2021年04月23日

蛇の目

三股町

アカメガシワの樹液に来ていた、コジャノメ
ヨツボシケシキスイなど、小さな甲虫類の姿もあった。
0423_-4232125.jpg

探せばあるのかもしれないが、コジャノメが食事しているシーンを撮影した記憶がない。多分、撮ってないとは思うが、撮ったそばから忘れてしまい、過去の写真データを見て自分で驚くことも多い。フィルム時代にはこんなことは決して無かったのだけど、、、。

クロヒカゲの姿も見るようになった。
0423_-2235537.jpg

後ろ翅に少し羽化不全だったか、皺が見える。

OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
posted by やまかます at 19:42| Comment(0) | チョウ

2021年04月22日

空を仰げば

三股町

午前6時
このところ、朝一番は多少冷えるが、今朝は少し温かく、パーカーを羽織ることもなかった。
窓の外にはくっきり、霧島山。雲が多いけど日が高くなるにつれ青空が広がった。日中は昨日に引き続き、28℃の夏日。久しぶりに車のエアコンを入れた。
0422_Z3220960.jpg


庭のノイバラはもうすっかり、花が終わってしまった。バラハタマバチのメスが飛んでいる姿をチラリと見たけれどすぐに見失った。どこかで産卵していないかと覗き込んでいると、葉っぱの先端で体を宙に乗り出した、ワカバグモのオスがいた。
0422_Z3220970.jpg

まるで糸を張っているようにも見える。けれど、脚3本で体を支え、他の脚はおそらく獲物を捕らえるために総動員しているようだ。それとも、バルーニングに備えて風待ちだろうか? ずっと観ていたいけど、そうもいかない。

OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
GODOX TT350
posted by やまかます at 21:15| Comment(0) | クモ

2021年04月21日

指に残った、しわざ

三股町

日中の外気温は、28℃。湿度が10%以下なので汗は出ないけど、肌がヒリヒリして暑さが堪える、そんな一日だった。
予備観察やら、撮影でウロウロ徘徊していたら、かなりの距離を歩いていた。これで湿度が高ければ、完全にバテていただろう。
さて、、、、
少し前のことだが、仕事部屋のすぐ外に置いてあった植木鉢を整理していたら、鉢の下にクビボソゴミムシと一緒にミイデラゴミムシがいた。しかも、2頭。
0412_-3120206.jpg


大きさが違うこと、紋様も違うことから、これは雌雄だろうか!?と、一度は期待したのだけど、その後、この2頭の間に配偶行動は一切見られない。やはり、同性なのだろうか?単に個体変異なのか?

それはともかく、ケースに回収しようと摘んだら、一撃を喰らってしまった。もちろん覚悟の上だったけど、指には茶色のシミが残った。ちなみに、アカスジキンカメムシの臭い噴射を浴びても、これと同じシミが残る。
0412_-3120209.jpg


OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:52| Comment(0) | しわざ

2021年04月20日

結婚飛行

三股町

日中、ブラインドに入るとまるで蒸し風呂のような暑さ。ブラインド内が明るくなるので良くはないけど、背面を開け放して少しは涼しくなった。ともかく、日中の気温は23℃くらいまで上がったようだ。
そのせいだろうか、うちの林内ではもう、クロオオアリの女王アリが佇んでいた。ウバユリの大きな葉上だったので、余計に目立っていた。
0420_-2205510.jpg


路上に降りてしきりと獣毛を集めていた、ヤマガラ
0420_-4190751.jpg

ヤマガラが去ってから駆け寄ってみると、獣毛はおそらくノウサギのものとわかった。それならと周辺を探してみたけど、死骸の断片も何も見つからなかった。猛禽類に捕食され、そのわずかな残骸だったのかもしれない。

止まり場に戻って来た、ハラビロトンボのオス。空中に舞い上がっては小さな昆虫を捕食していた。
0420_-4190928.jpg


OM-D E-M1X 
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
posted by やまかます at 18:37| Comment(0) | ハチ・アリ

2021年04月19日

緑のレフ板

三股町

ササの若葉に包まるように潜んでいた、アカガネサルハムシ
一瞬、和名が思い出せなかったが、久しく見ていない虫である。普通種ではあるがうちの近辺では特に少ない。
昔、岡山県のあるフィールドで本種がたくさんいたことや、大分県の知り合いの方の庭木(イスノキ)にもたくさんいたのを思い出した。岡山県にも大分県にも、また行ってみたい。
0418_-3180706.jpg


ヤマグワ(クワ?)では、ヒメツノカメムシ♀が抱卵していた。
0419_-3190838.jpg

背中には寄生バエの卵が産み付けられていた。これはよく見る光景だ。このあと、メス親はどうなるだろう?
子供達の巣立ちを見送ることができるだろうか?
0419_-3190835.jpg


都城市

ハンノキに残っているコミミズクは、メス2頭になって久しい。オス達は交尾が終わると次々と姿を消した。
さて、このメス達はどこで産卵するだろうか?
0419_-3190821.jpg




OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 18:22| Comment(0) | カメムシ

2021年04月18日

北風の落とし物

都城市

朝から北風が強く、陽射しはあっても体感気温は低め。
ハンノキについているコミミズク♀の観察に出向いた公園では、エゴノキがすでに満開となっていた。

0418_-3180686.jpg

シダレヤナギは風で大きく揺れてい、折れた枝が遊歩道のあちこちに落っこちていた。
これは何かあるに違いない。そう思うのは以前、強風の後でウチスズメやコムラサキの幼虫を拾った経験があるからだ。
0418_-3180689.jpg

膝まづいて落ち枝を覗き込んでみれば、予想は的中!
シダレヤナギの葉裏に、ミミズク幼虫が貼りついていた。4齢であろう。
0418_-3180691.jpg

おそらく、根本か樹幹で越冬していた幼虫は、この時期になって葉っぱへと上がっていたのだろう。
ところが、強風のせいで枝ごと落ちてしまったのだ。幼虫が歩いて移動するにしてもかなりの長旅を強いられることになる。その間に命を落とすことも十分あり得る。落ち枝を遊歩道から撤去する前にミミズク幼虫を回収しておいた。

ミミズクは普通種ではあるけれど、探して見つかる虫ではない。これまでの出会いは全て偶然であり、しかも必ず単発。2頭以上、次々と見つかったよ!という経験はない。そんなことがあったら、嬉しくて嬉しくて、夜も眠れないだろう。

三股町

昨日、見つけたワクドツキジグモはその後、パッタリ姿を消してしまい、周辺をしつこく探し回ったけれど見つけることはできなかった。探索を諦めて引き上げる間際、ナルコユリを覗き込んでみれば、ヒゲナガクロハバチが産卵中だった。
茎の表皮下に産み込まれた卵のシルエットが、今日は透けてよく見える。
0418_-3180781.jpg

※ナルコユリが食草である事、幼虫の形態などから、本種をヒゲナガクロハバチとした。


OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 18:21| Comment(0) | カメムシ

2021年04月17日

わが家の林にいた、ワクドツキジグモ

三股町

自宅周辺の農地が大規模な整備計画の対象となっている。計画では数年後には細かく分かれている農地をできるだけ統合して、段々になっているところも平坦にするそうだ。昨年のうちに測量は終わっており、境界線上には目印の杭や鋲が打たれている。我が家の土地も農地に接していることから、境界線確認の書類を認証するため公民館に出向いた。地権者が大勢のため、この認証作業や統合のやり方などの事前の取りまとめなどに時間を要するため、実際に農地整備の作業が始まるのはまだまだ先になりそうだ。
公民館からうちに戻った、午後2時頃から晴れ間が出てきた。寒かった午前中とは打って変わって、気温もグンと上がった。先日からハバチの観察をしているナルコユリを見るため林に降りてみると、なにやら気になる小さな物体が空中で揺れていた。7ミリ程度だろうか。いや最初はてっきり、枯葉の切れ端か何かだろうと思った。でも、気になる。

そっと屈んで見つめてみれば、おお〜!  ワクドツキジグモ、ではないか!
しかも脚を動かしている。何をしているのだろう?
0417_-3170544.jpg


よくよくさらに目を近づけてみると、どうやら張っていた網糸を手繰り集めているようだ。で、それを食べてもいる!
0417_-3170533.jpg

クモ図鑑によると、本種は扇形水平網を張るそうだ。なるほど、逆さになっている姿勢と糸の張り方はそれを物語っている。しばらくすると、店じまいを終えた主人のように、葉っぱの先端でジッと鎮座してしまった。
0417_-3170584.jpg

ワクドツキジグモがいたのは、マムシグサの葉上で地面からは30センチほどの低い位置。こんな低い場所にも網を張るようだ。
0417_-3170588.jpg

ワクドツキジグモは宮崎県内には広く分布しているようだが、私がこれまで見たことがある場所は山地だった。しかもいづれも真冬のことで、当然、ワクドツキジグモはジッと鎮座しているだけだった。
しかし、うちの林にいたこと、そしてこの時期だからこそ水平網を張るなど活動する姿を観察できそうだ。



OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ZUIKO AUTO-MACRO 38mm f2.8
GODOX TT350 
posted by やまかます at 18:20| Comment(0) | クモ

2021年04月16日

クマイチゴにしわざ、と イチイガシ

三股町

クマイチゴの若葉には、かじられた食べ痕が多い。
0416_Z3160451.jpg

今が最盛期だろうか、たくさんのシロオビナカボソタマムシが葉っぱにとりつき、食事をしている。
0416_Z3160442.jpg


体色は様々で、赤味がかった個体もいる。
0416_Z3160445.jpg


朝一番、雨が降り出す前にと、近くの公民館にあるゴミ集積場に歩いて行った。ゴミ出しは量が多い時や雨が激しい時、時間がない時以外では、散歩がてら歩いて行く。片道、普通に歩けば7分。観察しながらの牛歩になると、たっぷり2、30分、ということもある。
帰りは谷津田の周回農道を反時計回りで。我が家の林で一番大きなイチイガシの、そのすぐ右下に、2ヶ月前から設置してある野鳥撮影用のブラインドが見える。

0416_Z3160436.jpg

ブラインドは高さ1mちょいだから、イチイガシの大きさがわかるかと思う。

OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:22| Comment(0) | コウチュウ

2021年04月15日

赤バチ

三股町

庭にいたのは、キイロスズメバチの女王。地元では「赤バチ」とも呼ばれる。
越冬から目覚めて、これから単独で巣作り、子育て、と忙しい日々を送ることだろう。
0415-4140538.jpg

0415-4140529.jpg


昨日、ナルコユリに産卵していたハバチの一種だが、今日もメスがいて、オスは3頭に増えていた。
オスがいると交尾したり、追いかけられたりで、メスは産卵どころではないようだった。
産卵箇所をよ〜く見ると、茎の表皮を透かして並んだ卵の輪郭が僅かに見える。
0415Z3150385.jpg

えいや!と爪で摘んで剥がしてみたら、一個だけ卵が現れた。他の卵は表皮について剥がれたようだ。
0415Z3150396.jpg


ハルジョオンではアオスジアゲハのメスが盛んに吸蜜。今春はアオスジアゲハをよく見る。
0415_W2155259.jpg



OM-D E-M1 MarkU
OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:21| Comment(0) | ハチ・アリ

2021年04月14日

ナルコユリとハバチ

三股町

午前9時半
まだ蕾のナルコユリ
葉上には真っ黒なヒゲナガクロハバチがいた。あとでわかったのだがオスである。
お尻を上げた格好でじっとしている。何をしているのだろう?
0414-3140284.jpg


ふと目線を下げてみれば、茎ではメスが産卵中だった。産み込まれているだろう卵は、見えそうで見えない。
0414-3140290.jpg

2時間後、再び覗いてみれば、おそらく先のオスとメスが交尾中だった。
ということは、メスは産卵を一旦中断してのことだろう。ならば、本種は多回交尾をするということだろう。
0414-3140299.jpg

さらに4時間後、メスは少し下がった位置で産卵を再開していた。
0414-3140300.jpg


ヒゲナガクロハバチは、去年の5月に観察した幼虫と同種であろう。


OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
posted by やまかます at 17:48| Comment(0) | ハチ・アリ

2021年04月13日

羽アリ

三股町

昨夜から降り出した雨は昼過ぎまで。気温はさほど上がらなかったが湿度が高め。
雨量はかなりあったようで、庭や林に埋め込んである人工池は、どれも満杯になっていた。
仕事部屋のすぐ外ではツツジが満開。ジャコウアゲハ♀、モンキアゲハ、カラスアゲハ、が来ていた。外に持ち出したカメラレンズの前玉がすぐに結露してしまった。
0413_-2338.jpg


隣の果樹園の中に一本のオガタマノキがある。古い葉っぱが黄色く染まっており、これから更新が進むのだろう。
かなりの大木ゆえ、樹下に立っても花を鑑賞することは叶わない。手に届く枝葉もないので、観察には向いていない。
0413_-4040073.jpg


けれど、どうやらここにオガタマノキがあるためか、ミカドアゲハが時折、我が家の庭にも飛来することがある。
0413_-2348.jpg


雨がすっかり止んだ、午後3時半。林のちょうど真ん中に転がっているクヌギ朽木に、無数の羽アリが群れていた。
ヤマトシロアリだろうか。
0413_-2134086.jpg


高台に上り詰めると、しきりに翅を震わせてから飛び立っていく。けれど、飛び方はあまり上手とは言えない個体も多く、すぐ横向きに姿勢が乱れて落下するものもいた。これぞという個体に狙いをつけても、なかなか飛び立たない。数は多いのに上手く撮影できないまま、10分そこそこで羽アリの姿はほとんど消えてしまった。
0413_-2134490.jpg

0413_-2134277.jpg



EOS-5D MarkV
EF24mm F2.8 IS USM  270EXU
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
posted by やまかます at 19:44| Comment(0) | シロアリ

2021年04月12日

ずっとそこに留まる理由はなんだろう?

三股町

朝から断続的に小雨が降り続く一日。時折、雲間から薄日が射したりもした。
0412_-3120186.jpg


一昨日の朝に見つけたのは、外灯に飛来して居残っていたナンカイキイロエダシャクのメス。
イチイガシの若葉に誘導しておいたのだが、そのメスが昨日の夕方になってもそのまま残っていた。つまり丸二日間、じっと静止していたわけで、気になって夜、午後9時頃に確認するとまだいた。
ただし、屋根型に畳んでいた両翅を立てており、今にも飛び立つのでは無いか、あるいは何かの行動に移る、という姿勢に見えた。翅を小刻みに動かしたりはしていないので、この姿勢の意味がよくわからない。透けた翅の色合いなどは、オオミズアオを思わせる。
0412_-3110125.jpg


もしかして、コーリング?オスを待っているのだろうか?いや、もしすでに交尾済みだとすれば、次にとる行動とはなんだろう?
今朝になってもまだ同じ場所に留まっていた。今度はまた翅を屋根型に畳んでいる。どうみても休止姿勢だろう。
0412_-3120156.jpg


昨夜、外灯に飛来していたのは、ソトシロオビエダシャクのメス。近寄ってそっと息を吹きかけると、フワリと舞い上がって樹幹に着地した。
0412_-3119990.jpg



OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
GODOX TT350 XPro O
posted by やまかます at 17:42| Comment(0) |

2021年04月11日

草刈り

三股町

今年に入って初めての草刈り作業をした。開始時刻は、午後4時過ぎ。
林は後回しで、まずは宅地周囲の通路(観察路)や菜園、花壇の周囲を念入りに行った。
スイバの花茎は大きくなった株では、私の顎あたりまで伸び上がっていた。刈り払いながら、こんなにまで高くなるんだと改めて感心した。

カラスノエンドウの群落を払っていて、慌てて草刈り機を止めた。ベニスズメだ。
0411_-6485.jpg

0411_-6490.jpg


今時の夜、どんな花を訪れているのだろう?
ノイバラ?ツツジ?、、、、、、、、、

何年か前にもほぼ同じ場所で、同じ時期に新成虫を見つけ、撮影したはずだ。
スズメガの幼虫は、すぐ近くにある花壇のホウセンカで育ったのだろう。一度種を蒔いたホウセンカは毎年、花を咲かせてくれる。
今年はどんな花色が並ぶだろうか。


EOS-5D MarkV
EF100mm F2.8Lマクロ IS USM  スピードライト430EX III-RT
posted by やまかます at 21:18| Comment(0) |

2021年04月10日

ナンカイキイロエダシャク

三股町

毎朝、仕事部屋に入ると、まずは扉を開けて外灯を見るのが習慣となっている。

今朝は、アオスジアオリンガの雰囲気を纏った、少し大きめの蛾がいた。はて?リンガ類にこんなのがいたっけ?
白幕に止まったままの姿を撮影してから、落ち葉の船に乗せてイチイガシの若葉にそっと移動させてみた。暴れることなく大人しい。
色合いと言い、質感と言い、イチイガシの若葉がいかにも似つかわしく思えたからだ。
実際こうした場所にとどまることがあるのかどうかはわからないから、これは意図的な演出であることをお断りしておきます。本種は、シャクガ科のナンカイキイロエダシャク
0410_-2277.jpg


顔が可愛いのと、あとあと同定のためにと思い、いろんな角度からも撮影しておいた。
0410_-2268.jpg


同属で本種とよく似た、キイロエダシャクもいるが、それとの識別点として、前脚と中脚の特徴も決め手の一つになることがあとでわかった。キイロエダシャクの食樹はサクラだそうだが、ナンカイキイロエダシャクはアカメガシワとか数種の樹木が食樹らしく、飼育下ではサクラも食べるようだ。
それにしても、なんと艶やかな姿だろうか。しばらく離れがたくじっと眺めていた。写真の個体は触角の形状からメスとわかる。
0410_-2249.jpg



EOS-5D MarkV
SIGMA50mmMacro 270EXU
posted by やまかます at 14:38| Comment(0) |

2021年04月08日

サクラに、今ごろは、、、、

三股町

先日、スイバの茎で産卵していた、ベニシジミ♀。
0408_-4060971.jpg


すでに右下や左下に卵が計4個も、産み付けられている。根元に潜り込んで産卵する習性があるベニシジミの産卵シーンは、意外と撮影が難しいけれど、根元がスカスカの条件に恵まれたとも言える。このスイバの成長具合はあんまし良くは無いようだが。

さて、去年の4月15日、庭のサクラで、サクラヒラタハバチの産卵を撮影できた。今年は春の進行が早いので、ちょうど今ごろが産卵時期になるはずだと思う。けれどまだ、卵塊は見つかっていない。

サクラヒラタハバチ-4150108.jpg
2020年4月15日、撮影

一昨年は、サクラヒラタハバチの産卵を撮影しようと狙ってみたが、すでに産卵ピークは終了した後だった。サクラの葉裏に綺麗に並んだ卵塊を目の当たりにして、「出遅れたかあ〜!」と悔しがったものだ。
それでもなんとか撮影したくて、標高の高い場所を巡ってみたりもしたが、普通種とは言え思ったように本種を見つけることができなかった。サクラはどこにでもあるため、ポイントを絞りようもなくかえって探すのが大変と痛感した。

昨年の春は心機一転、早めに観察待機を始めて産卵シーン3例を撮影することができた。仕事部屋から出てすぐの庭だし。しかし、この3例のみでしかも数日内で終わってしまうのであるから(撮影可能な高さに限定)、少なくともうちの庭で撮影できるチャンスは一年にわずか2〜3日間しかないと言える。
サクラヒラタハバチの幼虫がサクラの葉を綴って作る幼虫巣や食べ痕は、かなり目立つ「しわざ」になる。人によっては不快に思われるだろうし、あるいはこの「しわざ」を蛾類のイモムシの仕業と思っている人も多いはずだ。
昨年出した拙著『虫のしわざ図鑑』(少年写真新聞社)では、「トサカフトメイガの幼虫の巣」(テント)のページに、本種を「しわざのそっくりさん」として載せてある。
サクラヒラタハバチの産卵シーンはどうしても載せたかったし、必要な写真だったけど、入稿の手前ギリギリで間に合った。こういうケースは稀だが、例年うまく撮影できなかったものが追い詰められてうまくいくということは過去にも数回ある。もちろんその逆のケースもあって、掲載を諦めたり他の写真に差し替えたりしたこともある。うまくいかなかったそういう場合に限って、皮肉にも本が完成した次のシーズンにはあっさり撮影できたりすることもある。
ともあれ、山吹色の鮮やかな色した六脚のサクラヒラタハバチ。その姿はなかなか可愛い。そして、憎まれることもあろうけど、見事に整列した卵塊にはついつい見惚れてしまう。
posted by やまかます at 22:36| Comment(0) | ハチ・アリ

2021年04月07日

ツワブキとアオシャク幼虫

三股町

林の一番下、観察路脇に生えている、ナルコユリの蕾が膨らみ始めた。
今年は今のところ、ハバチ類幼虫の食害を受けていない。
0407_Y4060002.jpg


庭のツワブキの大葉に、穴が空いていた。ツワブキを食べる虫とは何だろう?

うん? なにやら枯れ葉がぶら下がっている、、、、
0407_Z3069678.jpg


近寄って見れば、、、、 枯葉を身に纏った、イモムシだ。たくみに偽装しているのだ。
ツワブキを食べるアオシャク!ピンと来たので早速調べてみると、本種はヨツテンアオシャクの幼虫とわかった。
0407_Z3069675.jpg

これまでにも穴ぼこは時折見かけていたが、その度にしっかり見ていなかったかもしれない。あるいは枯葉偽装に見事に騙されていたのかもしれない。

うちの林には、同属アオシャクで同じように幼虫が偽装する、マエジロヨツモンアオシャク(host:アカメガシワ)と、ギンスジアオシャク(host:クサイチゴ)の2種がいる。

シロツメクサに、アオスジアゲハが来ていた。あっと言う間だったが、超高速連写のおかげで、翅の開き具合がちょうどいい瞬間のカットを選ぶことができた。
0407_W2073471.jpg



OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
OM-D E-M1 MarkU
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:43| Comment(0) |

2021年04月06日

爆進の春

三股町

木々の芽吹きが盛んになり、日に日に風景が一変していく。
活動を始めた昆虫たちの種類も数も、爆発的に増えてきた。
0406_-4050085.jpg


庭のコナラにいた、ルイスアシナガオトシブミ
普通種ということだが、うちの敷地内では13年間でわずか二度目の出会い。
0406_-3069773.jpg


谷津田の畦道にはギンイチモンジセセリが跳ねるように低く飛んでいた。
0406_-2.jpg

0406_-2-2.jpg

ハラビロトンボもあちこちで見かけるようになった。
0406_-2-3.jpg


こちらは、控えめな飛び方の、コジャノメ
0406_-2-4.jpg




OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-20
GODOX TT350
posted by やまかます at 19:32| Comment(0) | コウチュウ

2021年04月05日

青葉のなか

都城市

そろそろ羽化が始まっているだろうと、ヘラノキの梢を見上げてみた。
ところがすでに何匹も成虫が歩いており、交尾カップルまでいた。
0405_-4040087.jpg


2年前は、4月9日の頃が羽化ピークだったので、今年は随分と早い。おそらく先月末には羽化がとっくに始まっていたのだろう。

三股町 

ノイバラで産卵していたのは、チュウレンジバチ
0405_-3059622.jpg


仕事部屋のすぐ外にあるサクラ小木は、3年前に実生が目に入るほどの大きさになってい、その成長は早く、すでに屋根の高さまで伸び上がっている。朝一番、部屋の勝手口を開けると、すぐ目の前にこのサクラが青葉を茂らせている。
その葉上に、アカハネムシの一種がいたのは4日前の4月1日のこと。
0401_Z3019279.jpg

0401_Z3019286.jpg

アカハネムシの写真上は、自然光のみで、写真下は弱めにストロボ光を当てている。
日陰なので、上翅のビロード状の毛色を出すには人工光を当てるしかないが、その場の雰囲気を大事にするのか、虫の体のディテールを表現するかでその都度、撮影法を選べばいい。


OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350OM-D E-M1X
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
posted by やまかます at 18:18| Comment(0) | カメムシ

2021年04月04日

雄と雌〜シロスジトモエ、と、ワカバグモ

三股町

昨日に続いて、今朝もシロスジトモエが来ていた。
触角の形状から、写真の個体はメスで、昨日の個体がオスかと思う。
翅の紋様では雌雄の違いはほとんどわからない。
0404_-3049495.jpg

翅の裏側を見ておいた。
0404_-.jpg


本種の食草は、サルトリイバラ。幼虫はまだ見たことがないが、図鑑の写真によると第一腹節に小さいけど眼状紋が一対ある。幼虫は5〜6月と7〜8月の2回見られるので、成虫は年2回発生するようだ。つまり、今の時期に灯りに飛来する個体は、昨年の夏の終わりに蛹となり、土中で越冬していたのだろう。春になって羽化したばかりなので、なるほど毎日のように飛来するシロスジトモエはどれも新鮮で綺麗な体をしている。

庭の片隅に立っているマムシグサの仏炎苞に、ベッコウバエが2頭来ていた。
マムシグサが放つ匂いに誘引されたのだろう。
0404_-3049440.jpg

酒場にフラフラ集まる客を当て込んだ○○○のごとく、ジッと待ち伏せをしている、ワカバグモのメス。
0404_-3049443.jpg

このあと、ヒメユズリハの葉上には、ワカバグモのオスがいた。
こちらは何を狙っていたのだろう?
0404_-3049513.jpg


OM-D E-M1 MarkV
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
GODOX TT350
posted by やまかます at 18:32| Comment(0) |

2021年04月03日

シロスジトモエ

三股町
 
先月末頃から、ポツポツ灯火にやってくる、シロスジトモエ
シロスジトモエが連日やって来るのはちょっと意外。
0403_-3039408.jpg

0403_-3039422.jpg

もうとっくに来ていてもいいはずの、イボタガは、まだ姿を見せない。

買い物ついでに、久しぶりに書店へ寄ってみた。
と言っても、ここ三股町には書店が一軒もない。ないというか、つい数年前まであった3軒が、次々と閉店してしまったのである。
お隣の都城市まで出向き、ショッピングモール内にある書店で嫁さんから頼まれていた『暮らしの手帖』を買った。この雑誌は女性誌のコーナーに置いてあったけど、ちょっと意外な気がした。
ふと気になって漫画コーナーを覗いてみれば、『諸星大二郎 劇場 第3集』(小学館)があったので買った。
出版情報をこまめにチェックしてもいないので、こうしてふらりと立ち寄った書店で新刊本に出会えるのも一興。
本屋が自分の住む町にないと寂しいものがある。


posted by やまかます at 18:21| Comment(0) |