by やまかます at 19:24| とり

2025年02月11日

ダンスじゃないよ

三股町

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      EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

ダイサギが軽やかにダンスを披露してくれた、、、、ではなく、

画面右上に写っているツバメに苛ついて、ツバメに突っ掛かるように羽ばたきジャンプを繰り返していたのである。
昆虫でも種によっては苛ついた行動を見せることもあるにはあるけど、極めて稀。その点、やはり鳥を見ていると人に類似するような行動は多い。

気温が上がってきた午前9時頃から俄かにツバメの数が増えて、川面の狭い範囲をビュンビュン飛び交い始めた。10数羽が乱舞するその渦中にあって、ダイサギとしては落ち着いて漁に専念できかねたのだろう。

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       EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

先月から下見を続けていたヤマセミの行動が、少しずつ見えてきた。
前回、メスの写真を載せたが、今朝はオス。メスに比べてスリムな体格。雌雄が一緒に行動することもよく見かける。メスの食欲はすこぶる旺盛で繁殖前の体作りに励んでいるようだ。
posted by やまかます at 19:26| とり

2025年02月10日

鳥のレストラン

三股町

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ハクセキレイ     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

近所の沖水川で水鳥たちのレストランを拝見。

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コチドリ     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

浅瀬で次々と何かを啄んでいるが、写真を拡大してもはっきりと正体を突き止めることができない。
先日観察したツバメの啄む獲物とはどうも違うようだ。
嘴に挟み込まれていく瞬間が写ってはいるのだが、ブレているせいだろう判然としない。朝早い時間帯でしかも曇り空の下だったので速いシャッター速度を使えなかったが、画質より獲物の正体確認を優先すべきだった、とは後の祭り。
天気情報では朝から晴れ、となっていたが、空は厚い雲に覆われ、陽射しが出たのは昼を過ぎてからだった。
posted by やまかます at 19:34| とり

2025年02月08日

イチガイシの虫探し

三股町

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     EOS-R5 MarkII ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8  Flash Q20U

自宅林の中央にあるイチイガシ。日陰になる樹下にはシイタケのほだ木を並べている。
終日、薄暗いこともあって越冬昆虫探しを楽しめる。玄関出て1分ほどでもあるし。
今日は午前中、野鳥の撮影に出掛けていて、夕方になってからイチイガシの葉っぱめくりをやってみた。

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     EOS-R5 MarkII SIGMA 50mm F2.8 EX DG MACRO Flash Q20U

何度も何度もめくった梢に、ヒゲナガサシガメ幼虫がすぐ見つかった。
彼らは冬の間も、けっこう移動しているようだ。
posted by やまかます at 17:44| カメムシ

2025年02月07日

朽木となってどこかへ

三股町

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× GODOX MF-12

原型を留めないほどボロボロになったクヌギの朽木。素手で簡単に割り開くことができて、すぐにコクワガタ幼虫のトンネル巣が現れた。白腐れの朽木は人の目にも美味しそうに見えるし、手に感触が優しい。剥き出しにしたトンネル巣を苦労して埋め戻しておいた。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× GODOX MF-12

少し離れた場所には、メス新成虫が篭っていた。

このクヌギ朽木は台風時の強風で根本から倒れたもので、倒れてから10年近く経っている。
我が家に近い位置にあったけれど、斜面にあったため家屋とは逆の方角に倒れて大事には至らなかった。
根が全く張っておらずスッポリ地面から抜けて横倒しになった。倒れた後は太い枝を切り離し解体したが、幹は太かった。
1メートルほどに寸断したものの根っこ近くのは転がすのも一苦労するほど重量があった。
こんなのがいつになったら朽ちるのだろうか、などと思っていたが、数年経てキノコに覆われ、樹皮が次第に剥がれ始め、と朽木化が進行する様子を眺めてきた年月は今に思えばあっという間にも感じる。今日みたいに手でボロボロ崩していけば、もう地面には木屑がわずかに残るだけで、あの太かった幹の姿は消えて無くなる。クヌギの命の果て、を我が家の林ではもう何度も見てきた。
posted by やまかます at 20:55| コウチュウ

2025年02月06日

ツバメ日和

三股町

町内を貫くように流れる、沖水川。

買い物など街に出掛ける時には必ず、この沖水川に架かる橋(3箇所のいづれか)を渡ることになるので、ほぼ毎日のように川の様子が目に入る。大雨の後の増水した時などは、殊更、川面の濁流が気になったりする。
車窓から眺めるだけなので画角は狭く時間もあっという間に限られるが、ほんの束の間であっても、例えばヤマセミが川沿いを飛び去る姿などもしっかり見える。

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     EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

今日はたくさんのツバメを見た。たくさんのツバメが乱舞していた。青空の下、ビュンビュン行き交う姿はとても清々しい。羨ましい。

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     EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

ツバメ達がどうしてたくさん集まっているのか、しばらく観察してみてその理由がわかった。
さらに撮影した写真をチェックしてみて確認もとれた。なるほど、それならさらに追加撮影が必要となる。

〜機材のお話し〜

OMシステムから発表された新製品『OM-3』
カメラの機能はOM-1やOM-1m2と同等で、バッテリーも同じ規格、防塵防水仕様。ボディはグリップが無く小型・軽量化(413g)されているのが大きな特徴だ。ボディのデザインはフィルムカメラのOM-1とそっくり。
いつでも持ち歩けてしかも本格的な撮影もこなせるカメラ、さっそく予約を入れた。
posted by やまかます at 21:39| とり

2025年02月05日

寒中スズメ

三股町

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     EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

午前7時17分、朝焼けの高千穂岳。
撮影した直後から大きな雲に隠れ、山もその手前の都城盆地も真っ白に閉ざされてしまった。
平野部でも粉雪がときおり舞い始め、今季一番の冷え込みとなった。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

河川敷ではスズメ数百羽の群れが休んでいた。
枯れヨシの繁みに潜りこむと周囲に同化して隠蔽効果は高い。けれどせっかく姿を消しても、賑やかな囀りでどこに潜んでいるかはすぐにわかる。
写真のスズメ達はヨシ原の上に飛び出ているので目立つが、ほとんどのスズメは姿を隠している。
posted by やまかます at 19:34| とり

2025年02月04日

寒風に揺れるヤマカマス

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

冷たい北西の風が吹き荒れ、陽射しが出ても気温は上がらず。
ジョウビタキはまん丸ふっくら。

都城市

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ハルニレの高い梢にウスタビガの繭があった。先日に引き続いて3例めとなった。
写真を拡大してみると卵も付いていた。

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     EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

例年見つかるイロハカエデには、オスのものと思われる繭が一個。
posted by やまかます at 19:45| しわざ

2025年02月03日

ふっくら

三股町

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

ネザサの葉裏に産み付けられた、白い卵。全部で108個ある。
少し萎れて生気が薄れているように見える。

実はこの卵塊を見つけたのはほぼ1ヶ月前の1月5日。
下の写真はそのときに撮影したもので、卵には張りがあって瑞々しい。まるで炊き立てのご飯粒のようだ。

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     EOS-R6 MarkU MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U (撮影:1月5日)

もしや孵化の兆候でも現れやしまいかと、見つけたときから毎日のように覗いていたが、上写真のごとくどうやら命の火種が消えつつあるように感じる。

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

少し離れたメダケにも同じ卵塊があったが、こちらは発見当初から卵のほとんどは萎んでいた。

産卵されたのはおそらく去年の12月頃ではないだろうか?一体この卵の親は何者だろうか?

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM Flash Q20U

クヌギ朽木に転がっていたヒラタクワガタ♂の頭部。小柄なオスだが、死因は何だったのだろう。
posted by やまかます at 17:40| しわざ

2025年02月02日

働きアリ

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM  (撮影:2月1日)

昨日、雨の中、花壇の地面でしきりと獲物を捕らえていたジョウビタキ。
獲物は随分と小さく一瞬にして飲み込む。写真を拡大しても獲物の正体がよくわからなかった。

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

次々と見つかる獲物とはなんだろう? 今朝になって花壇の地面を舐めるように見てみた。
上写真のクロナガアリはポツポツ活動していて予想通りだったが、他にはユスリカの一種、ヨコバイの一種などが見つかった。
ヨコバイの一種は数も多く、2ミリほどの小さい虫だが、いっときもじっとせずピョンピョン跳ねる。小さいけれど、そのジャンプする姿が却って鳥の関心を惹くことだろう。他には見つからなかったけれど、徘徊性のクモなどもいるだろう。



posted by やまかます at 19:33| ハチ・アリ

2025年02月01日

ササにある卵

三股町

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× 430EX III-RT

先月、1月5日に産卵していたチャタテムシの一種
その卵に変化が出始めたのは2週間ほど前から。黒っぽくなり照明を当てると虹色に輝く。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× 430EX III-RT

こちらはタケノスゴモリハダニの網テント巣。ササの葉裏で見つかった。
本種が吸汁すると葉には特徴のある斑紋(しわざ)ができる。この「しわざ」はよく見かけるが、しわざのヌシは葉裏にいて、しかも網テントに隠れている。ダニの姿を見るには見てやろうという意欲と、高倍率ルーペが必要だ。

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 OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO MC-20 Flash Q20U (深度合成)

網テントをめくってみた。ダニ♀成体の大きさ(約0.5ミリ)に比べて、卵は意外と大きい。
メス成体はテント巣から外に出ているがしばらくして元に戻っていた。破れた箇所の修繕をするか、時々覗いていたけれど数時間経てもまだ始まらない。

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シロハラ      EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM

今日は朝から雨。庭の鳥たちは雨の中、いつもと変わらず餌探しに励む。

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     EOS-R6 MarkU RF200-800mm F6.3-9 IS USM   

羽毛に溜まる雨滴を、ときおり首を大きく回転させ体全体で弾き飛ばす、シロハラ。

posted by やまかます at 20:46| しわざ

2025年01月31日

コムラサキ越冬幼虫の今日

都城市

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    EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT  

街に出る用事のついでに、以前確認しておいた、シダレヤナギのコムラサキ越冬幼虫を見ておいた。
心なしか幼虫の体が肥えたような、そうでも無いような、、、。

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    EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT  

こちらの幼虫の傍には、チャミノガの越冬蓑があった。チャミノガはオオミノガと違って、若齢で越冬するようだ。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

シダレヤナギの隣の池ではアオサギが小魚を捕らえていた。上空にミサゴも現れたが、今日はあっさり通過していった。久々にダイビング漁が見れるかと期待したのだが。
posted by やまかます at 21:21| チョウ

2025年01月30日

お馴染みさん

三股町

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      EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

午前7時12分。朝焼けに染まった霧島山。

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      EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

午後3時09分。高千穂岳頂上部の雪はほぼ消えていた。

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     EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

今日も庭の常連鳥のジョウビタキと、

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     EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

シロハラのお出まし。

コンポスト周辺の除草をして地面を綺麗に整理したら、そこが猟場となって、ジョウビタキとシロハラが入れ替わりで頻繁にやって来る。体の大きいシロハラは距離が近いとジョウビタキを追い払うけれど、適度に離れていれば、ヒヨドリほど神経質にはならない。
posted by やまかます at 20:52| とり

2025年01月29日

パックン!

三股町

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       EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

午前10時、霧島山の高千穂岳。
今日も朝から冷たい西風が強く、家に篭って昼過ぎまで室内作業を続けた。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

庭のコンポスト横で、シロハラがしきりと何かを啄んでいた。
居間の窓から撮影した写真を見て、獲物の正体がわかった。
なるほど!コンポスト内で大量発生していたアメリカミズアブの蛹だった。

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      EOS-R5 MarkII SIGMA 50mm F2.8 EX DG MACRO GODOX MF-12

庭に出て地面を掘ると、蛹殻が多数見つかり、蛹も出てきた。
コンポストの蓋を開いて中を覗き込むと、こちらには大量の幼虫が蠢いていた。上写真の黒い方が蛹で下の肌色が幼虫。蛹、幼虫のいづれも写真画面左側が頭部になる。

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       OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ひとしきり食事をしたあと、イヌビワの梢で羽繕いを始めた。体の隅々まで丁寧に時間を掛けて。

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       OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO    

午後3時過ぎ、構成案の手直しが煮詰まったので、一旦外に出て歩いてみた。

風は冷たいけれど、誰もいない谷津田の冬景色を眺め歩いているうちに、考えが整理できてスッキリ。続きの作業は明日ということにして、ゆっくり歩いたあと池の前でしばらくボーッとしていた。

そしたらいきなり、1羽のコガモが舞い降りてきて目の前に着水。ハッとしてカメラを構えると同時に、コガモもこちらに気づいて、あっという間に飛び立って行った。
posted by やまかます at 21:07| アブ・ハエ

2025年01月28日

金色X

三股町

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エノキ     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ほぼ毎朝、玄関前で目が合うシロハラ。
先週から1週間程度をかけて庭の手入れを行ったせいで、餌が探しやくすなったようだ。シロハラは朝一番にやってきてはしばらく滞在していく。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

下の池からヒキガエルの鳴き声が静かに聞こえてくる。気温がグンと下がり冷たい西風のせいで日向でも寒い。そんな中でも農道を歩いて横切るヒキガエルがいた。

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     EOS-5D MarkV MP-E65mmF2.8 1-5× GODOX MF-12

ネズミモチの葉っぱを捲ると、セモンジンガサハムシがすぐに見つかった。しばらくはここから動きそうにない。
うちの庭では例年、サクラで幼虫が育っている。
posted by やまかます at 19:59| コウチュウ

2025年01月27日

丸呑みします

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

朝から久々に雨。午前11時14分、気温もグッと下がって、雲間に見える霧島山、高千穂岳や御鉢に冠雪があった。

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      EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U

ササの葉裏で、産仔中のタケクロスジヒゲナガアブラムシ有翅メス。ここ南九州での越冬態は産仔メスによる卵胎生といっていいのではないだろうか。先日、有翅オスが見つかっているけれど、さて卵生メスも登場するのだろうか?
アブラムシの生態は複雑で、同種であっても地域によっては有性世代が出たり出なかったりすることもある。

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     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

庭の真ん中にシロハラが何回も繰り返しやって来る。
地面に嘴を突っ込んでは啄んでいた獲物は、キセルガイの一種だった。最初は何らかの種子かと思っていたが、写真を見て巻貝であることがわかった。そういえば、シロハラが足繁く通ってくるこの場所では、少し前に朽木の下にキセルガイの一種がぎっしり固まっていたことを思い出した。

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      EOS-6D EF70-300mm F4-5.6L IS USM 430EX III-RT 2020年2月:撮影)

5年前の冬、シロハラはカタツムリも丸呑みしていた。
当時、このシーンを撮影したカメラは一眼レフのEOS-6D。残念がら飲み込む瞬間は撮れなかった。
posted by やまかます at 19:31| カメムシ

2025年01月26日

庭のキョンちゃん

三股町

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     EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

午前7時26分、久々に朝焼けに輝く霧島山。
このところ靄の中に隠れていたが、町内マラソン大会が開催される今朝はすっきりと青空が広がった。

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     OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

いつも庭のあちこちで落ち葉を掻き分け、土を穿ち、など主に地面での採餌をしているシロハラ。
センダンやハゼノキの高い梢で果実を啄むこともあるけれど、一日のほとんどは地上を彷徨いていることが多い。
こちらの姿に気づいてもじっとしゃがんでいると、すぐに逃げることもなくしばらくは様子を窺っている。
ちょっとした動作も辛抱して岩になりきっていると、やがて警戒心を解いて再び採餌を始めたり、羽繕いをしたりする様子を見学できる。時にピョンピョンとこちらへ近寄ってくることさえある。思わず「キョンちゃん、今日も元気!?」などと声が出ることもある。
愛らしい姿、動きを見せてくれるが、時にナワバリ争いで同種と激しい取っ組み合いを繰り広げることもある。

posted by やまかます at 21:03| とり

2025年01月25日

赤い脚

三股町

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     EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

午前7時03分、居間の窓から見えた三日月。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U

庭に転がっているコナラ朽木にいたダニ。小さいけれど派手な赤い脚が目立っていた。
小さい上に静止することなく歩き続けるので撮影は苦労した。ミドリハシリダニ科の一種らしいが、なるほど「ハシリ」とは習性そのもの。体の背面に肛門?があるらしい。この特徴的なダニは以前にも見ているが、いつも見失って撮影できずじまいだった。
posted by やまかます at 19:15| ダニ

2025年01月24日

カワウの写真

三股町

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      EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

川の真ん中で長いこと佇んでいたカワウ。陽射しもないので翼を広げての日干しはしないのかな。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

上流の方角から別のカワウが飛んで来て、咄嗟にカメラを向けてみた。カワウがフレームからはみ出ないようにカメラを動かし続けひたすらシャッターを押すだけ。カメラが勝手にカワウの目にフォーカスを合わせてくれる。
元々大きさがあり、飛翔速度も緩いカワウだから飛翔シーン撮影の難易度は低いけれど、それに増して、ミラーレスカメラとレンズの発達のおかげでさらに簡単になってしまった。
posted by やまかます at 20:01| とり

2025年01月23日

3ミリの虫、優しい猛禽

三股町

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO Flash Q20U

ヒサカキの葉裏にいた、ベニヒメヨコバイ。
3ミリと小さいけれど、鮮やかな体色を見つけた時は思わず寒さを忘れて、一人でニコリ。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U

こちらはヒメユズリハの葉裏にいた、ヒメヨコバイ亜科の一種。
肉眼では何とかヨコバイがいるとは気付いたけれど、さすがに頭の向きまではわからなかった。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

もう少し早く気付いていれば目線の高さで撮影できたのだが、目が合った次の瞬間、竹竿から電柱の上へ飛び去ってしまったチョウゲンボウ。まあ数メートルまでお互い別の方角に気を取られていたせいでの急接近だった。近距離ではあるけど、下から見上げた姿になってしまった。

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     EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

センダンの梢で休んでいたのは、ノスリ。
距離があったので写真はかなりトリミングしている。カメラはフルサイズ高画素機のため、トリミング耐性が高いのは助かる。
posted by やまかます at 19:29| カメムシ

2025年01月22日

芥子粒、ハムシ

三股町

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U

アラカシの葉裏に潜んでいた小さなハムシ。枯葉の座布団にちょこんと収まっていた。
体全体に白毛がびっしり並んでいることと前翅の白い紋が特徴的だ。
ハムシ科Demotina 属(カサハラハムシ属)の一種のようだが、似たようなのが数種類いて写真での同定は難しいようだ。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U

これまでに何度も捲っているアラカシだけど、しばらくぶりに覗いてみれば、越冬昆虫の新顔に出会えることもある。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U

体長は3ミリ前後なのでゆっくりでも動かれるとフォーカス合わせが難しいが、起き上がってくれたおかげで触角や脚など体の特徴がわかりやすくなった。正直言うと初見の肉眼では昆虫とは断定できなかった。5ミリ以下の昆虫探しはもう裸眼では無理。
posted by やまかます at 19:07| コウチュウ

2025年01月21日

渓流の鳥

三股町

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     EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

渓流の淀みで寛いでいたマガモの群れが、一斉に飛び立って行った。
20羽以上の群れだったが、その半分しか写っていない。
まさかと慌ててカメラを振って撮影したのでフレームがギリギリになってしまった。群れが飛び立ったのは、すぐ近くの橋をトラックが騒音を立てて通過したためだが、ファインダーをずっと覗いていたので気付けなかった。

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     EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

ムカシトンボの上陸ヤゴを探している時、頭上を通り過ぎるヤマセミの間近な羽音に驚いたことがある。
あれは、向こうもびっくりして慌てたのでは無いだろうか。
ある時は、自宅上空高くをあのキャラ、キャラ、キャラ、という特有の鳴き声が過ぎて行き、ヤマセミの移動力の大きさに驚かされたこともある。どこからどこへ行こうとしているのだろう、と地図を広げてみたりした。
あるいは、庭から下の池を見おろしていると、やはりキャラ、キャラ、キャラ、と飛来し、そのままダイビングして魚を捕らえたこともある。「カワセミならともかく、ヤマセミとはねえ〜」一緒に並んで目撃していた大工さんもびっくりしていた。
これまでヤマセミとは近いところでしばしば出会ってはいるけれど、しっかり姿を拝める機会はまったく無かった。さて、どうやってその機会を増やそうかと思案中。
posted by やまかます at 20:33| とり

2025年01月20日

ハルニレにヤマカマス

三股町

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ハルニレの梢にウスタビガの繭が付いていた。繭は2個あって一つは卵付き(上写真)。
周りに他の食樹がないこと、繭が2個あったことから、繭を紡いだ幼虫はこのハルニレで成長したのだろう。
ウスタビガの食性は広く、クヌギ、コナラ、クリ、ミズナラ、サクラ、イロハカエデ、エノキ、エゴノキ、ケヤキ、ハナミズキ、イヌシデ、ウバメガシ、ハンノキ、他にヤナギ科なども記録されているようだ。

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ダイサギ     EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

他にもヤマカマス付いていないかさまざまな樹冠を見つめているうちに、はるか遠くのセンダンの枝先にダイサギが佇んでいた。

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マガモとオシドリ     EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

渓流の淀みで休んでいた、オシドリとマガモの混群。
警戒心が強いのでかなり距離をとって撮影したので、写真はトリミングしてある(下写真が元画像)。

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     EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM


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マガモ       EOS-R5 MarkII RF200-800mm F6.3-9 IS USM

混群とは別の場所で、マガモはすぐ近くを泳いで行った。こちらは藪陰に潜んで岩になりきって撮影。
posted by やまかます at 19:07|

2025年01月19日

災難

三股町

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      EOS-R6 MarkU RF14-35mm F4 L IS USM

アオモジの蕾がちょうど目線の高さに並んでいた。落葉樹だが必ず枝先に萎れ葉が残るところが面白い。

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      EOS-R6 MarkU RF100-400mm F5.6-8 IS USM

三股町内では午後から野焼きが一斉に行われた。南風に煽られて白い煙があちこちに上がり場所によっては視界が遮られて車の運転も慎重になる。

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      EOS-R6 MarkU RF14-35mm F4 L IS USM

煙幕にパニクったのだろう、午前中は田畑で採餌していたカラスの群れが右往左往していた。

下見のため浅い渓流に入った瞬間、右足がひんやり。長靴に亀裂が入っていたようだ。穴が空いた長靴ほど役立たずなものは無い。空は真っ白に煙っているしで、午後からの下見は早々と切り上げた。
穴が空いた長靴は去年の今頃買ったものだが、山仕事でも多用するので傷むのが早く、毎年、新調している。

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 EOS-R6 MarkU RF14-35mm F4 L IS USM

帰宅してしばらくすると庭から素っ頓狂な声がして、嫁さんが指差している地面を窓から見下ろしてみると、キジバトの死骸が転がっていた。何者かに胸部を食い破られ羽毛が散乱している。

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      EOS-R6 MarkU RF14-35mm F4 L IS USM

死骸から窓を見上げてみると、窓ガラス表面にクッキリとキジバトの丸い胴体とV字に開いた翼のシルエットが白く残っていた。体脂がついたのだろう。キジバトは窓ガラスに猛烈な勢いで激突したようだ。おそらくほぼ即死したのでは無いだろうか。キジバトくらいの大きさになると衝突音はかなり大きい筈だが、ずっと在宅していた嫁さんは気付いてなかった。


posted by やまかます at 19:16| とり

2025年01月18日

クワの枝尺

三股町

耕作放棄地が増えてから、明らかにクワも増えた。
つい数年前なら畦道などでは草刈りが行き届き、クワの実生が育つゆとりが無かったのだろう。したがって例えばカイコの飼育ではたちまち餌の供給に困ったものだった。しかし、農作業する人の姿をめっきり見なくなり、イノシシが昼間から闊歩するようなことになってから、鳥の糞で撒き落とされたクワの種子はどれも元気に成長している。

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     EOS-R5 MarkII RF14-35mm F4 L IS USM 430EX III-RT

冬枯れの中、クワエダシャク幼虫を見つけることも以前よりか簡単になったのも、クワの実生がやたらと増えたせいだ。

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     EOS-R5 MarkII RF14-35mm F4 L IS USM 430EX III-RT

クワエダシャク幼虫の止まり方もそれぞれ。枝分かれタイプ、と枝添い寝タイプなど。

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      OM-1 MarkU M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ヨシ原で忙しく移動する、アオジ。
posted by やまかます at 19:23|

2025年01月17日

越冬昆虫の引っ越し

三股町

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      EOS-R5 MarkII RF100-400mm F5.6-8 IS USM

午前7時36分、霧島山。
このところ山容は靄がかかってぼんやりしていることが多い。黄砂も影響しているのだろうか。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U

仕事部屋のすぐ外にあるヒメユズリハでは、クロスジホソサジヨコバイの抜け殻が見つかった。
大きな翅芽があるので、終齢幼虫が羽化した後の抜け殻だろう。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× Flash Q20U

ここではすでに何度も葉っぱめくりをしているけれど、ヒゲナガサシガメの幼虫は初めて見つかった。一度めくったからと言って諦めることもないようだ。越冬昆虫たちは種類にもよるけれど日々、移動している。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× 430EX III-RT

日が暮れてカーテンを閉めていると、窓辺のアルミサッシに小さなハチがいることに気付いたのは数日前のこと。
昨夜はカーテンを閉めかけてふと机の上の鉛筆立てにハチを見つけた。
キアシブトコバチが越冬場所として潜り込んだ場所が我が家の寝室で、窓際が定位置になっているようだ。日中は気温が上るので居場所が微妙に替わる。
posted by やまかます at 19:59| カメムシ

2025年01月16日

葉裏の工芸品

三股町

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 430EX III-RT

タブノキの葉っぱに、タブノキハウラウスフシが並んでいた。
虫こぶの色が赤くなるのは日当たりが関係しているのかどうか?

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× 430EX III-RT

居間の窓ガラス外側を歩いていた、クロウリハムシ。
室内のあちこちで越冬しているが、外に出たり入ったり。我が家の造りは隙間だらけらしい。
posted by やまかます at 19:28| しわざ

2025年01月15日

翳りと旅立ち

三股町

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     EOS-R5 MarkII RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

青々としていたヨシ群落が遠目にも白っぽくなってきた。さすがに枯れ始めてきたようだ。
株によっては葉っぱが萎れてカールし、モモコフキアブラムシのコロニーもめっきり減少した。
それでも、メジロは今日も草むらに潜り込んでアブラムシを物色していた。

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     EOS-R5 MarkII MP-E65mm F2.8 1-5× 430EX III-RT

メジロやエナガに暴食され数を減らしても、生き残ったアブラムシ母虫は粛々と産仔に励んでいる。
有翅虫の数も増えたようだが、すでに飛び去ったものも多いはずだ。
ヨシは二次寄主であり、有翅虫が飛んで行く先は一次寄主であるモモ、ウメ、アンズなど。
となると、その着地点である一次寄主を見て回り、有翅虫の新生活を覗いてみたいものだ。

posted by やまかます at 20:23| カメムシ